デヴィッド・トーン
David Torn
デヴィッド・トーン(2008年)
基本情報
生誕 (1953-05-26) 1953年5月26日(70歳)
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州アミティビル
ジャンルジャズ、フュージョン
職業ミュージシャン、音楽プロデューサー
担当楽器ギター
レーベルECMレコード
公式サイト ⇒www.davidtorn.net
デヴィッド・トーン (David Torn、1953年5月26日 - )は、アメリカ合衆国の音楽家・ギタリストである。 ニューヨーク州アミティビル出身。1970年代よりECMレコード、ウィンダム・ヒル・レコード、CMPレコードからジャズ的な作品をリリースする。 それらの音楽活動を通じて単なるジャズ・ギタリストにとどまらず、様々なエフェクト技術・ループ奏法・サンプリングを試みた前衛的な作風を開花させ、その才能はジャズの世界にとどまらずむしろロック・ミュージックの世界で注目されるようになる。 1980年代にエヴリマン・バンドに参加して2枚のアルバムを発表。その後は、ミック・カーンが持つフレットレスベースの才能を見出し、様々なソロ・アルバムに参加した。一時は音楽界からの引退を考えていたミック・カーンを励まし、その後の音楽活動を支えたエピソードがある。 その後、デヴィッド・シルヴィアン、坂本龍一、デヴィッド・ボウイ等の音楽作品に参加する。ビル・ブルーフォードとトニー・レヴィンのブルーフォード・レヴィン・アッパー・エクストリミティーズでもアルバムを制作し、メンバーは作品ごとに流動的ながら、ロック・ミュージックにおける知名度を高めた。 また、映画音楽における活躍もめざましく、『悪霊喰』(2003年)、『プライド 栄光への絆』(2004年)、『Believe in Me』(2005年)、『ラースと、その彼女』(2007年)などのサウンドトラックを担当している。 そのように音楽ジャンルを超えた幅広い活動をおこないつつも、ECMレコードには現在でもとどまり、ソロ・アルバムをコンスタントに発表し続けている。 ループ奏法・サンプリング技術に関してはサンプリングCDおよびCD-ROMなど製品化されているものもあり、DTMの世界でも知られるようになる。
来歴
ディスコグラフィ
リーダー・アルバム
Best Laid Plans (1984年、ECM) ※with Geoffrey Gordon
『クラウド・アバウト・マーキュリー』 - Cloud About Mercury (1987年、ECM)
Door X (1990年、Windham Hill)
Storyville (1992年、Varese Sarabande)
『ポリタウン』 - Polytown (1994年、Times Square) ※with ミック・カーン、テリー・ボジオ
『トリッピング・オーヴァー・ゴッド』 - Tripping Over God (1995年、CMP)
Earthbeat (1995年、Azoto/Materiali) ※with Bebo Baldan
What Means Solid, Traveller? (1996年、CMP)
GTR OBLQ (1998年、Knitting Factory) ※with ヴァ―ノン・リード
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