デビルメイクライシリーズ
[Wikipedia|▼Menu]

デビルメイクライ
Devil May Cry
ジャンルスタイリッシュアクション
[1]
開発元カプコン
Ninja Theory(『DmC』)
発売元カプコン
主な製作者神谷英樹
小林裕幸
三上真司
土林誠
田中剛
伊津野英昭
大野芳弘
吉川達哉
森橋ビンゴ
柴田徹也
下村勇二
鈴村正樹
タミーム・アントニアデス(『DmC』)
1作目PS2 デビルメイクライ
2001年8月23日
最新作PS5Xbox Series X/S デビルメイクライ5 Special Edition
2020年11月12日(PS5)2020年11月10日(Xbox Series X/S))
テンプレートを表示

デビルメイクライシリーズ(Devil May Cry Series)は、カプコンが発売したアクションゲームのシリーズ。略称は「デビクラ」「DMC[2]」「デビル」など。
概要

“Devil May Cry”を日本語に意訳すると“悪魔も泣きだす”となる。これは第1作『デビルメイクライ』公式サイト上のコラムでディレクターの神谷英樹によって語られている[3]。当初は「Devil May Care(向こう見ずな・楽天家な)」というタイトルであったが、同名の映画があったため改題することとなった[3]

基本的に主人公ダンテを操作し悪魔たちを倒していく。ハードの性能を限界まで生かした映像と、銃や大剣などによる連続攻撃をいかにスタイリッシュに決められるかがセールスポイント。格闘ゲームなどとは違い簡単な操作でコンボを繰り出せることも好評を博している要因であり、世界中から支持を得ている[4]

元々は『バイオハザード4』に相当するタイトルとして開発されていたものであり、主人公もダンテではなく「トニー・レッドグレイブ」という名前の警察官であった[5]が、プロデューサーである三上真司から「それまでの概念に捉われない新しい『バイオハザード』にしてくれないか」との要請を受けた神谷英樹がよりアクション性を前面に押し出した『バイオハザード』として開発していく。しかしアクション演出などの面で「やりすぎた」と判断したため、その後は完全なオリジナルタイトルである『デビルメイクライ』として開発が進行した経緯がある。また、当初はシリーズ化する予定は無かったらしい。

シリーズは現在第5弾まで発売されている。『デビルメイクライ』と『デビルメイクライ2』がPS2、『デビルメイクライ3(SE)』がPS2・PC、『デビルメイクライ4』はPS3Xbox 360で発売されPC版も2008年7月24日に発売された[注 1]。『4SE』はPS4Xbox OneSteamで発売。『デビルメイクライ5』はPS4・Xbox One・Steamで発売され、『5SE』が次世代機のPS5Xbox Series X/Sに登場する。PSPでも関連作品発売が予定されていたが開発中止となった。『4』発売前にはテレビアニメ化もされている。

“Ninja Theory”制作の外注作品である『ディーエムシー デビルメイクライ』は当初『3』以前の若い頃のダンテの話を描く予定であったが、キャラクター設定の変更などで賛否両論を巻き起こした[6]結果、ナンバリング作品とは関係のない単独作品になった[7]。当初は2012年発売予定だったが2013年1月17日に延期された。

本家シリーズのストーリーは繋がっており、明確となっているのは以下の作品である。

『3』→『1』→『アニメ』→『2』→『4』→『5』

『2』に関しては当初『4』の後に設定されていた[8]が、『5』発売に伴い現在の設定に変更された[9][10][11]

2023年9月30日時点で全世界シリーズ累計販売本数は3,000万本に達している[12]

なお、タイトルの日本語表記についてはカプコンの公式サイトでの「デビル メイ クライ」[12]など半角空白を含めた表記も見られる。
ゲームシステム

ゲームの進行は全てミッション制で行われており、目標を達成するとミッションクリアとなり、次のミッションへ移行する。ミッションクリア中は攻撃や敵の撃破、回避や挑発の成功などで加算される7段階(『1』と『2』のみ5段階)のスタイリッシュランクが随時評価され、ミッション終了後にはプレイしたステージの総評デビルハンターランクが決定される。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:102 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef