デュページ郡_(イリノイ州)
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座標: .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯41度50分 西経88度05分 / 北緯41.833度 西経88.083度 / 41.833; -88.083

イリノイ州デュページ郡
デュページ川西支流沿いのウォーレンビル森林保護地
モットー: シカゴの西の素晴らしい数マイル(The Magnificent Miles West of Chicago)
郡のイリノイ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立1839年2月9日
郡名の由来デュページ(フランス人毛皮交易業者)
郡庁所在地ウィートン
最大の都市ネイパービル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水
871 km2 (336.41 mi2)
848 km2 (327.50 mi2)
23 km2 (8.91 mi2), 2.65%
人口
 - (2020年)
 - 密度
932,877人

標準時中部: UTC-6/-5
ウェブサイト ⇒www.dupageco.org
注: [1]

デュページ郡(: DuPage County)は、アメリカ合衆国イリノイ州である。人口は93万2877人(2020年)[2]。人口は東に隣接するクック郡に次いで州内第2位である。郡庁所在地ウィートンであり、人口最大の都市はネイパービルである。デュページ郡はシカゴ都市圏に含まれており、シカゴ・オヘア国際空港の一部は郡内にある[3]。また州内第2の都市オーロラも他の3郡と共にデュページ郡に跨っている。

デュページ郡は昔から国内では最も裕福なクラスの郡として知られており、農業中心の経済から様々なタイプの商業による経済に転換してきた。郡の一人当たり収入はアメリカ合衆国中西部で最高クラスでもある(国内57位)。郡内の町のうち19は平均世帯当たり収入が10万ドルを超えている。
歴史1839年創設時の領域、現在まで変わっていない

デュページ郡は1839年2月9日にクック郡から分離して設立された[4]。郡名はデュページ川から採られており、デュページ川はフランス人毛皮交易業者のデュページに因んで名付けられた[5]。最初にこの名前に関して記録された歴史は、ルーファス・ブランチャードによる「1882年デュページ郡の歴史」であり、次のように書かれている[6]。デュページ川は有史以前から良く知られた川だった。その名前は1800年以前にその支流の下流に入植したフランス人毛皮交易業者から採られた。H・W・ブロジェットが筆者に伝えたところでは、J・B・ボービヤンが昔のフランス人デュページについて、その交易基地は河口に向かった川岸にあり、川に彼の名前が付けられたとしばしば語っていた。郡名も同じ由来に違いない。1818年に郡内に入ったガーデン・S・ハバード大佐が筆者に伝えたところでは、川の名前に採用されたデュページという名前は広く知られるようになったが、その交易業者は彼以前にそこに住んでいた。ボービヤンは「デュパーゼー」と発音された(パーが長音になり、Pは大文字)と言っている。これはブロジェットからボービヤンにした質問の回答だった。
地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は336.41平方マイル (871.3 km2)であり、このうち陸地327.50平方マイル (848.2 km2)、水域は8.91平方マイル (23.1 km2)で水域率は2.65%である[7]

デュページ川とソルト・クリークが郡内を流れている。デュページ郡森林保存地区に拠れば、郡内最高地点はマラード湖埋め立て地にあり、標高は982フィート (299 m) である[8]
隣接する郡

クック郡 - 北、東

ウィル郡 - 南

ケンドール郡 - 南西

ケーン郡 - 西

ケーン郡クック郡クック郡
ケーン郡クック郡
   デュページ郡   

ケンドール郡ウィル郡クック郡

気候と気象

ウィートン
雨温図説明

123456789101112
  1.9 3214  1.6 3819  2.6 5028  3.8 6338  3.9 7548  3.9 8457  4 8763  4.6 8561  3.4 7853  2.7 6742  3.2 5032  2.5 3720
気温(°F)
総降水量(in)
出典:The Weather Channel[9]

メートル換算
123456789101112
  47 0-10  40 3-7  67 10-2  97 173  100 249  99 2914  101 3117  117 2916  86 2612  68 196  81 100  62 3-7
気温(°C)
総降水量(mm)

近年、郡庁所在地であるウィートン市の平均気温は1月の14°F (-10 ℃) から7月の87°F (31 ℃) まで変化している。過去最低気温は1985年1月に記録された-26°F (-32 ℃) であり、過去最高気温は1995年7月に記録された105°F (41 ℃) である。月間降水量は2月の1.56インチ (40 mm) から6月の4.60インチ (117 mm) まで変化している[9]
人口動態人口ピラミッド[10]

人口推移
年人口%±
18403,535?
18509,290162.8%
186014,70158.2%
187016,68513.5%
188019,16114.8%
189022,55117.7%
190028,19625.0%
191033,43218.6%
192042,12026.0%
193091,998118.4%
1940103,48012.5%
1950154,59949.4%
1960313,459102.8%
1970491,88256.9%
1980658,83533.9%
1990781,66618.6%
2000904,16115.7%
2010916,9241.4%
2020932,8771.7%

2010年国勢調査での人口は916,924人であり、白人77.9%、うち非ヒスパニック白人は70.5%だった。黒人は4.6%、インディアン0.3%、アジア人10.1%(インド系4.5%、フィリピン系1.6%、中国系1.4%、パキスタン系0.7%、韓国系0.5%、ベトナム系0.4%、日系人0.1%)、太平洋諸島系0.0%、その他人種4.9%、混血2.2%となっていた。人種に拠らずヒスパニック系は13.3%である。

以下は2000年国勢調査による人口統計データである[11]

基礎データ

人口: 904,161人

世帯数: 325,601 世帯

家族数: 234,432 家族

人口密度: 1,050人/km2(2,710人/mi2)

住居数: 335,621軒

住居密度: 388軒/km2(1,006軒/mi2)

人種別人口構成

白人: 84.05%

アフリカン・アメリカン: 3.05%


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