トップ10
今シーズン・大会:
[[トップ10 2022-23
トップ10(Top10)は、イタリアにおけるラグビーユニオンのトップリーグである。イタリアラグビー連盟が運営する。2019-20シーズンまでの大会名はトップ12[1]。 1929年、ディヴィジオーネ・ナツィオナーレの名称で最初の大会が行われた。以降、第二次世界大戦により開催中止となった1943-44シーズンと1944-45シーズン以外は毎年開催されている。ただし2019-20シーズン
概要
最多優勝はアマトーリ・ミラノの18回(アンブロジアーナ、ミランを含む)だが、2011年にチームは解散[注 3]した。優勝15回のベネットン・トレヴィーゾは、2009-10シーズンを最後にケルティックリーグ(現在のユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ)に転籍した。
大会創設以来、リーグ再編やチーム数増減などに伴いセリエA、スーペル10、エッチェレンツァ、トップ12などと大会名が変遷してきた。
シーズン大会名 大会創設から1940年代にかけては、20シーズンのうちアマトーリ・ミラノ(アンブロジアーナを含む)が14回、ラグビー・ローマ(ラグビー・ローマ・オリンピックを含む)が4回と、ミラノとローマのチームで優勝をほぼ独占していた。
1928-29 ? 1945-46ディヴィジオーネ・ナツィオナーレ(Divisione Nazionale)
1946-47 ? 1959-60セリエA(Serie A)
1960-61 ? 1964-65エッチェレンツァ(Eccellenza)
1965-66 ? 1985-86セリエA(Serie A)
1986-87 ? 2000-01セリエA1(Serie A1)
2001-02 ? 2009-10スーペル10(Super 10)
2010-11 ? 2017-18エッチェレンツァ(Eccellenza)
2018-19 ? 2019-20トップ12(Top12)
2020-21 ? 現在トップ10(Top10)
歴史
2006年には、イタリアとアルゼンチンのクラブ王者が対戦するコッパ・インテルコンティネンターレが創設され、イタリアからは2004-05シーズンのスーペル10[注 5]を制したカルヴィザーノが出場した。試合は、カルヴィザーノが28-10で勝利した。しかしこの大会は定着せず、この1回限りしか開催されなかった。
2009-10シーズン終了後に当時最も有力なチームであったベネットン・トレヴィーゾがケルティックリーグ(現在のユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ)に転籍し、時を同じくしてロンバルディア州のカルヴィザーノが実力をつけてきたこともあり、2010年代以降はヴェネト州とロンバルディア州で勢力が均衡している。
参加チーム
2021-22シーズンの所属チーム
チーム名創設年初出場ホームタウンホームスタジアム収容人数
カルヴィザーノ1970年1982-83ロンバルディア州カルヴィザーノStadio San Michele4,200
コロルノ1975年2019-20エミリア=ロマーニャ州コロルノStadio Gino Maini1,000
フィアンメ・オーロ1955年1956-57ラツィオ州ローマCentro sportivo Polizia di Stato1,348
SSラツィオ1927年1928-29ラツィオ州ローマCentro sportivo Giulio Onesti1,036
ライオンス1963年1982-83エミリア=ロマーニャ州ピアチェンツァStadio Walter Beltrametti3,000
モリアーノ1956年1983-84ヴェネト州モリアーノStadio Maurizio Quaggia786
ペトラルカ1947年1948-49ヴェネト州パドヴァStadio Plebiscito7,715
ヴァロラグビー1945年2011-12エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリアStadio Mirabello4,400
ロヴィーゴ・デルタ1935年1940-41ヴェネト州ロヴィーゴStadio Mario Battaglini5,500
ヴィアダーナ1970年1999-2000ロンバルディア州ヴィアダーナStadio Luigi Zaffanella6,000
歴代優勝チーム
1929-30[注 7]アマトーリ・ミラノラグビー・ローマ
1930-31アマトーリ・ミラノラグビー・ローマ
1931-32アマトーリ・ミラノラグビー・ローマ
1932-33アマトーリ・ミラノボローニャ
1933-34[注 8]アマトーリ・ミラノラグビー・ローマ
1934-35ラグビー・ローマボローニャ
1935-36アマトーリ・ミラノGUFトリノ