トム・ジョーンズ(Thom Jones, 1945年1月26日 - )は、アメリカの小説家。イリノイ州オローラ
生まれ。アマチュア・ボクサーとして活躍後、海兵隊に入隊。持病の癲癇のために除隊後、ワシントン大学を経てアイオワ大学創作科を卒業。その後、コピーライター、用務員を経て小説家となる。
『ニューヨーカー』への持ち込み原稿の中から短編小説「拳闘士の休息」が編集者の目にとまり作家デビュー。同作は1993年のO・ヘンリー賞を受賞し、同作を表題作とした初の短編集『拳闘士の休息』は全米図書賞にノミネートされた。短編小説のみを執筆しており、長編は執筆していない。
著書
短編集
『拳闘士の休息』(The Pugilist at Rest 1993年、岸本佐知子訳 新潮社 1996年、河出文庫 2009年)
拳闘士の休息
ブレーク・オン・スルー
黒い光
ワイプアウト
蚊
アンチェイン・マイ・ハート
“七月六日以降、当方自らの債務以外、一切責任負いません”
シルエット
わたしは生きたい!
白い馬
ロケット・マン
『コールド・スナップ』(Cold Snap 1995年、舞城王太郎訳 2014年 河出書房新社)
コールド・スナップ
スーパーマン、我が息子
ジャングルの奥のとても深い場所
流砂
ピックポケット
ウウ?ベイビーベイビー
ロケットファイア・レッド
私を愛する男が欲しい
ポットシャック
ダイナマイトハンズ
(Sonny Liston Was a Friend of Mine 1999年)
その他の邦訳作品
短編小説
スリ(柴田元幸訳『いずれは死ぬ身』 2009年 河出書房新社 収録)
エッセイ
私は……天才だぜ!(村上春樹訳『月曜日は最悪だとみんなは言うけれど』 2000年 中央公論新社 収録)
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更新日時:2015年5月24日(日)13:50(日時は
取得日時:2015/06/01 14:24