この項目では、楽曲について説明しています。黒葉潤一の漫画作品については「別冊コロコロコミック#過去の連載作品」をご覧ください。
「トイレの神様」(トイレのかみさま)は、植村花菜による楽曲、およびこれを始めとする同名著書などの作品群である。 「トイレの神様」 BLESS/春にして君を想う ミュージックビデオ
楽曲
植村花菜 の シングル
初出アルバム『わたしのかけらたち
花菜?My Favorite Things?』
リリース2010年11月24日
規格マキシシングル
録音2010年
日本
ジャンルJ-POP
時間9分52秒
レーベルキングレコード
作詞植村花菜・山田ひろし
作曲植村花菜
プロデュース寺岡呼人
ゴールドディスク
ゴールド(CD、日本レコード協会[1])
トリプル・プラチナ(着うたフル、日本レコード協会)
プラチナ(PC配信、日本レコード協会)
チャート最高順位
週間1位(2週連続、オリコン)
2011年1月度月間7位(オリコン)
2011年度上半期35位(オリコン)
2011年度年間71位(オリコン)
登場回数30回(オリコン)
1位(CDTV)
植村花菜 シングル 年表
(2009年)トイレの神様
(2010年)My Favorite Songs/世界一ごはん
(2012年)
「トイレの神様」
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2010年(平成22年)3月10日に発売された通算5作目のミニアルバム『わたしのかけらたち』に収録されているリード楽曲である。
自身と鹿児島県沖永良部島出身の祖母[2]との生前の会話を歌った楽曲で、小学校3年生から23歳頃[3]までの実体験がベースとなっている。アコースティック・ギター1本で伴奏が始まるが、最後はバンドとオーケストラのバックとなる。
2010年(平成22年)2月、TOKYO FMで1か月期間限定番組『TOKYO FM MONTHLY SPECIAL 植村花菜?トイレの神様』が月曜日1:00 - 1:30(日曜深夜25:00 - 25:30)に4回にわたって放送された[4]。その後も多くのラジオ番組等で流され、同年11月24日にはシングルカットされた。同年12月30日の第52回日本レコード大賞で優秀作品賞および作詩賞を受賞し、翌12月31日には『第61回NHK紅白歌合戦』で披露された。
同年開催された上海国際博覧会でも、中国語字幕付きで流されたほか、植村自身も日本産業館のステージで7月に歌った。
2011年(平成23年)2月24日より花王「トイレクイックル『べっぴんさん編』」のCM曲として使用されている。 音楽プロデューサーに寺岡呼人を迎え、自己紹介を兼ねて自分の生い立ちなどを話していくうちに亡き祖母の話になり、「それいいね。ぜひ曲にしよう」と言われた[5]。植村は「ホンマですか? 曲になりますか? タイトルも『トイレの神様』ですよ」と驚いたが、最終的には曲作りに励むこととなった。彼女はいつも曲を先に作っていた[要出典]が、本曲では詞を先に作ることにした[6]。出来た詞は作文のようで、また長かったが、曲をつける際には本人が「降りてきました」と語るほど素晴らしい曲に仕上がった[要出典]。 祖母和嘉は、鹿児島県大島郡和泊町手々知名出身[2]で、トイレをきれいにすると美人になるというのは、この地区の言い伝え[2]。10代の時に家族と沖永良部島を離れた[2]が、大久保利通の異母兄弟タケの曽孫にあたり[2]、植村花菜は来孫にあたる。植村は祖母と共に沖永良部島を訪れる約束をしていたが果たせず、本作のヒット後、2011年(平成23年)3月に初めて島を訪れ、言い伝えや姻戚関係について知った[2]。
制作の経緯