トニイ・ヒラーマン
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トニイ・ヒラーマン
(Tony Hillerman)
誕生Anthony Grove Hillerman
[1]
(1925-05-27) 1925年5月27日
オクラホマ州セイクリッドハート
死没 (2008-10-26) 2008年10月26日(83歳没)
ニューメキシコ州アルバカーキ
職業作家、ジャーナリスト、教育者
言語英語
国籍 アメリカ合衆国
活動期間1970年 -
主な受賞歴エドガー賞 長編賞
1974年 死者の舞踏場

デビュー作『祟り』
ウィキポータル 文学
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トニイ・ヒラーマン(Tony Hillerman、1925年5月27日 - 2008年10月26日[2][1])は、アメリカ合衆国推理作家、ノンフィクション作家。代表作はナバホ・ネイションの警察を主題としたシリーズ。複数の作品が映画化やテレビ映画化されている。処女作『祟り』はトニー・ヒラーマン表記。
目次

1 経歴

2 リープホーン&チー シリーズのテーマ

3 著書

3.1 リープホーン&チー シリーズ

3.2 その他

3.3 その他(回顧録・ノンフィクション・アンソロジー)


4 受賞・ノミネート歴

5 映画化

6 出典

7 外部リンク

経歴

オクラホマ州セイクリッドハート(英語版)に生まれる。第二次世界大戦では第103歩兵師団で迫撃砲手として従軍し、その戦功によりシルバースターブロンズスターパープルハート章などの勲章を受けている。

1948年から1962年までジャーナリストとして働き、修士号を取得。1966年から1987年まで、ニューメキシコ州アルバカーキニューメキシコ大学でジャーナリズムの教鞭を取りながら、小説の執筆を始める。2008年に亡くなるまで、アルバカーキに妻と住み続けた。

ベストセラー作家であり、1996年にはニューメキシコ州の長者番付で第22位にランクインした[3]

著作は50冊近くに及び、代表作のナバホシリーズは18冊、南西部の美しさや歴史について書かれた回顧録なども含まれている。デンマーク語日本語など8か国語に翻訳されている[4] アルバカーキにあるトニイ・ヒラーマン図書館(ヒラーマンの名に因んで付けられた)

ホピ族、ズーニー族(英語版)、ヨーロッパ系アメリカ人、ナバホ・ネイション警察などの文化を細部まで描く作品は注目されている。ノンフィクションでもフィクションでも南西部の自然の偉大さやその住民、特にナバホ族について正しい理解を得られるよう描かれている。

ヒラーマンの作品のうち、ミステリはフォー・コーナーズ(ニューメキシコ州、アリゾナ州コロラド州ユタ州の州境)を舞台としている。


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