トミー・クルーズ
Tommy Cruz2014年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地アローヨ(現: プエルトリコ自治連邦区)
生年月日 (1951-02-15) 1951年2月15日(73歳)
身長
体重175 cm
80 kg
選手情報
投球・打席左投左打
ポジション左翼手
プロ入り1969年
初出場MLB / 1973年9月4日
NPB / 1980年4月5日
最終出場MLB / 1977年9月25日
NPB / 1985年10月22日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
アローヨ高等学校
セントルイス・カージナルス (1973)
シカゴ・ホワイトソックス (1977)
日本ハムファイターズ (1980 - 1985)
指導歴
中信兄弟 (2016 - 2017)
富邦ガーディアンズ (2018)
楽天モンキーズ (2020)
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シリロ・クルーズ・ディラン(Cirilo "Tommy" Cruz Dilan、1951年2月15日 - )は、プエルトリコ出身の元プロ野球選手(外野手)。
兄にホセ・クルーズ(元ヒューストン・アストロズほか)、弟にヘクター・クルーズ(元読売ジャイアンツ)がおり、「クルーズ三兄弟」と呼ばれた。 1980年に日本ハムファイターズに入団。来日1年目から打率.309、26本塁打、84打点の好成績を記録。翌1981年もチームのリーグ優勝に貢献。西武とのパシフィック・リーグプレーオフでは1勝3敗で敗れたが第2戦で工藤公康から同点タイムリー、第3戦で杉本正から先制タイムリー、第4戦で東尾修から2ラン本塁打を放つなど活躍した。1984年には打率.348、29本塁打、96打点を記録し、ベストナインに選ばれる(この年に三冠王を獲得したブーマー・ウェルズ(阪急)とタイトル争いをするほどだった)。同年のオールスターゲーム第3戦では、江川卓の「8連続奪三振」の8人目の打者となった。1985年にも打率3割を記録したが、契約で揉めて退団となった。 在籍時は3番クルーズ、4番トニー・ソレイタ、5番柏原純一(柏原とクルーズは入れ替えで3・5番を務めた)のクリーンナップを組んだが、ソレイタや柏原は後にクルーズについて「私生活では良い奴であり、野球では一切、自分に妥協を許さなかった選手」と語っている。 顔面に死球を食らって大出血、担架と救急車で球場を後にしたこともある。しかし、顔を7針縫ったにもかかわらず、翌日の試合にスタメン出場し、猛打賞を記録した。当時の監督大沢啓二のお気に入りだったことも伝えられている。 メジャーリーグでは7試合出場にとどまったが、日本では実働6年間のうち退団する1985年までで4回も3割以上の打率を残し、さらに通算打率.310、通算120本塁打を打った。また、三振が非常に少ない打者であった。 年
経歴
詳細情報
年度別打撃成績
度球
団試
合打
席打
数得
点安
打二
塁
打三
塁
打本
塁
打塁
打打
点盗
塁盗
塁
死犠
打犠
飛四
球敬
遠死
球三
振併
殺
打打
率出
塁
率長
打
率O
P
S
1973STL3001000000000000000----------------
1977CWS4221000000000000000.000.000.000.000
1980日本ハム127513488621512732626284441220024414.309.338.537.875
1981116502465651383021822675210332223610.297.343.486.829
1982125507477551282411720567111422333921.268.302.430.732
1983113482434341392111119574210639033210.320.376.449.825
1984124527489661703622929796010533603712.348.385.607.992
1985107464427631371721921570000532303211.321.364.504.868
MLB:2年7222000000000000000.000.000.000.000
NPB:6年7122995278034586315511120140046698225178141022078.310.351.504.855
各年度の太字はリーグ最高
表彰
NPB
ベストナイン:1回 (外野手部門:1984年)
月間MVP:2回 (1980年9月、1984年9月)
パ・リーグプレーオフ優秀選手賞:1回 (1982年)
後楽園MVP:1回 (1984年)
記録
NPB初記録
初出場・初先発出場:1980年4月5日、対西武ライオンズ前期1回戦(後楽園球場)、3番・右翼手として先発出場
初安打:1980年4月8日、対阪急ブレーブス前期1回戦(阪急西宮球場)、2回表に山下浩二から
初本塁打・初打点:1980年4月21日、対南海ホークス前期4回戦(大阪球場)、5回表に杉田久雄から2ラン