トップキュウシュウ
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トップキュウシュウ
今シーズン・大会:
2024年の地域リーグ (ラグビー)#トップキュウシュウ
競技ラグビーユニオン
開始年2003年
ディビジョン1部:トップキュウシュウAリーグ
2部:トップキュウシュウBリーグ
参加チームAリーグ:5
Bリーグ:4
日本
最多優勝1部:九州電力キューデンヴォルテクス(6)
2部:安川電機(5)
公式サイトhttps://www.rugby-kyushu.jp/society.html

トップキュウシュウは、九州ラグビーフットボール協会が主催するラグビーユニオンの最上位の地域リーグの1つである。実力順に2つのグループ(Aリーグ・Bリーグ)で構成される。9月上旬から12月上旬にかけて開催される。Aグループの優勝・準優勝のチームは、関東(トップイーストリーグ)・関西(トップウェスト)を含めた3地域社会人リーグ順位決定戦へ進出できる。全国社会人リーグのジャパンラグビーリーグワンとの入替戦は無い。
歴史

2002年(平成14年)まで(ジャパンラグビートップリーグ発足以前)は、西日本社会人リーグという名で、他の地域の上位リーグと共に日本ラグビーにおける最上位リーグとなっていた。

キュウシュウと名乗っているが、2019年度(2019-20シーズン)までは西日本社会人リーグ時代からの流れで九州地方だけでなく中国地方のチームも加盟していた(理由は後述)。
トップリーグ時代

2003年(平成15年)に、日本ラグビーフットボール協会が主催する全国社会人リーグ ジャパンラグビートップリーグが開幕し、同年、トップリーグへの登竜門の一つとして「トップキュウシュウ」に改編された。トップキュウシュウ初年度の参加は、西日本社会人リーグから九州電力コカ・コーラウエストジャパンマツダ中国電力三菱重工長崎JR九州三菱自動車水島の7チーム。

トップイーストリーグトップウェストと同様、当初は「トップリーグの2部」と位置づけされていた。しかし、2017年(平成29年)からトップリーグの「全国的な2部」となるジャパンラグビートップチャレンジリーグが創設されたため、九州協会エリアに限って言えばトップキュウシュウAは3部、同Bは4部の位置となった。

2020年度(令和2年度)は新型コロナウイルス感染症の流行により、トップキュウシュウは全日程が中止された[1]トップウェストは2020年10月から開幕したが、途中で中止となった。トップイーストは例年より5か月以上順延し2021年1月23日開幕予定だったが、複数チームから参加辞退があったため、2021年1月15日に開催中止が発表された。

2021年度(令和3年度)の2021-22シーズンも、トップキュウシュウは前年度から2年連続でリーグを行えなかった。
リーグワン時代

2022年(令和4年)、日本ラグビーフットボール協会が主催するトップリーグ(1部)・トップチャレンジリーグ(2部)が終了し、一般社団法人が主催するジャパンラグビーリーグワン(3部制)が開幕した。

ジャパンラグビーリーグワンは、数千人規模の観客席数を擁するホームグラウンドの準備や、ラグビースクールなど地域コミュニティの運営など、リーグの勝敗以外の参入条件があり、また、チーム数が欠けていない限りは新規参入は行わない。したがって、トップリーグ時代とは異なり、トップキュウシュウなど地域リーグで最上位となっても、リーグワンへの昇格は無い。

2023年(令和5年)、ジャパンラグビーリーグワンは3部(DIVISION3)が1チーム欠けて奇数チーム数となっているため、1チームまたは3チームの新規参入チームを募集した。トップキュウシュウからルリーロ福岡トップイーストリーグからヤクルトレビンズセコムラガッツ秋田ノーザンブレッツRFC日立Sun Nexus茨城が参加意志を示し、2024年1月31日にルリーロ福岡・ヤクルトレビンズ・セコムラガッツが新規参入チームとして選ばれた[2]
2024年度参加チーム
トップキュウシュウAリーグ

前回(2023-24)シーズンの成績上位順に記載。

チーム名創設年参加シーズン[注 1]練習グラウンド備考
日本製鉄九州八幡ラグビー部1927年2012-13?2013-14、
2015-16?福岡県北九州市2011-2012までは「新日鉄八幡ラグビー部」
2018-2019までは「新日鉄住金八幡ラグビー部」
2022-2023までは「日本製鉄八幡ラグビー部」
安川電機ラグビー部不明2008-09、
2023-24?福岡県
JR九州サンダース1931年2003-04?福岡県宗像市
FFGブルーグルーパーズ1987年2011-12?2012-13、
2014-15?福岡県古賀市2021-2022までは「福岡銀行ブルーグルーパーズ」
三菱重工長崎ラグビー部1927年2003-04?2011-12、
2013-14?長崎県長崎市

トップキュウシュウBリーグ

チーム名参加シーズン[注 2]練習グラウンドトップキュウシュウA
参加シーズン備考
鹿児島銀行ラグビー部2003-04?2008-09、
2011-12?2012-13、
2015-16?2016-17、
2023-24?鹿児島県鹿児島市2009-10?2010-11、
2013-14?2014-15、
2017-18?2022-23
西日本シティ銀行ラグビー部2022-23?福岡県-
日特スパークテックWKS2010-11?鹿児島県さつま町-2021-2022までは「日本特殊陶業ラグビー部」
山形屋ラグビー部2007-08?2009-10、
2011-12、
2013-14?鹿児島県2010-11、
2012-13

リーグ間の入替
A・B入替戦

リーグ戦終了後、Aの下位2チームとBの上位2チームが一発勝負の入替戦を行う。勝利チームが来季からAへ参戦し、敗戦チームはBへ参戦する。
歴代優勝チーム・順位表

枠内が■色はトップリーグへ昇格、枠内が■色はトップチャレンジリーグへ昇格、枠内が■色はジャパンラグビーリーグワンへ参入、枠内が■色は2部へ降格。

トップキュウシュウA

シーズン優勝2位3位4位5位6位7位8位出典
2003-04
コカ・コーラウエストジャパン九州電力中国電力三菱自動車水島マツダ三菱重工長崎JR九州
2004-05サニックスコカ・コーラウエストジャパン九州電力マツダ中国電力JR九州三菱重工長崎三菱自動車水島
2005-06九州電力コカ・コーラウエストジャパンマツダ中国電力三菱重工長崎三菱自動車水島JR九州


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