ドメイン:真核生物 Eukaryota
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:鳥綱 Aves
目:チドリ目 Charadriiformes
亜目:カモメ亜目 Lari
科:トウゾクカモメ科 Stercorariidae
学名
Stercorariidae
Gray, 1871
和名
トウゾクカモメ(盗賊鴎)
英名
Skuas
Sea Hawk
属
トウゾクカモメ属 Stercorarius
オオトウゾクカモメ属 Catharacta
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、トウゾクカモメ科に関連するカテゴリがあります。ウィキスピーシーズにトウゾクカモメ科に関する情報があります。
トウゾクカモメ科(トウゾクカモメか、学名 Stercorariidae)は、鳥類チドリ目の科である。
トウゾクカモメ(盗賊鴎)と総称されるが、狭義にはその1種をトウゾクカモメと呼ぶ。 両半球の高緯度地域(ユーラシア・北米最北部、南米最南部、南極大陸、南極周辺の孤島群)の海岸・海洋に生息する。ただし長距離の渡りをし、冬季には反対側の半球で越冬するので、旅鳥としては低中緯度でも見られる。 全長45?65cm。形態はカモメ科に似るが、初列風切の基部が白いなどの違いがある。多くの種に、全身暗色の暗色型と胸・腹が白い淡色型の多型がある。 魚類・小型哺乳類・他の鳥類の雛や卵などを食べる。捕食もするが、他の海鳥が捕食した魚を吐き出させて奪う習性がある。 トウゾクカモメ科は形態がカモメ科(広義)に似ており、カモメ科と近縁だと考えられてきた。そのため、カモメ科と合わせてカモメ亜目 Lari としたり (Wetmore 1960)、あるいは、カモメ科に含めトウゾクカモメ亜科 Stercorariinae またはカモメ亜科(=カモメ科+トウゾクカモメ科)のトウゾクカモメ族 Stercorariini とする分類 (Siblet & Ahlquist 1990) もあった。 しかし実際の姉妹群はウミスズメ科のようである[1][2][3]。 トウゾクカモメ科は伝統的に2属に分けられていた。トウゾクカモメ属 Stercorarius(図中の ○)は小型で尾が長く、北半球で繁殖する。オオトウゾクカモメ属 Catharacta (図中の ●) は大型で羽色が暗く、主に南半球(1種のみ北半球)で繁殖する。しかしこれらはいずれも単系統ではなく[4][5](ただしオオトウゾクカモメ属の単系統性は完全には否定されていない)、1つのトウゾクカモメ属に統合された。 英語名は系統により Xxx Skua と Xxx Jaeger が使い分けられているが、トウゾクカモメを Pomarine Jaeger としたり(かつての属に対応)[6]、全て Xxx Skua とすることもある[5]。 南半球の群(図の southern skuas)の種分化は不完全で交雑があるため、種分類には諸説ある。標準的には3種に分け、そのうち1種チャイロオオトウゾクカモメ
特徴
系統と分類