トフィック・ムサエフ
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トフィック・ムサエフ基本情報
本名トフィック・ムサエフ
(Tofiq Musayev)
異名コーカサスの死神
国籍
アゼルバイジャン
生年月日 (1989-12-15) 1989年12月15日(34歳)
出身地 アゼルバイジャン
バクー
所属ORION FIGHT CLUB
チーム・アルファメール
キルクリフFC
身長178cm
体重71kg
リーチ181cm
階級ウェルター級
ライト級
バックボーン空手
テコンドー
レスリング
散打
テーマ曲My Love
(Abu Ali)
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トフィック・ムサエフ(Tofiq Musayev、1989年12月15日 - )は、アゼルバイジャン男性総合格闘家バクー出身[1]。ORION FIGHT CLUB/キルクリフFC所属。RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2019優勝。Bellator世界ライト級ランキング2位
来歴

12歳の時に空手を始め[2]2013年、23歳でプロ総合格闘技デビュー。
RIZIN

2018年12月31日、RIZIN初参戦となったRIZIN.14で大尊伸光と対戦し、パウンドでTKO勝ち。

2019年6月2日、RIZIN.16ダロン・クルックシャンクと対戦し、3-0の判定勝ち。

2019年10月12日、RIZIN.19のライト級トーナメント1回戦でダミアン・ブラウンと対戦し、左ハイキックを効かせた後、追撃のパンチ連打でTKO勝ち。

2019年12月31日、RIZIN.20のライト級トーナメント準決勝でジョニー・ケースと対戦し、1Rに左フックで倒してからコーナーでのパウンドでTKO勝利。続く決勝戦のパトリッキー・ピットブルとの試合では、3Rを通じて攻守が激しく入れ替わるハイレベルな熱戦の末、ムサエフが3-0の判定で勝利を収め、トーナメント優勝を果たした[3]。この試合は母国アゼルバイジャンの国営放送で生中継され、ムサエフは凱旋帰国すると空港で多くの報道陣とファンに囲まれるなど国民的英雄として熱烈な祝福を受けた[4]

2020年9月29日、コーチのルスラン・エフェンディエフが自身のSNSにて「ムサエフがアゼルバイジャン共和国軍に招集された」と報告し[5]、ムサエフが2020年ナゴルノ・カラバフ紛争のアゼルバイジャン軍に加わった事が判明した。ムサエフはRIZIN.26への出場が調整されていたがこれにより断念することとなった。12月29日、RIZIN榊原信行代表からムサエフが戦地から帰還したことが発表された[6]

2021年6月13日、新型コロナウイルス感染拡大対策による入国から14日間の隔離期間を経て[7]RIZIN.28のRIZIN初代ライト級王座決定戦でホベルト・サトシ・ソウザと対戦するも、1Rに三角絞めによる一本負けを喫し、王座獲得に失敗した[8]
Bellator

2022年1月11日、自身のSNSにおいてBellatorへの移籍を発表した[9]

2022年7月22日、Bellatorデビュー戦となったBellator 283でライト級ランキング1位のシドニー・アウトローと対戦し、左フックでぐらつかせ追撃の右フックで開始27秒のTKO勝ち[10]

2023年3月10日、Bellator 292のBellatorライト級ワールドグランプリ1回戦でライト級ランキング4位のアレクサンドル・シャブリーと対戦。3Rにシャブリーがボディへの右前蹴りを放った際に足が滑ってローブロー気味にヒットし、ムサエフが試合続行不可能となったが、レフェリーや役員が審議した結果、続行不可能の原因がボディへの前蹴りによるものだと判断されたためTKO負けを宣告され、グランプリ1回戦敗退となった[11]。後にこの前蹴りでムサエフは肋骨を骨折したことが判明した。

2023年7月30日、約2年ぶりのRIZIN出場となった超RIZIN.2アキラと対戦し、2Rにスタンドパンチ連打によるKO勝ちを収めた。当初はルイス・グスタボとの対戦であったが、グスタボの怪我により対戦相手がアキラに変更された[12]

