デーイオピテース(古希: Δηιοπ?τη?, D?iopit?s)は、ギリシア神話の人物である。長音を省略してデイオピテスとも表記される。トロイアーの王プリアモスの50人の子の1人で[1][2]、アポロドーロスによると庶子。トロイア戦争で戦ったが、トロイアー陥落の際にドゥーリキオンの武将メゲースに討たれた[3]。
脚注^ アポロドーロス、3巻12・5。
^ ヒュギーヌス、90話。
^ スミュルナのクイントゥス、13巻212行。
参考文献
アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
クイントゥス『ギリシア戦記』松田治訳、講談社学術文庫(2000年)
ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治・青山照男訳、講談社学術文庫(2005年)