デイドリーム_(モンキーズの曲)
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「デイドリームビリーバー」
モンキーズシングル
初出アルバム『小鳥と蜂とモンキーズ』
B面ゴーイン・ダウン
リリース1967年
ジャンルポップス
レーベルColgems
作詞・作曲ジョン・スチュワート
プロデュースチップ・ダグラス
チャート最高順位


第1位(ビルボードHot 100

モンキーズ シングル 年表

プレザント・バレー・サンデイ
(1967年)デイドリーム
(1967年)すてきなヴァレリ
(1968年)

ミュージックビデオ
The Monkees - Daydream Believer (Official Music Video) - YouTube


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「デイドリーム」または「デイドリーム・ビリーバー」(原題: "Daydream Believer")は、モンキーズ1967年に発売したシングル。4週連続全米1位を記録した。作詞作曲は、元キングストン・トリオ(英語版)のジョン・スチュワート。日本ではザ・タイマーズによる日本語カバーも知られる。
解説

プロデューサーのチップ・ダグラス(Chip Douglas) は、ハリウッドで開かれたパーティーで友人のジョン・スチュワートと出会った。当時、ダグラスはモンキーズのプロデューサーを務めていたため、モンキーズに相応しいよい楽曲を持っているかをスチュワートに尋ねた。スチュワートは、かつてスパンキー&アワ・ギャングに提供しようとしたが却下された楽曲「デイドリーム」をダグラスに聴かせた。ダグラスは、この曲がヒットすることを予感したが、一部の歌詞について納得ができなかったため、スチュワートにその箇所を変更させた。

「デイドリーム」は、1967年にアルバム『Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd. 』のために録音されたが、結局そのアルバムには収録されなかった。そして、1968年のアルバム『The Birds, The Bees & the Monkees 』に収録された。演奏は、デイビー・ジョーンズがリード・ボーカルを、マイク・ネスミスがリード・ギターを、ピーター・トークがピアノを、そしてミッキー・ドレンツがバック・ボーカルを担当し、ジャズ・トランペッターのショーティ・ロジャーズ(Shorty Rogers) がアレンジを行った。ジョーンズは最初この曲に可能性を感じることができず、録音時は不快な感情のままで歌っていたと、後に認めている[1]。しかし、この曲がヒットしたため、ジョーンズの感情も変わっていった。

ビルボード』誌では、1967年12月2日に週間ランキング第1位を獲得した[2]。1967年年間ランキングは第6位[要出典]となり、モンキーズにとって「アイム・ア・ビリーヴァー」("I'm a Believer") に次ぐヒット曲となった。
タイマーズ盤

「デイ・ドリーム・ビリーバー
?DAY DREAM BELIEVER?」
THE TIMERSシングル
初出アルバム『TIMERS
B面3部作(イ 人類の深刻な問題、ロ ブーム ブーム、ハ ビンジョー)
リリース1989年10月11日
規格7インチ、8cmCD
録音-
ジャンルロック
レーベル東芝EMI
チャート最高順位


週間2位(オリコン

1989年度年間80位(オリコン)

THE TIMERS シングル 年表

デイ・ドリーム・ビリーバー
(1989年)ロックン仁義
(1989年)

ミュージックビデオ
THE TIMERS - デイ・ドリーム・ビリーバー (Hammock Mix) - YouTube


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『デイ・ドリーム・ビリーバー』は、日本のロックミュージシャン、忌野清志郎らによるロックバンドザ・タイマーズ」のデビューシングル。1989年10月11日発売。歌詞は、忌野の変名である「ZERRY」名義による日本語詞となっている。

同年に開局したスペースシャワーTVの記念すべき1曲目に選出された。
収録曲
デイ・ドリーム・ビリーバー?DAY DREAM BELIEVER?(日本語詞:ZERRY)

エースコック「スーパーカップ」CF曲(1989年)

サントリーサントリーモルツ」CF曲(2006年)

セブンイレブン CF曲(2011年 - )


3部作(イ 人類の深刻な問題 ロ ブーム ブーム ハ ビンジョー)(作詞・作曲:ZERRY)○にイ、ロ、ハが正式表記「人類の深刻な問題」「ブーム ブーム」「ビンジョー」の3曲をメドレー形式にした曲。

