この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2018年4月)
デイゴ
樹形(沖縄県那覇市、2007年3月) 花
分類(APG III)
ウィキメディア・コモンズには、デイゴに関連するカテゴリがあります。
ウィキスピーシーズにデイゴに関する情報があります。
デイゴ(梯梧、Erythrina variegata)は、マメ科の落葉高木。インドやマレー半島が原産。日本では沖縄県が北限とされている。春から初夏にかけて咲く赤い花が知られる(ただし、毎年満開となるとの保証はないそうである)。 落葉性とはいっても、冬に全木が落葉することはあまりなく、花が咲く枝が落葉する傾向がある。花は枝先に穂状に出る。葉は大きな幅の広い葉を3枚つける三出複葉で、クズの葉に似ている。木は太くなるがあまり高くならず、横に枝を張る傾向がある。公園や街路樹としてよく栽培されるが、根本や根からも芽が出るので人家の庭に植えられることは少ない。材は柔らかく、加工しやすいため、漆器の材料として使われる。 近年では、台湾方面から飛来・帰化したとされるコバチの一種デイゴヒメコバチ (Quadrastichus erythrinae) による被害が相次いでいる[1]。このハチはデイゴの葉や幹に産卵して虫こぶを作り、木を弱らせて枯らす場合もあるため、沖縄県では対策を急いでいる。 デイコやエリスリナともいう。なお、海紅豆(かいこうず)が別名とされることが多いが、これは別種のアメリカデイゴ(鹿児島県の県木)のことである。 沖縄県の県花でもあり、1967年(昭和42年)に県民の投票によって「沖縄県の花」として選定された。デイゴが見事に咲くと、その年は台風の当たり年で、天災(干ばつ)に見舞われるという言い伝えがある(THE BOOMの楽曲「島唄」の歌詞にも書かれている)。また、県内では「やしきこーさー(屋敷壊さー)」とも呼ばれることもあるが、これは根の力が強く、家の近くに植えると根が伸びて家を傾かせてしまうからであるという。 琉球大学で学生が配る合格電報の文面は、「デイゴ咲く」となっている。
目次
1 生態
2 別名
3 県花
4 脚注
5 関連項目
生態
別名
県花
脚注^ “ ⇒デイゴヒメコバチ”. ⇒天敵Wiki版Web昆虫図鑑. 2012年8月18日閲覧。
関連項目
カラット
島唄
更新日時:2018年4月21日(土)15:15
取得日時:2019/02/07 06:22