株式会社トマト銀行
TOMATO BANK,LTD.トマト銀行 本店
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証スタンダード 8542
トマト銀行のデータ
法人番号7260001006096
店舗数61店
(本支店)
貸出金残高9,285億4百万円
預金残高1兆731億87百万円
特記事項:
(2016年3月31日現在)
『株式会社トマト銀行 有価証券報告書 ‐ 第133期』に拠る。
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店舗の例 鶴形支店(旧 倉敷支店)
株式会社トマト銀行(トマトぎんこう、英: TOMATO BANK,LTD.[2])は、岡山県岡山市に本店を置く第二地方銀行。
コーポレートスローガンは「にんげん大好き」。
なお、アメリカのTomato Bank(宏基銀行)および韓国のトマト貯蓄銀行とは全く関係ない。 旧山陽相互銀行を前身とする県内唯一の第二地方銀行で、岡山県における第二の銀行としての性格を有する。1931年、倉敷市川西町に倉敷無尽として創業し、1989年に山陽相互銀行から普通銀行に転換して現在の商号となった。商号は、世界中で愛され庶民的で認知度の高い“トマト”が、転換後に目指す新しい銀行のイメージと一致したことに由来するもので、シンボルマークもトマトをモチーフとしたものとなる。当時の銀行名称としては斬新であったため、流行語大賞の候補に挙げられたり、トマト加工業国内最大手の「カゴメ」が新規に口座を開設したりと話題にもなった。 地元金融機関としては(第一)地方銀行の中国銀行が圧倒的なシェアを有する岡山県内において、企業がメインバンクとする銀行は首位が中国銀行の11,248社(構成比47.00%)、次点がおかやま信用金庫の2,485社(同10.38%)であり、トマト銀行は3位の2,473社(同10.33%)である[3]。 2014年7月、営業部が入る本棟と住宅ローンセンター棟の2棟からなる倉敷営業部(倉敷本社)を開設した。150人を収容できる多目的ホールも設置し、創業地である倉敷市でのプレゼンスを高めるとしている[4][5]。 岡山県をホームタウンとするJリーグクラブであるファジアーノ岡山のスポンサーであり、一般通帳とは別に、同クラブチームのイメージカラーとロゴエンブレムをデザインした通帳およびキャッシュカードを希望者(チームサポーター)向けに発行している[6]。
概要
沿革
1931年(昭和6年)11月9日 - 倉敷市に倉敷無尽を設立。
1941年(昭和16年)3月 - 興国無尽、別所無尽を吸収合併し、三和無尽と商号変更。本店を岡山市に移す。
1943年(昭和18年)9月 - 中国無尽より営業権を譲り受ける。
1951年(昭和26年)10月 - 相互銀行法の施行により相互銀行に転換、三和相互銀行と商号変更。
1969年(昭和44年)4月 - 山陽相互銀行と商号変更。
1971年(昭和46年)7月 - 株式を大阪証券業協会(現・ジャスダック証券取引所)に店頭登録。
1975年(昭和50年)12月 - 本店を現在地に移転。
1976年(昭和51年)4月 - オンラインシステム移行
1987年(昭和62年)10月 - 大阪証券取引所市場第2部および広島証券取引所に上場。
1989年(平成元年)4月 - 普通銀行へ転換し、トマト銀行と商号変更。
2000年(平成12年)3月 - 広島証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い東京証券取引所市場第1部に上場。
2002年(平成14年)7月8日 - 破綻した岡山県信用組合の事業を譲受。