2023年11月4日、自国アゼルバイジャンで開催されたRIZIN LANDMARK 7武田光司と対戦し、3RにグラウンドパンチによるTKO勝ちを収めた。
戦績

総合格闘技 戦績
27 試合(T)KO一本判定その他引き分け無効試合
22 勝1822000
5 敗1310

勝敗対戦相手試合結果大会名開催年月日
武田光司3R 2:03 TKO(グラウンドパンチ)RIZIN LANDMARK 72023年11月4日
アキラ2R 1:11 KO(左フック)超RIZIN.22023年7月30日
×アレクサンドル・シャブリー3R 0:29 TKO(ボディへの右前蹴り)Bellator 292: Nurmagomedov vs. Henderson
【Bellatorライト級ワールドグランプリ1回戦】2023年3月10日
シドニー・アウトロー1R 0:27 TKO(右フック)Bellator 283: Lima vs. Jackson2022年7月22日
×ホベルト・サトシ・ソウザ1R 1:12 三角絞めRIZIN.28
【RIZINライト級王座決定戦】2021年6月13日
パトリッキー・ピットブル5分3R終了 判定3-0RIZIN.20
【RIZINライト級トーナメント決勝】2019年12月31日
ジョニー・ケース1R 2:47 TKO(グラウンドパンチ)RIZIN.20
【RIZINライト級トーナメント準決勝】2019年12月31日
ダミアン・ブラウン1R 4:14 TKO(スタンドパンチ連打)RIZIN.19
【RIZINライト級トーナメント1回戦】2019年10月12日
ダロン・クルックシャンク5分3R終了 判定3-0RIZIN.162019年6月2日
○大尊伸光2R 1:19 TKO(グラウンドパンチ)RIZIN.142018年12月31日
○マリフ・ピラエフ1R 3:24 TKO(パンチ連打)WFCA 48: Zhamaldaev vs. Khasbulaev 22018年5月4日
○ズラブ・ベテルガラエフ2R 1:23 TKO(負傷)WFCA 45: Grozny Battle2018年2月24日
○ムラット・コカトゥルク2R 2:50 TKO(パンチ連打)Orion Fight Arena: Spectacular Kickboxing-MMA Gala2017年10月21日
○ムラッド・シャフバノフ3R 2:16 TKO(パンチ連打)WFCA 34: Battle in Moscow2017年2月25日
○アユブ・ファヒミ1R 3:56 KO(パンチ)Azerbaijan MMA Federation: Azerbaijan vs. Iran2016年12月31日
○ウーイ・アイク・トン1R 1:35 TKO(パンチ連打)Chinese Wushu Fight League2016年6月5日
○ジャン・タオ1R 3:52 TKO(パンチ連打)Chinese Wushu Fight League2016年6月5日
○ヤン・バオ1R 3:55 TKO(パンチ連打)Chinese Wushu Fight League2015年11月27日
○シャミル・マゴメドザギドフ1R 3:42 KO(パンチ)Azerbaijan MMA Federation: National Open Cup2015年10月2日
○マゴメド・アルクリェフ1R 2:53 KO(パンチ)Selection of Warriors2015年9月18日
×アイグン・アフメドフ5分2R終了 判定0-3New Stream2014年10月31日
○サイード・ハリロフ1R 3:33 TKO(パンチ連打)MMA Star in the Ring: Guseinov vs. Kalych2014年6月13日
×エフゲニー・ラヒン1R 1:12 三角絞めSiberian League: Pankration in Yugra2014年4月20日
○ムスルマン・ムスリモフ1R TKOMMA Star in the Ring: Shamil vs. Renat2014年3月1日
×ムハメド・ベルハモフ1R 4:09 ダースチョークOplot Challenge 902013年11月30日
○エミルベック・ベクナザロフ1R 3:26 リアネイキドチョークOplot Challenge 802013年9月21日
○ヤウズ・セリム・カザンチ1R 2:33 ヒールフックAzerbaijan MMA Federation: Azerbaijan vs. Turkey2013年5月28日

獲得タイトル

RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント優勝(2019年)

脚注[脚注の使い方]^Tofiq Musayev Orion ?dman Klubu


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