トマーシュ・ベルディハ
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トマーシュ・ベルディハ
Toma? Berdych


2019年ウィンブルドン選手権でのトマーシュ・ベルディハ
基本情報
国籍 チェコ
出身地同・ズリーン州ヴァラシュスケー・メジジーチー(チェコ語版)
生年月日 (1985-09-17) 1985年9月17日(38歳)
身長196cm
体重91kg
利き手右
バックハンド両手打ち
ツアー経歴
デビュー年2002年
引退年2019年
ツアー通算15勝
シングルス13勝
ダブルス2勝
生涯通算成績743勝454敗
シングルス640勝342敗
ダブルス103勝112敗
生涯獲得賞金29,491,328 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪ベスト4(2014・15)
全仏ベスト4(2010)
ウィンブルドン(英)準優勝(2010)
全米ベスト4(2012) 
4大大会最高成績・ダブルス
全豪ベスト8(2005)
全仏2回戦(2005)
ウィンブルドン(英)2回戦(2005)
全米2回戦(2004)
国別対抗戦最高成績
デビス杯優勝(2012・13)
ホップマン杯優勝(2012)
キャリア自己最高ランキング
シングルス4位(2015年5月18日)
ダブルス54位(2006年4月10日)
■テンプレート  ■プロジェクト テニス

トマーシュ・ベルディハ(チェコ語: Toma? Berdych、1985年9月17日 - )は、チェコ共和国ズリーン州ヴァラシュスケー・メジジーチー(チェコ語版)出身の元男子プロテニス選手。身長196cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。シングルス自己最高ランキングは4位。ATPツアーでシングルス13勝、ダブルス2勝を挙げた。

2010年ウィンブルドン選手権男子シングルスの準優勝者。ATPワールドツアー・ファイナルに2010年から2015年まで6年連続で出場。2005年BNPパリバ・マスターズ優勝者。グランドスラムすべてでベスト4経験がある数少ない選手の1人である。
名前の表記

チェコ語表記は"Toma? Berdych"で、[?toma?? ?b?rd?x]と発音され、日本語転写で最も原音に近いものは「トマーシュ・ベルディフ」となる。

ベルディハの名前は日本語メディアにおいて言及される際の表記ゆれが多く、次のような表記が見られる。

トマーシュ・ベルディハ(主に共同通信社時事通信日本の新聞で言及される表記[1][2][3][4][5][6])

トマーシュ・ベルディヒ(主にベースボール・マガジン社発行のテニス情報誌テニスマガジンとWOWOWで言及される表記[7][8])

トマス・ベルディハ(主にフランス通信社が用いる表記[9])

トマシュ・ベルディフ(主に日本スポーツ企画出版社発行のテニス情報誌スマッシュで用いられる表記[10])

トマシュ・ベルディッヒ(NHKのテニス中継で用いられる表記[11])

選手経歴
ジュニア時代

ズリーン州にある人口3万人ほどの小さな町のヴァラシュスケー・メジジーチーに生まれたベルディハは5歳から地元のテニスセンターでテニスを始めた。

チェコ国内の12歳以下の選手によるジュニア・トーナメントで優勝した後、更なる練習環境を求めてオロモウツ州プロスチェヨフ市に引っ越し、次々とジュニア選手のトーナメントを制していった。
2002年 プロ転向

2002年に17歳でプロ入りを果たし、ツアーを巡ることになる。
2003年 デビス杯参戦

2003年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップチェコ代表選手に選ばれた。
2004年 ツアー初優勝

2004年、ベルディハはアテネ五輪のシングルスベスト8に進出した。2回戦で第1シードのロジャー・フェデラーを4-6, 7-5, 7-5で破って注目を集め、続く3回戦でもトミー・ロブレドを破った後、準々決勝でテーラー・デントに4-6, 1-6で敗れた。オリンピック後、全米オープンで初めての4大大会4回戦に勝ち進み、9月末のシチリア国際でツアー初優勝を果たした。
2005年 マスターズ初優勝

ノーシードで出場した2005年パリ・マスターズイジー・ノバク、第2シードのギリェルモ・コリア、第13シードフアン・カルロス・フェレーロ、第7シードのガストン・ガウディオ、第8シードのラデク・ステパネク、そして決勝で第6シードのイワン・リュビチッチを破りマスターズ初優勝を飾った。
2006年 グランドスラム4回戦進出

その後もベルディハは順調に成績を伸ばし、2006年全仏オープン2006年ウィンブルドン選手権2006年全米オープンではグランドスラム4回戦進出。
2007年 ウィンブルドンベスト8

2007年全豪オープンで4回戦に進んだ後、2007年ウィンブルドン選手権で初のベスト8進出を決めた。この時のウィンブルドン選手権は大会後半から雨天による日程順延が多くなり、ベルディハは第2シードのラファエル・ナダルに6-7, 4-6, 2-6で敗退している。ウィンブルドンベスト8入りの後、彼は世界ランキングを自己最高の9位に上げ、初めての世界トップ10入りを決めた。同年秋のジャパン・オープン・テニス選手権で来日した時は、準決勝でリシャール・ガスケに敗れた。
2008年 ツアー4勝目

2008年、ベルディハは初秋のジャパン・オープン・テニス選手権決勝でフアン・マルティン・デル・ポトロを6-1, 6-4のストレートで下し、大会初優勝を挙げた。ツアーシングルス優勝は、2007年6月のゲリー・ウェバー・オープン以来1年4か月ぶりとなる。


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