デブ・ハーランド
アメリカ合衆国下院議員
ニューメキシコ州1区
デブラ・アン・ハーランド(Debra Anne "Deb" Haaland、1960年12月2日 - )は、ニューメキシコ州1区選出の米国下院議員、ニューメキシコ州の弁護士。2018年11月6日、シャリス・デイビッズと共に、ネイティブ・アメリカンの女性として初めてアメリカの国会議員に選出された。ニューメキシコ州民主党の元委員長でもある。 ハーランドはアリゾナ州ウィンズローに生まれ[1][2][3]、ラグナ・プエブロ族の一員として登録されている。母のメアリー・トヤ[4]もネイティブ・アメリカンで、海軍で勤務した[5]。父のJ.D.ハーランドはノルウェー系アメリカ人の海兵隊退役軍人で、ベトナム戦争における戦功によりシルバースター勲章を受勲しており、2005年に亡くなった際にはアーリントン墓地に軍葬されている[4]。ハーランドには2人の姉と1人の弟がいる[4]。 ハーランドは1994年にニューメキシコ大学で英語の学士号を取得した[6][7]。2006年には同大学のロースクールでネイティブ・アメリカンの法律を専攻し法務博士を取得[6][7][8]、2013年1月から2015年11月にかけてサン・フェリペ族の部族監督者を務めた[5][6][7]。 ハーランドは2012年のオバマ大統領再選運動で、ネイティブ・アメリカンの州投票指揮者を務めた[9]。2014年にはニューメキシコ州副知事に立候補した[5]。同選挙では党指名の州知事候補であるゲイリー・キングと共に選挙戦を戦ったが、共和党のスサナ・マルティネスとジョン・サンチェスのコンビに敗れた[9]。 2015年4月にはニューメキシコ州民主党の委員長(任期は2年)に選出された[10][11]。在職中に、ニューメキシコ州民主党は同州下院で与党の座を奪還した[9]。
目次
1 出自と教育
2 政治キャリア
3 私生活
4 出典
5 関連項目
6 外部リンク
出自と教育
政治キャリア 2018年、アメリカ合衆国議会議事堂において「カバノー判事指名反対キャンペーン」の演説をするハーランド