トップ・ギア
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、イギリスの自動車番組および派生メディアについて説明しています。その他の意味については「トップギア」をご覧ください。

トップ・ギア
ジャンル自動車情報番組
出演者#出演者を参照
オープニングオールマン・ブラザーズ・バンドジェシカ
エンディング

オールマン・ブラザーズ・バンド「ジェシカ」ブライアン・イーノ「An Ending(シリーズ13エピソード7)」
製作
プロデューサーアンディ・ウィルマン (2003 - 2015)
オイソン・タイモン
制作BBC

放送
放送国・地域 イギリス
放送期間1977年 - 2001年2002年 - 現在
放送時間日曜日20:00-21:00
BBC Twoの場合
放送分60分
回数旧シリーズ:全515回、現行シリーズ:175(第22シリーズ終了時まで)
公式サイト
テンプレートを表示

『トップ・ギア(英語: Top Gear)』は、1977年から現在までイギリスBBCで放映されている自動車番組。イギリス以外にも日本を含む各国で放送されている。
歴史
1977年から2001年まで

以下の英語版の項目も参照

旧シリーズの項目


旧シリーズのエピソード一覧

1977年にスタートした長寿番組である。もともとは単なる自動車情報番組に過ぎなかったが、1988年放送の第20シリーズからジェレミー・クラークソンが番組へ加入して方向性が変わってから国民的な人気を得た。

1998年放送の第40シリーズを最後にジェレミーが他の分野での経験も積みたいということで番組を降板してからは人気が下火となり、2001年には番組が一旦終了してしまう。番組の出演者であったティフ・ニーデル[1]などは民放局「チャンネル5」の『フィフス・ギア』へ移ってしまう。しかし翌2002年にはジェレミーが再び番組を立ち上げ、新たなスタートを切ることとなった。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2019年3月)

2002年から2015年まで

放送は毎週日曜日の午後8時(GMT/BST、変更あり)からの1時間。1つのシリーズは6回?10回ほどの連続放送で構成されていて、1つのシリーズの放送終了後は次シリーズの放送まで数か月を要し、この間に次シリーズの収録を行っている。

主な内容は新車情報に加え、番組独自のコースでさまざまな(スポーツカーに限らない)車のラップタイムを比較するコーナーや自動車を使った実験のコーナー、イギリスの著名人などに番組のコースで同じ車を使ってタイムを競ってもらうコーナーなどがある。

歯に衣着せぬ率直なレビューが特徴で、低価格車であろうが高級車であろうが良い点・悪い点両面についてハッキリとコメントする。あまりにも出来の悪い車については徹底的にコキおろし「買う価値がない」、「何を考えてこんな車を作ったのか」、「こんな○○を買うよりは中古の××を買うべきだ」などとレビューすることもある。

実験のコーナーは「実験」とはいえ、かなり激しい内容となっている。公共交通機関とフェラーリ・612スカリエッティとでスイスのスキーリゾート地までどちらが早く着けるかといった競走や、ヘニング・ソルベルグがドライブする三菱ランサーWRCボブスレーの競走、シトロエン・C1とリチャード・ハモンドを冷凍庫に入れ、どちらがより低温に耐えられるかという耐久戦、様々な自動車の「実際の安全性」を検証するために、番組専属のドライバーが実際に乗った状態で時速約30マイル(時速約48キロメートル)でぶつけたりする実験等を行ったりした[2]。自動車に限らず様々な人種、宗教、職業に関して、差別的と捉えられかねない非常に過激な発言が多く、時にはその方針が原因でメキシコ大使館から抗議が来たこともある[3]また、人気の要因となっているこの毒舌レビューが不正な撮影条件に対し訴訟になった例が発生した。テスラ・ロードスターのレビューに関連して、テスラ・モーターズが「視聴者に誤った情報を与えた」として、BBCを訴えるという事態にまで発展した[4]。また同様に、日産自動車からも同様に、日産・リーフ電気自動車ネタでクレームが来ている[5]

ときには番組の内容が行き過ぎることもあり、視聴者から借り受けたジャガー・Cタイプを撮影に使用した際、遠慮なく乗り回した結果車軸を曲げ、クラッチを破壊した状態でそのまま返却し、オーナーを怒らせてしまったこともある。また、あまりにもひどいデザインの車や安価だが低品質な車の出来を検証した際には「このクルマの乗り方は一つだけ。覆面をかぶって乗ることだ。じゃないとこんなのを買った事が近所に知れて恥ずかしいからね。」などと酷評し、覆面代わりの紙袋を被ってレビューする。そのような車とされる日産・マイクラC+Cなどは街中でのレビュー中に路肩に乗り捨てられた。

特にトヨタ自動車レクサス含む)は、幾度となく『退屈』とこき下ろされている。例としてレクサス・SC(Z40)に対して「最も醜いデザイン」と言われた上、「世界史上最悪のワーストカー」とされてしまった。またIS Fは「糊バケツ」と酷評している[6]。上記LFAのリチャードによるインプレでも炸裂している[7][8]他、ブランドに対してもかなりきつくこき下ろされている[9]

世界戦略車カローラも、没個性なスタイリングを理由に過激な表現の餌食となった[10]。さらにプリウスには、事あるごとにボロクソに貶しており、「忌々しいエコボックス」と言ったり、玄米肝油に例えて「つまらない」と言ったりするなどと手厳しい。初代型は50口径機関銃射撃の的にして、文字通り蜂の巣にしてしまい、2代目は(プリウスのスリップストリームを利用する条件の)BMW M3との燃費対決で負かして酷評している[11]

2006年9月20日、ノース・ヨークシャー州の空港滑走路での同番組の収録中、リチャードが約480km/hという英国内の陸上走行速度記録更新のため、ジェットエンジンを搭載した改造車を運転中、右前輪が破裂しコースアウト後に横転するという事故を起こした。運転していたリチャードは一時重体に陥り、番組もしばらく放送が休止となったり、BBCニュースの速報でも報じられるなど英国内で話題となった。

2007年1月末に番組が再開し、リチャードは復帰した[12]。番組終盤では事故の映像が公開され、リチャード自ら瞬間を解説している[13]。番組中、リチャードは世界中から寄せられた見舞いのメッセージとレスキュー隊、病院関係者へテレビを通じて感謝の言葉を述べた。

番組外でも「TopGear Live」と称した興行を催しており、カースタントショーなどのイベントが行われていた。
不祥事と司会者総入れ替え


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:189 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef