トッツィー_(ミュージカル)
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Tootsie
トッツィー
作曲デイヴィッド・ヤズベク
(英語版)
作詞デイヴィッド・ヤズベク
脚本ロバート・ホーン(英語版)
原作トッツィー
by ラリー・ゲルバート(英語版)
マレー・シスガル(英語版)
ドン・マクガイア(英語版)
初演2018年9月11日 (2018-09-11) ? キャデラック・パレス・シアター
上演2018 シカゴ
2019 ブロードウェイ
2021 第1回全米ツアー
2023 ブエノスアイレス
受賞トニー賞ミュージカル脚本賞
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『トッツィー』(Tootsie)は、デイヴィッド・ヤズベク(英語版)作詞作曲、ロバート・ホーン(英語版)脚本によるコメディ・ミュージカル。ラリー・ゲルバート(英語版)とドン・マクガイア(英語版)のストーリーからゲルバート、バリー・レヴィンソン(クレジット無し)、エレイン・メイ(クレジット無し)、マレー・シスガル(英語版)が脚本を執筆し、1982年に公開されたアメリカ合衆国コメディ映画トッツィー』を基にしている。2018年9月、シカゴにあるキャデラック・パレス・シアターにて試験興行として世界初演が行なわれた。映画版と同様、才能はあるが短気という評判の俳優が、新たな仕事を求めて女性になりきり新たな個性を身につける。原作映画では昼放送のソープオペラが描かれるが、本作ではブロードウェイ・ミュージカルが描かれる。
プロダクション

2017年6月、読み合わせが行なわれた。サンティノ・フォンタナが俳優マイケル、のちにドロシーとなる主人公を演じた。ケイシー・ニコロウに代わり、スコット・エリスが演出となった[1]

2018年、シカゴにあるキャデラック・パレス・シアターにて、9月11日よりプレビュー公演、9月30日より本公演が開幕し、10月14日に閉幕した[2][3]。デイヴィッド・ヤズベクが作詞作曲、ロバート・ホーンが脚本、デニス・ジョーンズが振付、デイヴィッド・ロックウェルが装置デザイン、ウィリアム・アイヴィ・ロングが衣裳、ドナルド・ホルダーが照明、スコット・エリスが演出を担当した[4][5]

サンティノ・フォンタナがマイケル・ドーシー役[6]、リリ・クーパーがジュリー・ニコルズ役、サラ・スタイルズがサンディ・レスター役、ジョン・ベールマンがマックス・ヴァン・ホーン役、アンディ・グロートリュースキンがジェフ・スレイター役、ジュリー・ハルストンがリタ・マロリー役、マイケル・マグラスがスタン・フィールズ役、レッグ・ロジャースがロン・カーライル役に配役された[3][7]

2019年、ブロードウェイに進出してマーキー・シアターにて、3月29日からプレビュー公演、4月23日から本公演が上演された[8][9]。2020年1月5日、プレビュー公演25回、本公演293回上演ののち閉幕した[10]

2019年5月16日、2020年にニューヨークのシアズ・バッファロー・シアターから非組合員による全米ツアー公演が開幕することが発表された。また2021年にウェスト・エンド・プロダクションが開幕することも発表された。その後、ニュージーランド、シンガポール、タイ、香港、台湾、日本のプロダクションでの上演も発表された。これらのプロダクションの明確な日時や配役は後日発表される予定である[11]
日本での上演.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

