この項目では、映画について説明しています。ミュージカルについては「トッツィー (ミュージカル)」をご覧ください。
トッツィー
Tootsie
監督シドニー・ポラック
脚本ラリー・ゲルバート
『トッツィー』(Tootsie)は、1982年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画。 40歳になろうかという俳優のマイケル・ドーシーは、その完璧主義が災いして周りと上手くいかず、どこからも雇ってもらえなくなってしまう。4か月仕事が無かったある日、演劇の生徒サンディが病院を舞台にしたソープ・オペラのオーディションを受けるというのでついて行くが、サンディは落とされてしまう。 翌日どうしても納得できないマイケルは女装し、"ドロシー・マイケルズ" としてそのオーディションに乗り込んだところ、プロデューサーのリタに気に入られ合格してしまい、病院のタフな総務部長のエミリーという役を得る。マイケルはエージェントのジョージと交渉して女装用の衣装代を捻出してもらい、ドラマ出演のギャラを自らの舞台公演の資金にあてがい、サンディにも与えひとまず安心させると同時に肉体関係も持ってしまう。その一方でマイケルは看護師役の女優ジュリーに惹かれるが、ジュリーが横柄なディレクターのロンと交際しているのが気にかかる。 ある日ジュリーに台本の読み合わせを頼まれたマイケルはドロシーとして彼女の家に向かい、そこでジュリーが未婚の母であることを知る。ドロシーの正体を知らないジュリーは女同士として接し話し込んでいるうちに、マイケルはサンディと夕食の約束をしていたことを思い出し、彼女の元へ急ぐが、一旦女装のままアパートに帰ったのを見られたことでマイケルがドロシーと関係があるのではないかと疑われる。ジュリーはドロシーを実家に招待し父親レスを紹介し、レスはドロシーに惚れてしまう。 やがてドラマの役柄が受け、色々な雑誌の表紙を飾るなど、ドロシーは一躍スターとなってしまう。ジュリーはロンと別れることをドロシーに相談し、思い余ったドロシーはジュリーにキスしようとして、レズビアンと疑われてしまう。しかもレスからは求婚される、サンディに「他に好きな人ができた」と打ち明けると散々に罵られる、もう女優であることに耐えられなくなったマイケルは、番組のライヴ放送中、エミリーは本当は男であったと暴露し、カメラの前で女装をかなぐり捨てる。その後、マイケルは男としてジュリーに会い、彼女も彼の愛を受け入れる。 役名俳優日本語吹き替え
ストーリー
キャスト
フジテレビ版ソフト版機内上映版[3]
マイケル・ドーシー/ドロシー・マイケルズダスティン・ホフマン小松政夫山寺宏一野沢那智
ジュリー・ニコルズジェシカ・ラング高島雅羅弓場沙織
サンディ・レスターテリー・ガー藤田淑子渡辺美佐
ロン・カーライルダブニー・コールマン小林勝彦石塚運昇