この項目では、2010年の映画について説明しています。この映画の第1作については「デス・レース」をご覧ください。
デス・レース2
Death Race 2
監督ロエル・レイネ
脚本トニー・ジグリオ
『デス・レース2』(原題: Death Race 2)は、2010年のアメリカ映画。本作は『デス・レース』の前日譚であり、同シリーズ3作目『デス・レース3 インフェルノ』は続編である。 2012年、経済的危機に陥り治安が悪化したアメリカ。民営化された刑務所では囚人に殺し合いをさせ、それをテレビ中継で放送するというデス・マッチが行われていた。しかし、視聴率が伸び悩んでいたのであった。ある日、マフィアの一員であるカール・ルーカスはマフィアのボス、マーカス・カーンの命令で銀行強盗を行うが、実行メンバーの中のボスの甥によって銀行強盗は失敗に終わる。メンバーは警察に追われることになるが、ルーカスはメンバーを逃がし、ボスの為に自分だけが捕り、ターミナル島刑務所に収監される。その後行われたデス・マッチにて囚人達が暴動を起こし、デス・マッチは停止、デス・マッチ責任者のウェイランド社女重役のセプテンバー・ジョーンズはクビになりそうになった。そこでジョーンズはデス・レースを提案。五回レースに勝利したら刑務所から脱出できるというルールにし、ルーカスもこれに参加したのだった。彼の前にはデス・マッチにて19人殺害したビッグ・ビル、14人殺害&香港マフィアボスの14K。14Kのライバル、ザンダー・グレイディが立ち塞がる。特にビッグ・ビルはルーカスに復讐心を持っており、殺すチャンスを狙っていた。ルーカスは囚人仲間のゴールドバーグ、リスト、ロッコの援護を受けて、レースに出場する。一方、刑務所の外では陰謀が始まっており、ルーカスの命が狙われていた。 ※括弧内は日本語吹替
あらすじ
登場人物
カール・ルーカス
演 - ルーク・ゴス(小松史法)本作の主人公。通称ルーク。マーカス・カーン率いるマフィアの一員。銀行強盗を行った際、マーカスの甥を庇って警察に捕まった。取調べでもマーカスのために黙秘し続け、ターミナル島に収監される。セプテンバー・ジョーンズから、豪華な景品と引き換えにデス・マッチに参加しろと言われるが拒否。しかし、その次のデス・マッチにてセプテンバーの陰謀によりビッグ・ビルとリストが対決することになってしまい、リストを助けるためデス・マッチに乱入し、火炎放射器を使ってビッグ・ビルを降伏させる。その後、ビッグ・ビルに執拗に狙われる羽目に。デス・レース1日目はトップでゴールした。2日目は、莫大な報酬と引き換えにマーカスからルーカスを殺せと言われた14K以外のレーサー全員から狙われることになる。ケイリン、アパッチを撃破し、トップに立つが、追いついてきたビッグ・ビルの追尾ミサイルで大火傷を負う。しかし、何とか死を免れ、その後は「フランケンシュタイン」という覆面レーサーとしてデス・レースに参加することになる。そして、フランケンシュタインとしての最初のレースでセプテンバーをレース直後に轢殺、デス・レースの世界に身を投じる。
R・H・ウェイランド
演 - ヴィング・レイムス(乃村健次)
マーカス・ケイン
演 - ショーン・ビーン(内田直哉)