デューク・ブルーデビルズ
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デューク・ブルーデビルズ
Duke Blue Devils

大学デューク大学
カンファレンスアトランティック・コースト・カンファレンス
NCAAディビジョンI (FBS)
体育局長ケビン・ホワイト
所在地ダーラム (ノースカロライナ州)
チーム数27
フットボール場ウォレス・ウェードスタジアム(英語版)
バスケットボール
アリーナキャメロンインドアスタジアム(英語版)
サッカー場コスキネン・スタジアム(英語版)
マスコットブルーデビル
愛称ブルーデビルズ
応援歌Fight! Blue Devils, Fight!
Blue and White
ウェブサイト ⇒goduke.com
デュークカラーのアトランティック・コースト・カンファレンスのロゴ

デューク・ブルーデビルズ(Duke Blue Devils)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ダーラムにあるデューク大学NCAAのスポーツチームである。男子12チーム、女子13チームの計27チーム(陸上競技を屋内と屋外を含んだ場合)あり、すべてアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)に属している。ブルーデビルズは、フランスの「les Diables Bleus」または「the Blue Devils」に由来する。これは、第一次世界大戦中にフランスのアルペン猟兵大隊である山岳兵に付けられたニックネームである[1][2]
概要

ブルーデビルズはこれまでに、計17回のNCAA全米大学選手権で優勝している。女子ゴルフチームが7回 (1999年、2002年、2005年、2006年、2007年、2014年、2019年)、男子バスケットボールチームが5回 (1991年、1992年、2001年、2010年、2015年)、男子ラクロスが3回 (2010年、2013年、2014年)、男子サッカー (1986年)、女子テニス (2009年)がそれぞれ1回優勝している。そのなかでも男子バスケットボールは、同じACCに所属するノースカロライナ大学チャペルヒル校ターヒールズはスポーツにおいても学業においても歴史的なライバルとして有名である (デューク-カロライナのライバル関係を参照)。また、119回のACCチャンピオンシップを獲得している。
チーム

男子スポーツ女子スポーツ
野球バスケットボール
バスケットボールクロスカントリー
クロスカントリーフェンシング
フェンシングフィールドホッケー
フットボールゴルフ
ゴルフラクロス
ラクロスボート競技
サッカーサッカー
水泳&飛び込みソフトボール
テニス水泳&飛び込み
陸上競技†テニス
レスリング陸上競技†
バレーボール
† ? 陸上競技は、屋内と屋外両方が含まれる。

男子バスケットボール詳細は「デューク・ブルーデビルズ男子バスケットボール(英語版)」を参照 ノースカロライナ大学との試合後、ファンに挨拶するデュークの選手たち (2018年3月) 。

デューク大学男子バスケットボールチームは、カレッジバスケットボールの名門校として知られており、特に1980年以来「コーチK」の愛称で呼ばれるマイク・シャシェフスキーヘッドコーチの下で、全米大学選手権で5回制覇しており、これは全米大学チーム中4位である。ACCに加盟するチームではノースカロライナ大学に次ぐ、16回のファイナル・フォーに出場しており、これまでに71人のブルーデビルズ出身の選手がNBAドラフトで指名されている。さらに、デューク大学はアトランティック・コースト・カンファレンストーナメントで21回優勝しており (1960、1963、1964、1966、1978、1986、1988、1992、1999、2000、2001、2002、2003、2005、2006、2009、2010、2011、2017、2019) 、ACCのチーム中最多である (ノースカロライナ大は17回の優勝) 。また、ACCトーナメントで19回 (1954、1958、1963、1964、1965、1966、1986、1991、1992、1994、1997、1998、1999、2000、2001、2004、2006、2010) 第1シードを獲得している。

カレッジバスケットボールにおいて最も権威のあるランキング、AP通信による「AP Top 25」に全米1位にランクインした通算週数が110週で、UCLAカンザス大学に次いで歴代3位である。また、1996年から2007年まで200週連続でAPトップ25入りし、史上3番目の長さを誇っており、この記録は1966年から1980年までのUCLAが記録した221週連続と、2009年から現在までのカンザス大の200週連続に次ぐ長さである。2007年2月12日に発表されたAP投票で、この連戦は終了した。

ブルーデビルズ出身の主なNBA選手は、ジェフ・マリンズ, ジャック・マリン, ダニー・フェリー, クリスチャン・レイトナー, グラント・ヒル, エルトン・ブランド, シェーン・バティエ, ジェイ・ウィリアムス (バスケットボール), カルロス・ブーザー, ルオル・デン, シェルデン・ウィリアムス, J・J・レディックなど。

最近では、カイリー・アービング, ジャーリール・オカフォー, ブランドン・イングラム, ジェイソン・テイタム, ウェンデル・カーター・ジュニア, マービン・バグリー3世, ザイオン・ウィリアムソン, RJ・バレット,パオロ・バンケロなどが挙げられる。
ライバル2006年3月4日に行われた試合は、ESPN史上最も視聴されたカレッジバスケットボールの試合となった。詳細は「カロライナ?デュークのライバル関係(英語版)」を参照

同じアトランティック・コースト・カンファレンスに所属する強豪ノースカロライナ大学ターヒールズとは、カレッジバスケットボール界における最も有名なライバル関係とされており、両校が全米トップレベルでしのぎを削っている。毎年シーズン中に2回、ターヒールズと対戦し、デューク大学の学部生数千人が、キャメロン・インドア・スタジアム前の芝生広場 (Krzyzewskiville) に数ヶ月間キャンプして、ライバル試合の入場待ちの列を作るという恒例行事がある。レギュラーシーズンの最終戦は必ずこの2チームが対戦し、ホームチームがシニアナイトを開催する。また、ACCトーナメントの3戦目で対戦する年もある。

元『エスクァイア』編集者で作家のウィル・ブライス氏 (ノースカロライナ州出身) は、このライバル関係の情熱は、南部の階級と文化に大きく起因していると主張する。

「地元の人とよそ者、エリート派と大衆派、善と悪の対立...ライバル関係はより大きな哲学的理想に自分を合わせる方法、つまり人生におけるチームの選択なのかもしれませんし、憎しみの快楽と必要性さえ明らかにする党派性の伝統です[3]。」

このライバル関係は、ブライス著『To Hate Like This Is to Be Happy Forever』、アート・チャンスキー著『Blue Blood』など、さまざまな書籍や記事の題材になっている[4]


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