デモリションマン
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デモリションマン
Demolition Man
監督マルコ・ブランビヤ
脚本ピーター・M・レンコブ
ロバート・レノウ
ダニエル・ウォータース
製作ジョエル・シルバー
マイケル・レビー
ハワード・カザンジャン
製作総指揮スティーブン・ブラッター
フェイ・シュワップ
出演者シルヴェスター・スタローン
ウェズリー・スナイプス
サンドラ・ブロック
音楽エリオット・ゴールデンサール
主題歌「Demolition Man」
スティング
撮影アレックス・トムソン
編集スチュワート・ベアード
製作会社シルバー・ピクチャーズ
配給ワーナー・ブラザース
公開 1993年10月8日
1994年2月11日
上映時間115分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$57,000,000
興行収入 $58,055,768[1]
$159,055,768[1]
次作Demolition Man 2
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『デモリションマン』(原題:Demolition Man)は、1993年10月8日に公開されたシルヴェスター・スタローン主演のアメリカ映画。日本では1994年2月11日に公開された。
ストーリー

1996年、ロサンゼルス市警の刑事スパルタンは、バスをジャックして複数の人質をとり立て篭もった凶悪犯フェニックスを逮捕する。だがフェニックスの罠にはまり、人質は全員死亡。スパルタンは作戦失敗の責任と罪を問われて被告となり、フェニックスと同じく冷凍刑に処され、冷凍睡眠で永い眠りに付く。

それから36年後の2032年。暴力や犯罪が存在せず、また無菌社会でコンピュータによる徹底管理された「クリーンな社会」となった近未来都市サン・アンゼルスで、仮釈放審査のために解凍されたフェニックスが脱獄。20世紀最大の凶悪犯フェニックスになす術が無い警察は、当時の所業から“デモリションマン”(壊し屋)の異名がついたスパルタンを解凍して、フェニックス逮捕を命じた。

一方、フェニックスは、サン・アンゼルスを支配する市長コクトーと接触し、彼の推進する「クリーンな社会」に従わないレジスタンス運動の指導者フレンドリーの抹殺を命令される。フェニックスの脱獄はコクトーが仕組んだものだったのだ。武器と仲間を手に入れたフェニックスは、フレンドリー抹殺に向かう。

スパルタンはフレンドリーたちレジスタンスにも襲撃されるが、彼らが殺害行為を避けていることや、自身が抱く管理社会に対する不信感から、次第にレジスタンス側に理解を示す。そして黒幕がコクトーである事に気付くが、逆に逮捕命令が出されて追われる身となる。しかしスパルタンに好意的な女性警官レニーナと協力し、命令を無視してフェニックス逮捕に向かい、レジスタンスを襲撃に来たフェニックス一味を撃退する。逃げ帰ったフェニックスは自身を「処分」しようとしたコクトーを殺害。追跡してきたスパルタンとフェニックスの最後の対決が始まる。
登場人物
ジョン・スパルタン(
シルヴェスター・スタローン
主人公でロサンゼルス市警察の刑事。よく物を壊すのでデモリションマン(壊し屋)の異名で呼ばれる。刑事としては優秀で、凶悪犯を3年間で1000人近く逮捕した実績がある。1996年に宿敵のフェニックスを逮捕するが、その際フェニックスに囚われていた人質30名をブービートラップによるビル爆発で死亡させたとされ(後にフェニックスの口から、実は爆発前にすでに死亡していたことが明かされる)、業務上過失致死罪で70年の冷凍刑に処される。本来は2046年まで仮釈放は認められなかったが、2032年に同じく冷凍刑に処されたフェニックスが逃亡。彼を逮捕するためにサン・アンゼルス市警によって特例扱いで執行停止・解凍され、警察官に復職する。冷凍前には妻と娘がいたが、妻は冷凍中の2010年に起きた大地震により死亡。また、娘は存命している模様だが、2032年の社会に馴染めず苦悩しており「こんな社会のどこかで生きている娘とは会いたい気がするし、会いたくない気もする」と考え、最後まで会うことは無かった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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