デュエリスト/決闘者
The Duellists
監督リドリー・スコット
脚本ジェラルド・ヴォーン=ヒューズ
『デュエリスト/決闘者』(The Duellists)は、1977年のイギリス映画。リドリー・スコット監督のデビュー作である。原作はジョゼフ・コンラッドによる短編小説『決闘』。 1800年のフランス。士官のデュベール中尉はトレアール将軍から、第7騎兵隊のフェロー中尉への謹慎処分の伝令を受ける。決闘好きのフェローは軍の規律を破っては無意味な決闘を繰り返し、ストラスブールでの決闘で市長の甥に重傷を負わせたのだった。フェローと面会したデュベールは軍令を伝えるが、フェローは逆恨みしてデュベールに決闘を申し込む。決闘は引き分けに終わるが、フェローはその後もデュベールに執着し、事あるごとに難癖をつけて決闘をしかけるようになる。2人の決闘は年や国が変わっても続くが、帝政の崩壊後にデュベールは王党派の将軍に出世し、アデルとの結婚を機にフェローとの関係を終わらせようとする。しかしフェローは諦めず最後の決闘を申し込み、デュベールは家族を守るため決闘に臨む。 ※括弧内は日本語吹き替え レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは26件のレビューで支持率は92%、平均点は7.30/10となった[1]。Metacriticでは13件のレビューを基に加重平均値が70/100となった[2]。
ストーリー
キャスト
アルモン・デュベール - キース・キャラダイン(納谷六朗)
ガブリエル・フェロー - ハーヴェイ・カイテル(麦人)
アデル - クリスティナ・レインズ
大佐 - エドワード・フォックス(二瓶秀雄)
トレアール - ロバート・スティーヴンス
フーシェ - アルバート・フィニー(加藤正之)
医師 - トム・コンティ
理髪師 - ピート・ポスルスウェイト
ジル - アラン・アームストロング(谷口節)
ローラ - ダイアナ・クイック(高畑淳子)
マダム・デリオン - ジェニー・ラナカー
スタッフ
監督:リドリー・スコット
製作:デヴィッド・パットナム
原作:ジョセフ・コンラッド
脚本:ジェラルド・ヴォーン・ヒューズ
撮影:フランク・タイディ
音楽:ハワード・ブレイク
美術:ブライアン・グレイヴス
編集:パメラ・パワー
衣装:トム・ランド
字幕監修:金田文夫
評価
受賞・ノミネート
第30回カンヌ国際映画祭
審査員賞(新人監督賞) - 受賞
第32回英国アカデミー賞
撮影賞 - ノミネート
出典^ “The Duellists (1977)
^ “The Duellists Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月12日閲覧。
外部リンク
デュエリスト/決闘者 - allcinema
⇒デュエリスト/決闘者 - KINENOTE
The Duellists - IMDb(英語)
表
話
編
歴
リドリー・スコット監督作品
1970年代
デュエリスト/決闘者(1977)
エイリアン(1979)
1980年代
ブレードランナー(1982)
レジェンド/光と闇の伝説(1985)
誰かに見られてる(1987)
ブラック・レイン(1989)
1990年代
テルマ&ルイーズ(1991)
1492 コロンブス(1992)
白い嵐(1996年)
G.I.ジェーン(1997)
2000年代
グラディエーター(2000)
ハンニバル(2001)
ブラックホーク・ダウン(2001)
マッチスティック・メン(2003)
キングダム・オブ・ヘブン(2005)
プロヴァンスの贈りもの(2006)
アメリカン・ギャングスター(2007)
ワールド・オブ・ライズ(2008)
2010年代
ロビン・フッド(2010)
プロメテウス(2012)
悪の法則(2013)
エクソダス:神と王(2014)
オデッセイ(2015)
エイリアン: コヴェナント(2017)
ゲティ家の身代金(2017)
2020年代
最後の決闘裁判(2021)
ハウス・オブ・グッチ(2021)
ナポレオン(2023)