2024年1月10日から3月30日まで、東京都、大阪府、愛知県、福岡県、岡山県で上演予定のミュージカル[12]。主演は山崎育三郎[12]
登場人物

マイケル・ドーシー/ドロシー・マイケルズ ? 仕事のない俳優

ジュリー・ニコルス ? 『Juliet's Nurse』のジュリエット役の主演女優

サンディ・レスター ? 失業中の女優でマイケルとジェフの友人

ジェフ・スレイター ? マイケルのルームメイトで売れない脚本家

マックス・ヴァン・ホーン ?
リアリティ番組のスターで現在『Juliet's Nurse』にロミオの兄弟クレイグとして出演している、

リタ・マーシャル ? 『Juliet's Nurse』のプロデューサー

ロン・カーライル ? 『Juliet's Nurse』の演出および振付

スタン・フィールズ ? マイケルのエージェント

スージー&スチュアート ? 『Juliet's Nurse』の脚本

カール ? 『Juliet's Nurse』の舞台監督

あらすじ
第1幕

仕事のない俳優のマイケル・ドーシーはロン・カーライル演出作品のリハーサル中に騒ぎを起こし降板させられる。マイケルはその態度により他の仕事を見つけることができない("Opening Number")。マイケルはバイト先のステーキハウスの閉店作業中、ルームメイトのジェフ・スレイターに誰も雇ってくれないと文句を言う。マイケルの40歳の誕生日に寄せて、ジェフはマイケルが19歳の時に作った20年後までに達成したいバケット・リストを読み上げる。マイケルはなんと小さな望みだったのかと怒る("Whaddya Do")。マイケルの神経質な元カノであるサンディ・レスターがマイケルの誕生会が行なわれるアパートにやってきて、自分の人生がいかに酷いものかと愚痴を言い始める。サプライズ・パーティを予期するマイケルがアパートに到着し、サンディとジェフに歓迎される。マイケルは2人に感謝を示し、サンディはミュージカル『Juliet's Curse』のオーディションを受けるためマイケルに協力を求める。サンディはオーディションで起こるであろう様々なことにパニックになる("What's Gonna Happen")。

マイケルはエージェントのスタン・フィールズのもとに行き、なぜ電話を返してこないのか尋ねる。2人は口論になり、スタンは多忙で一緒にやっていくことが難しいと語り、二度と協力しないと告げる。マイケルは飛び出すが、仕事が欲しい。サンディの脚本に目を通したマイケルはあるアイデアを思いつく("Whaddya Do Reprise 1")。女性たちは看護士役のオーディションを受けるが、皆落選する。ついにサンディの番となり、止められようとも歌うのをやめないが、最終的に諦めて出て行く。マイケルが女性になりすましたドロシー・マイケルズがオーディションを受け、プロデューサーのリタ・マーシャルに謙虚に振舞う。ドロシーが歌うと、ロンとリタにより採用される("I Won't Let You Down")。ステーキハウスにてドロシーはジェフと会い、マイケルであることを明かしてジェフを驚かせる。ジェフはばかげている上に女性たちに有害であるとして、この役を希望していたサンディに何と言うのか尋ねる。サンディには内緒にすると語り、ドロシーとしての計画を話す。翌日のリハーサルにおいて、ドロシーは『Juliet's Curse』の作品が酷いことを知る。ドロシーはリアリティ番組『Race To Bachelor Island』優勝者の間抜けなスターであり、ロメオの兄弟クレイグ役を演じるマックス・ヴァン・ホーン、および主演ジュリエット役のジュリー・ニコルズと出会う。ロン・カーライルの振付により、ジュリエットの生存を祝う歌を歌う("I'm Alive")。

リハーサル後、ジュリーとドロシーはランチを共にする。ジュリーはドロシーに夢を語り、恋愛より夢を選んだとして、もう一度やり直したいと語る("There Was John")。ドロシーとジュリーは公演を成功させようと決意する。数日後のリハーサルにおいて、ドロシーは即興でクレイグにジュリエットでなく看護士に恋するよう仕向ける。ロンはこれに激怒するが、リタを含む皆がドロシーの味方をする。リタはドロシーを主役にする。皆がこれに賛成してドロシーを主役として認め、リタは題名を『Juliet's Nurse』に変更する("I Like What She's Doing")。リハーサルの後、ドロシーとジュリーはジュリーのアパートに帰る。ジュリーは自身について語り、ドロシーが聞き役となるが、マイケルは自身がジュリーに恋していることに気付く("Who Are You")。

マイケルが帰宅しジェフにジュリーとの日々について語っていると、サンディがやってくる。サンディはマイケルに近況を尋ね、自身がオーディションに受からなかったことに酷く落胆している。サンディは自分の人生がいかに酷いものであるかを少し話した後、マイケルはサンディを励ますためディナーの約束をする。サンディは同意するが、マイケルのせいで何か悪いことが起きていると気付きパニックとなり出て行く("What's Gonna Happen Reprise")。ジェフはマイケルに、マイケルがやっていることはいかに滑稽か、すでにやっているように誰かを傷つけずにやり遂げることはできないだろうと語る。マイケルはこれを理解できず、ドロシーはずっと成功すると語る("Unstoppable")。成功を夢見たまま、マイケルはドロシーとして感謝を表すためにジュリーの元へ向かう。


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