デビー・ギブソン
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デビー・ギブソン
Debbie Gibson
デビー・ギブソン(2008年)
基本情報
出生名Deborah Ann Gibson
別名デボラ・ギブソン(Deborah Gibson)
生誕 (1970-08-31) 1970年8月31日(53歳)
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨークブルックリン
ジャンルポップ・ミュージックダンス・ポップポップ・ロック、ラテン・フリースタイル
職業シンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優
担当楽器ボーカル、ピアノ
活動期間1986年 -
レーベルアトランティック・レコード
SBK/EMI
SMEJ
Dauman Music
共同作業者ティファニー
マルティカ
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック
トミー・ペイジ
公式サイト ⇒debbiegibsonofficial.com
1980年代のデビー・ギブソン

デビー・ギブソン(Debbie Gibson、本名:Deborah Ann Gibson、1970年8月31日 - )は、アメリカ合衆国の歌手、ミュージカル女優。2曲の全米ナンバーワン・ヒットを持つ[1]
略歴

ニューヨークブルックリン生まれ。幼少時からピアノを習い、また作曲の才能も発揮する。1986年に16歳でアトランティック・レコードと契約し、同年12月にデビー・ギブソン名義でデビュー曲「オンリー・イン・マイ・ドリームス」を発表。この曲は1987年Billboard Hot 100で4位の大ヒットを記録[1]。そして、1987年に自身で作詞、作曲、プロデュースも手がけたデビュー・アルバム『アウト・オブ・ザ・ブルー』をリリースした。

1988年、4枚目のシングル「フーリッシュ・ビート」が全米1位となり[1]、一躍アイドルとしてスターダムにのし上がった。ライブ活動も積極的に行い、アトランティック・レコード40周年コンサートにも出演している。同時期に同じく十代の女性歌手としてティファニーがデビューし、ライバル関係と目されるようになる。同年、麗美の全米デビュー・シングル「スピード・オブ・ライト」(映画『ミスター・アーサー2』、日本テレビ系列あきれた刑事』挿入歌)を提供。『ビルボード』誌のダンス・チャート”CLUB-PLAY"で14位、全米ダンスセールスチャート”12inch Single SALES"で19位を記録した。

1989年、2枚目のアルバム『エレクトリック・ユース』はアルバムチャート1位、シングルの「ロスト・イン・ユア・アイズ」も1位の大ヒットとなる[1]。『エレクトリック・ユース』は日本でもオリコン洋楽アルバムチャートで1989年2月20日付から2週連続1位を獲得した[2]

1990年TBS系列で放送された浅野ゆう子いしだあゆみ共演のドラマ『男について』のテーマ曲として、山下達郎の曲にデビー・ギブソンが英詞をつけた「ウィズアウト・ユー」を大ヒットさせた[3]。この曲は日本以外では発表されなかったため、海外のファンが日本のCDを手に入れようと苦労したと言われている。第1次女性ティーンエイジ・アイドル・ブームの火付け役となったティファニー、マルティカと共に人気が高かった。

そんなデビー・ギブソンもライバルのティファニーに差を付けたかと思われたが、その人気は長く続かなかった。

その後は主にミュージカル女優として活動、『レ・ミゼラブル』『グリース』などに出演する。その傍らアルバムもリリースし、アイドルのイメージから脱却するため芸名をデボラ・ギブソンと変えた。現在もミュージカル、音楽の両方で活動中。

2006年、元ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのジョーダン・ナイトとデュエットし、ビルボード・アダルトコンテンポラリーチャートの24位に入って久々に表舞台に登場した。

2010年には、デビー・ギブソン名義でJ-POPの男性ボーカル曲のカバー・アルバム『MS.VOCALIST』を日本でリリースした。

2011年、テレビ映画『メガ・パイソンVSギガント・ゲイター』にてティファニーと共演した。かつてのライバル関係をそのままに脚本に活かした内容となっており、2人の乱闘シーンも収められている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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