ディーふらぐ!
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ディーふらぐ!
ジャンル
学園ギャグ
漫画
作者春野友矢
出版社メディアファクトリーKADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス
発表期間2008年9月号 -
巻数既刊18巻(2023年11月現在)
アニメ
原作春野友矢
監督菅原静貴
シリーズ構成上江洲誠
キャラクターデザイン松本健太郎
音楽松田彬人
アニメーション制作ブレインズ・ベース
製作ディーふらぐ!製作委員会
放送局#放送局を参照
放送期間2014年1月 - 3月
話数全12話+OAD1話
ドラマCD
発売元コミックとらのあな
発売日2010年7月23日(Vol.1)
2011年12月22日(Vol.2)
アニメ版ドラマCD
発売元とらのあなレコーズ
発売日2014年3月6日(第1弾)
2014年4月25日(第2弾)
2014年12月28日(第3弾)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ディーふらぐ!』(D-FRAGMENTS)は、春野友矢による日本漫画作品。『月刊コミックアライブ』(KADOKAWAメディアファクトリー)にて2008年9月号[1]から連載中。サブタイトルは登場人物の台詞。他メディア上での展開としてドラマCDが発売されている。2014年1月より3月までテレビアニメが放送された。2021年10月時点で累計発行部数は200万部を突破している[2]
概要

作者の初連載作品。劇中で登場人物たちが自称する火や土などの「属性」が宣伝媒体などで取り上げられるが、これはあくまで属性に関連するものを好んでいるだけであり、作中にファンタジーな能力や技術を持つ者は登場しない。

登場人物の名前は京王線都営新宿線(京王線と直通している)を始めとする日本の鉄道駅の名称を想起させるようなものが多く(「柴崎芦花」に対する、柴崎駅芦花公園駅など)、実際に2014年1月14日から2月11日までの間に京王電鉄都営地下鉄とのコラボレーション企画(スタンプラリー)が実施されている。採られている駅名はほとんどが京王線と都営新宿線およびそれらに接続する路線の物であるが、一部は福岡市地下鉄空港線久留里線東急田園都市線など京王線や都営新宿線と関わりの無い路線からも採られている。また、大半が姓のみしか明かされておらず、レギュラーである高尾や船堀もその代表であり、一エピソードのみ登場する登場人物(いわゆるモブキャラクター)のほとんどもそれに当てはまる。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年2月)(使い方

府上学園の小さな不良グループのリーダーとして少しだけ知られている風間堅次がひょんなことからゲーム製作部の部室を覗いてみると、その中では小火災が発生していた。中にいた部員たちとともに消火には成功するものの、彼女たちは堅次の記憶を奪って火災を隠蔽しようと目論み、彼を襲う。堅次は必死に逃げるが、部長・柴崎芦花に助けられたことをきっかけに同部へ入部する羽目になってしまう。

このゲーム制作部の部員・顧問さらには他の不良グループ等、性格に偏りがある者たちに囲まれ、その行動に迷惑を被りつつも、最も常識的な風間堅次は部活をそして学校生活を楽しく過ごしていく。
登場人物

