この項目では、キッスのアルバムについて説明しています。1999年のアメリカ映画については「デトロイト・ロック・シティ (映画)」をご覧ください。
「デトロイト・ロック・シティ」
キッス の シングル
初出アルバム『地獄の軍団』
B面ベス
リリース1976年7月28日
録音レコード・プラント・スタジオ
ニューヨーク
ジャンルハードロック
時間5分17秒(アルバム)
3分35秒(シングル)
レーベルカサブランカ
作詞・作曲ポール・スタンレー
ボブ・エズリン
プロデュースボブ・エズリン
キッス シングル 年表
燃えたぎる血気
ミュージックビデオ
「Detroit Rock City (Live On Letterman/2012)」 - YouTube
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「デトロイト・ロック・シティ」 (Detroit Rock City) は、アメリカのハードロックバンド、キッスの楽曲。1976年3月に発表された4枚目のスタジオアルバム『地獄の軍団』 (Destroyer) から、アルバムプロモーション用の最後のシングル(3枚目)として7月28日にシングルカットされた。
メンバーのポール・スタンレーとプロデューサーのボブ・エズリンの作品。 レパートリーでは当時珍しい、アップテンポのシャッフル・ビート・ナンバー。 歌詞の題材は、キッスのコンサートへ向かう途中で交通事故に逢い死亡した実在のファンに関するものであり、『地獄の軍団』収録バージョンでは全体の1曲目に配置され、オープニングには車に乗り込んでドライヴに出かける場面(カーラジオから「ロックンロール・オールナイト」が流れてくる)、エンディングでは、トラックと衝突してガソリンが漏れ出し、引火して大爆発する場面と、大がかりなサウンド・エフェクツを使用した物語が展開される。 ポール・スタンレーは「ラブ・ガン/アライブIIツアー」で "I know I'm gonna die, why?" の部分を "I know I'm gonna die, and I don't care!" に替えて歌った[1]。 発表後、長きにわたってコンサートのオープニングナンバーとして演奏され、ある意味彼らの代名詞といえる楽曲であるが、当時シングルとしてはヒットしておらず、デトロイトのラジオでかけられた程度だった。 代わりに、もともとこのシングルのB面に収録されていたピーター・クリスのバラード「ベス」 (Beth) が繰り返しオンエアされ、結局A,B面を入れ替えて再度リリースされている[2]。
概要
チャート・アクション
その他
VH1が選ぶ『最も偉大な40のメタルソング』 (VH1's 40 Greatest Metal Songs) の第6位に選出[3]。
MLBのデトロイト・タイガースは、ホームゲームの試合開始でチームがグラウンドに出る時にこの曲を流すほか、ラジオやテレビでゲームが放送される際にも最終イニング開始前にこの曲を挿入する。
NHLのデトロイト・レッドウィングスもゲームの最初のフェイスオフ前にこの曲を流す。
1999年にニュー・ライン・シネマから、同名の映画『デトロイト・ロック・シティ』が配給された(1978年を舞台に、10代のキッス・ファンのグループがバンドを観るためにデトロイトを目指すストーリー)。
ビデオゲーム『Guitar Hero II』や『Rock Band』、『Rock Revolution』に使用された。
ジーン・シモンズ主演のドキュメンタリー『Gene Simmons Family Jewels』のエピソード中でキッス自身が演奏した。
カバー・バージョン
ザ・マイティ・マイティ・ボストンズ(英語版
Hayseed Dixie - Let There Be Rockgrass
Alien Fashion Show - "Detroit Swing City" (single, 1998)
ハンマーフォール HammerFall - Crimson Thunder (bonus track)
Radio Cult - "Grooves From The Grave" (2008)
レス・ザン・ジェイク Less than Jake - "Gainsville Rock City".
Bullet LaVolta - Gimme Danger / Hard to Believe: Kiss Covers Compilation
ディー・スナイダー - Spin the Bottle
レーサーX Racer X - Live Extreme Volume II
GO!GO!7188 - 「虎の穴2」:この曲の演奏に乗せて中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」を歌う。
ピンク・クリーム69 - 36°/140°