デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
ジャンル
青年漫画SF漫画
漫画
作者浅野いにお
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
レーベルビッグスピリッツコミックススペシャル
発表号2014年22・23合併号 - 2022年13号
発表期間2014年4月28日[1] - 2022年2月28日[2]
巻数全12巻
話数全100話
映画
原作浅野いにお
監督黒川智之
脚本吉田玲子
キャラクターデザイン伊東伸高
音楽梅林太郎
制作Production +h.
製作DeDeDeDe Committee
配給ギャガ
封切日前章:2024年3月22日
後章:2024年5月24日
上映時間前後章とも:120分
その他後章はPG12指定[3]
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(Dead Dead Demon's DeDeDeDeDestruction)は、浅野いにおによる日本漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2014年22・23合併号から2022年13号まで連載された[1][2]。略称は『デデデデ』[4][5]

浅野にとって通算4作目の長編連載作品。地球外からの侵略者が日常と同居した世界を舞台にした作品。製作段階では『ドラえもん』『サザエさん』のように終わりの存在しない日常ものをテーマに構想されていた。前作『おやすみプンプン』に見られたコラージュ的な表現技法は息を潜め、ハイテンションかつブラックなギャグが頻繁に登場する。また、サスペンスの要素もある。作中には独自の用語が多数登場する。

登場人物の一部は非常に漫画的な表現が成された顔立ちをしている(『ドラえもん』の登場人物のように両目が極端に中心へ寄った人物や、水木しげる作品のサラリーマン山田のように前歯が極端に大きい人物など)。

2021年に第66回小学館漫画賞一般向け部門を[6]、2022年に第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した[7]
あらすじ

3年前の8月31日、突如東京都に巨大な空飛ぶ円盤、通称「母艦」が襲来。そこから出撃した「侵略者」の攻撃によって多くの死者が出るが、アメリカ軍の攻撃によって母艦は渋谷区の上空で停止。母艦から出撃する侵略者の宇宙船も逐次迎撃された。

上空には母艦が浮き、時折自衛隊と侵略者との戦闘が行われることが日常となった東京で、小山門出は中川凰蘭ら親友たちと共に青春を謳歌していた。人類が終了する日が間近に迫っているとは夢にも思わずに―
登場人物

声の項は劇場アニメ版の声優。
小山 門出(こやま かどで)
声 -
幾田りら[8]本作の主人公。仲良し5人グループのひとり。髪は黒色のショートカット、眼鏡をかけている。小学生の頃、「でもん」と読める名前から「デーモン」とあだ名を付けられていじめられていたことをきっかけに凰蘭と親友になる。その当時からFPSをプレイする「戦友」でもある。(作中で)イソフラ・ボン次郎が描く国民的な人気漫画『イソベやん』のファンで、そのグッズも身に着けている。下蛸井戸(しもたこいど)高校在学時から担任教師の渡良瀬に片思いしており、告白するたびに冗談でかわされる。駿米(するめ)大学に進学後は、2人で出かけることもあった。凰蘭の兄(ひろし)と小学生の頃に結婚を約束するも、その後は「デブは無理」とあっさり撤回するが、友情は続いている。両親ともに漫画編集者だったが、父親は「8.31」の際に神保町にある会社の様子を見に行ったまま消息不明となる。その後、市民活動に傾倒する母親とは距離を置いている[9]
中川 凰蘭(なかがわ おうらん)
声 - あの[8]本作のもう1人の主人公。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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