デスラー艦
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デスラー艦(デスラーかん)は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に登場する架空の宇宙戦闘艦

ガミラス帝国、のちにガルマン・ガミラス帝国の総統デスラーの御座艦で、帝国軍総旗艦を兼ねる。初代・二代目・三代目を通じて、青い艦体色と艦首に備えたデスラー砲という共通の特徴がある。なお、「初代」「二代目」「三代目」は公式の名称ではないが、本記事内では区別のため便宜上そのように表記する[注 1]
初代.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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艦体諸元全長不明
主機関不明
兵装デスラー砲×1門
大口径レーザー砲×3門
ミサイル発射管×8門
移乗戦用チューブミサイル

宇宙戦艦ヤマト』第26話に登場する。デザイン担当は加藤直之、艦橋内部などの諸設定は松崎健一[10]

ラムネ瓶状の外観を持つ戦闘艦。ガミラス本星の天井都市の総統府を兼ねている緊急用の脱出艦。その性質上、設定画の側面図では艦尾にガミラス星天井都市の残骸が付着している[10]が、劇中では反映されていない。

全長は、劇中の描写ではヤマトの半分程度と小型である。艦橋部分は引き込み式で、艦尾には正六角形の主推進ノズルを6つ持つ。デスラー砲の発射直後にワープが可能である[注 2]ほか、微速後進しながらワープに入れるという特徴的なスペックを備える。

兵装はデスラー砲のほか、通常武装として大レーザー砲塔3門とミサイル発射管8門を装備している。また、敵艦に白兵戦を挑むための、移乗戦用のチューブミサイルを備えている。

劇中での初登場は、天井都市の総統府としては第24話であるが、宇宙艦艇としては第26話(のみ)である。イスカンダル星からの帰還途上のヤマトを付け狙い、銀河系内にて捕捉。ワープ事故でヤマトと衝突し、デスラー自らがヤマトに乗り込み白兵戦を挑むが、コスモクリーナーによって撤退。その後、地球帰還直前のヤマトにデスラー砲を浴びせるが、空間磁力メッキに跳ね返され自滅する。『宇宙戦艦ヤマト2』第11話の回想シーンでは、デスラー砲の直撃後、デスラー自らがレバーを操作してワープしようとしたが、一瞬ワープしかけた直後に爆発し、デスラーの死体が宇宙空間に漂う結果になったと演出されている[11][注 3]
二代目

艦体諸元全長235 m[12]
全幅74.6 m[12]
自重49,500 t[12]
主機関不明
兵装デスラー砲×1門
大レーザー砲×3門
ミサイル発射管×4門
瞬間物質移送器×1基(2基で1組)
三連装無砲身レーザー砲塔×2基
三連装パルスレーザー機関砲×8基
磁力機雷散布装置
アンドロイド兵部隊制御システム

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2』『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場する。デザイン担当は宮武一貴[10]

三代の中で最も出番が多いタイプ。主に「新型デスラー艦」と呼ばれる[注 1]。また、設定画には「デスラー戦艦」とも記述されており[13][10]、『EB22 宇宙戦艦ヤマト メカニック大図鑑1』p. 116のようにこの名称を使用している資料本も存在するが、定着はしなかった。

初代デスラー艦の船体下半部および後部機関部を、新たな船体で挟むように増築した構造となっている。ゴーランド艦隊の妨害電波を消去する電子戦装備も持つ。

兵装は、艦首にあるデスラー砲とデスラー戦法用の瞬間物質移送器をはじめ、左右のデッキ上には三連装無砲身レーザー砲塔や対空装備として三連装のパルスレーザー機関砲が、艦底部には磁力機雷散布装置がそれぞれ装備されている。このほか、初代デスラー艦同様、大レーザー砲塔やミサイル発射管も確認できる。

艦橋にチェス盤状のコンソールで操作する、アンドロイド兵部隊の制御システムを備えている(『さらば』のみ使用)。デッキ舷側には艦載艇用のハッチが並んでおり、ここに搭載された内火艇でデスラーたちは脱出して第一空母へ旗艦を移している(『ヤマト2』第24話)。
劇中での登場

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
乗員はデスラーとタラン、および監視役のミル以外はすべてアンドロイド兵。小ワープによって右舷からヤマトに体当たりを受け、白兵戦の際に兵をコントロールする制御システムを破壊され、機能停止する。
宇宙戦艦ヤマト2
第2話から登場する。ガミラス人の乗組員が多数乗艦している。第23話での太陽系での決戦ではヤマトの波動砲を磁力機雷の転送で封じたが、『さらば』と同様に小ワープによる体当たり攻撃を受け[注 4]、直後の白兵戦で大破して遺棄される。
宇宙戦艦ヤマト 完結編
終盤でディンギル帝国艦隊に包囲されて窮地に陥ったヤマトを救援する際に登場し、デスラーがルガールの座乗するプレ・ノアをデスラー砲[注 5]で殲滅する。
三代目

艦体諸元全長1,350 m[14][15]
[702 m[16]]
主機関不明
兵装ハイパーデスラー砲×1門
瞬間物質移送器×1基(2基で1組)
大口径回転速射砲塔×7基
超大型ミサイル×2基

宇宙戦艦ヤマトIII』に登場する。デザイン担当は板橋克己[17]

ガルマン・ガミラス帝国でのデスラーの御座艦である巨大戦艦。全長は1,350メートル。二代目同様、主に「新型デスラー艦」と呼ばれる(表記揺れがある二代目と違いこちらはほぼ固定)[注 1]

ガミラス艦系統の曲線主体ではなく、ガルマン艦系統に通ずるブロック構造状の艦体が特徴。兵装は艦首にハイパーデスラー砲を装備。両翼部に瞬間物質移送器を備え、艦体に大口径回転速射砲塔を艦首に3基。左右デッキ上に2基ずつ、計7基[注 7]。艦底には外付けの超大型の@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}惑星破壊[要出典]ミサイル2基がある[4]。二代目まではデスラー艦の性能はヤマトと同等、又はそれ以下とされていたが三代目では武装面に置いても装甲面に置いてもヤマトとは比べものにならないほどの性能を持っている。[要出典]

エンジン推力はボラー連邦の機動要塞の放つブラックホール砲の超重力をも無効化できるだけの力を持つ。

劇中では第24話と第25話に登場する。第24話では、シャルバート星上空でボラー連邦艦隊をハイパーデスラー砲で全滅させる。第25話では、太陽制御中のヤマトがボラー艦隊の攻撃を受けているときに、親衛艦隊のデスラー砲艦を率いて登場。ボラー連邦の首相ベムラーゼを機動要塞もろともハイパーデスラー砲で葬り去る。


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