※担当声優はドラマCD版・テレビアニメ版共通。
ゲーム製作部(仮)
風間 堅次(かざま けんじ)
声 -
小西克幸本作の主人公8月4日生まれ、血液型O型。身長175センチメートル、体重67キログラム。2年B組所属。当初は府上学園一の不良として知られていたが、ゲーム制作部(仮)の部室に足を踏み入れてしまったことから、彼女たちが引き起こす騒動に巻き込まれ、結果的にゲーム製作部(仮)に入部することになる。ゲーム制作部(仮)のメンバーに対しては、八以外を名前で呼ぶことがなく、基本的に「お前」「あいつ」または個人に掛かる役職名[注 1]で呼んでいる。口調は荒っぽく、斜に構えた態度を取ることが多いものの、性格は基本的に良心的。ゲーム製作部(仮)では随一の常識人でもあり、作中における最大のツッコミ要員。アニメ版では、芦花が落としたチラシを拾ってあげたり、道を独占して歩く不良を注意したりなど、良識的な面が強調されている。また、勝負事が好きである上にかなりの負けず嫌いであり、勝つためなら卑怯な手段でも使うことから、勝ち負けが絡むとボケの立場になることもある。不良12人に挑んで3人倒せるなどある程度ケンカは強いようだが、他の部員をはじめとした仲間の強さが桁違いだったり、女の子は殴れなかったりするためにあまり強い印象は持たれていない。頭髪は相当固い上にかなりツンツンしており、無自覚に高尾の胸にブスブスと刺して殴られたりする。一方で、その特徴的な髪でしか認識されておらず、髪型が変わると周囲(桜や家族を除く)に気づかれなくなってしまう。こうした点から、他の部員たちと比べて個性が薄いのではないかと気にしているのと同時に髪以外の個性が没個性であることに気付き、芦花との再戦時に勝利するために坊主にするという暴挙に出た。その際、母親を介して父親のカツラを借り受けているが、嫌がる素振りを見せていた。他にも、携帯電話に連絡が来た時も非常に態度が悪いなど、父親にいい感情を持っていない様子。なお、坊主にした直後に科学部の育毛剤の研究に協力した結果、髪は短期間で元の長さにまで戻った。不良らしく府上学園をシメるつもりでいるが、学園の裏ボスである芦花は女の子のため殴れず、そもそも周囲の女子の戦闘力が軒並み異常に高いため、なかなかその野望を叶えることが出来ずにいる。しかしゲームとは言え府上学園の錚々たるメンバーに(卑怯な手段を用いて)勝利したため、噂が広まって校内はおろか他校の不良からも恐れられ喧嘩自体にならず、最近は結局ゲーム制作部(仮)の部員として真っ当(?)な学生生活に落ち着いている[注 2]。本人は認めていないが、芦花からは風属性(そのまま名前から)、桜からは姫属性(よく攫われるため)などと言われている。秘技は窓のサッシや特定の人物等を踏み台にして高く飛び上がる「垂直飛び」。両親が共働きであったため、幼いころから妹の之江と交代で食事を作ってきた。本人も「簡単な料理ならできる」と言い、高尾と比較して舌が肥えている様子もある。芦花・高尾・船堀など、複数の女性から好意を持たれているが、その事に対して特に反応を示していない。また、後述の芦花と高尾の居候がバレた際には、「自分があいつらをどうこうするわけない」と発言している[注 3]。また、夏休み明けには千歳関連の騒動(後述)解決に積極的に協力した事もあり、唯一周りの女子の中で異性的な好意を抱かれてなかった彼女からも、好意らしきものを示され始めた。この異性関係のために、親友の中や他の男子生徒から、露骨に嫉妬される事もある。高尾が居候を終えた後、彼女を高尾家まで送り届けたが諸事情で女装する羽目になり、心に多少の傷を負った(事情を知らない芦花からは「落ち込んでいた」と言われている)。堅次本人は覚えていなかったが、幼少期には芦花・千歳・多摩・高尾と出会っている。特に芦花、千歳、多摩の3名とはご近所の祭りの肝試しでも同行しており、後述する千歳関連の騒動に既に巻き込まれていた。結果的にこの出会いが、千歳との距離が縮まる切っ掛けにもなっている。名前を駅名にすると京王高尾線狭間駅
柴崎 芦花(しばさき ろか)
声 - 花澤香菜ゲーム制作部(仮)の部長。4月10日生まれ、血液型A型。身長143センチメートル、体重33キログラム。2年A組所属。小柄な体格で、髪型はウェーブのかかったショートに両端をくくっている。家族を含めて誰に対しても丁寧語風で話す。風間一派を自称することもある。自称炎属性で室内で花火をしたり、萌え(燃えにかけている)台詞を吐いたりする。しかし実際には闇属性らしく、袋や暗幕などで相手の視界を奪う戦法に変化する。奥義は「暗黒の目潰し」。この闇属性状態ではケンカでも堅次の一撃よりも速く相手の頭に袋をかぶせてしまったり、不良2人を一瞬で倒したりと、作中でもトップクラスの高い戦闘力を誇る。武器である袋は自身の母が作っている「闇の布」を加工したものである。キレると闇属性になって他のことが目に入らなくなり、止めようとした堅次を気にせず引きずって歩くなど、力が数段上がる模様。一部では、過去に生徒会長(千歳)と前会長(多摩)の戦いを終わらせた学園の裏ボス『最強の闇』と呼ばれており、芦花本人もその異名は承知している。しかし、自分で異名を語る時は「人間火炎放射器」と自称している。


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