その他カバー

収録作品は初出のもののみ記載する。△…モンキーズ盤のカバー。◇…タイマーズ盤のカバー。

フォー・トップス - 1968年のアルバム『Yesterday's Dreams』△

フィンガー5 - 1974年のアルバム『学園天国』(朝がねむいよ) △

西城秀樹 - 1974年のアルバム『秀樹!エキサイティング・ポップス』△

あいざき進也 - 1974年のアルバム『気になる男の子』△

アン・マレー - 1979年アルバム『愛の残り火』(I'll Always Love You) △

少女隊 - 1986年アルバム『SUPER VARIO』
日本語訳詞は高柳恋

少年ナイフ - 1998年アルバム『Happy Hour』(海外盤)△
日本ではのちにベストアルバムに収録された。

rua - 2002年アルバム『青春のポップス?フォー・エバー』△

山崎まさよし - 2007年アルバム『COVER ALL YO!』△
NTT西日本フレッツ・光」CF曲。

Micky Modelle - 2010年アルバム『Irish Club Anthems』 △

AOEQ - 2011年アルバム『think twice』
歌詞はタイマーズ盤をベースとし、亡くなった忌野清志郎に捧げる歌詞になっている。テレビ東京系ゴッドタン』2011年7 - 9月度エンディング曲。

プリシラ・アーン - 2012年アルバム『ナチュラル・カラーズ』△◇

矢野顕子 - 2013年アルバム『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』◇

オンダ・バガ - 2013年アルバム『マグマ・エレメンタル』(日本盤)◇
フジロック・フェスティバル』出演時にサプライズとして初めて披露した。

さくら学院 - 2014年シングル「Jump Up ?ちいさな勇気?」(初回限定盤A)◇

森川ココネ(高畑充希) - 2017年劇場アニメ映画『ひるね姫 ?知らないワタシの物語?』の主題歌[3]。 ◇

佐倉としたい大西佐倉綾音大西沙織) - 2017年シングル「Radio time predator」C/W[4][5]

ボーイゾーン - 2017年のアルバム 『No Matter What: the Essential』△
彼らのファーストシングル「Love Me For a Reason」のカップリング曲として使用された。

関ジャニ∞ - ライブDVD/Blu-ray「十五祭」に収録。◇

Yellow Studs - 2021年アルバム『brand new old day』△

使用
映画


ドリーム・スタジアム - 主題歌。

ひるね姫 - 上記の通り、主題歌、エンディングテーマ。テレビCMなどでもテーマ曲として放映された。歌詞はタイマーズ版と同じZERRYによる日本語詞。

テレビ


九州朝日放送(KBCテレビ) - 局名告知(オープニング・2001年-2010年)

マザー&ラヴァー(フジテレビ) - 挿入歌

ひるブラ(NHK総合) - テーマソング(山崎まさよし植村花菜、ウクレレの各バージョンあり)

鉄道


高山本線千里駅 - 接近メロディ

あいの風とやま鉄道石動駅 - 接近メロディ(2017年3月まで)

えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン(旧北陸本線) 筒石駅 - 接近メロディ

東武伊勢崎線館林駅 - 信号開通メロディ

その他


セブン-イレブンセブン&アイ・ホールディングス)-CMではTHE TIMERSのものが、店内では店内放送用にアレンジされたものが使用されている。

西武ドーム埼玉西武ライオンズが勝利したときのみMicky Modelleのものが試合終了後に流れる(2016年シーズンまで)。

伊藤俊人(俳優) - 葬送曲として使用された。

ワンダヴィジョン - PVのテーマとして使用された。

桂三四郎 - 出囃子に使用。

SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん - 挿入歌の一つとして使用。

脚注^ "You can tell from the vocal that I was pissed off!" Davy Jones, The Monkees Tale, Last Gasp Press, 1986
^ The Monkees Daydream Believer Chart HistoryBillboard
^ “高畑充希、アニメキャラ名義で「デイ・ドリーム・ビリーバー」をカバー”. ORICON STYLE. (2016年11月24日). https://www.oricon.co.jp/news/2081931/full/ 2016年11月24日閲覧。 
^ “ ⇒文化放送「佐倉としたい大西」番組テーマCD”. オムニ7. 2017年8月15日閲覧。
^ @s_toshitai_oのツイート(869566542819639296)

参考文献

フレッド・ロビンソン著・守屋須三男監修・加藤秀樹訳『ビルボード年間トップ100ヒッツ 1956-1990』
音楽之友社、1994年2月10日、ISBN 4-276-23631-2

関連項目

1967年のビルボード・ホット100による1位のシングル一覧

先代
ストロベリー・アラーム・クロック
インセンス・アンド・ペパーミントBillboard Hot 100 第1位
1967年12月2日 - 12月23日(4週)次代
ビートルズ
ハロー・グッドバイ










ザ・タイマーズ
ゼリー - トッピ - ボビー - パー
シングル

1.デイ・ドリーム・ビリーバー - 2.ロックン仁義 - 3.サヨナラはしない
アルバム

オリジナル

1.TIMERS
ライブ

1.復活!! The Timers - 2.不死身のタイマーズ

映像作品

1.不死身のタイマーズ
関連項目

RCサクセション - EMIミュージック・ジャパン - SWIM RECORDS

典拠管理

MusicBrainz

作品



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