この項目では、映画について説明しています。その他の用法については「デファイアンス」をご覧ください。
ディファイアンス
Defiance
監督エドワード・ズウィック
脚本クレイトン・フローマン
『ディファイアンス』(原題:Defiance「果敢な抵抗」の意味[2])は、2008年のアメリカ合衆国の伝記映画。監督はエドワード・ズウィック、出演はダニエル・クレイグとリーヴ・シュレイバーなど。 第二次世界大戦時のナチス・ドイツ占領下でのポーランド(現在のベラルーシ西部)におけるビエルスキ兄弟のユダヤ人救出を描いたネハマ・テク
概要
キャッチ・コピーは『人間として、生きるための[抵抗]だった』。
第81回アカデミー賞作曲賞ノミネート。 1941年、ドイツ軍がベラルーシを占拠。ナチス親衛隊と地元警察がユダヤ人狩りを始める。8月、警官に両親を殺されたユダヤ人兄弟、トゥヴィア、ズシュ、アザエルはリピクザンスカの森に逃げ込むと、既に多数のユダヤ人が隠れていてキャンプを構えていた。トゥヴィアが食料と武器を入手するため訪ねた父の親友コシュチュクに頼まれて他のユダヤ人たちも森へ案内する。10月、武装して「ビエルスキ・パルチザン」(民衆による非正規軍)と名乗るが、銃撃戦で2人の犠牲者を出し、アザエルも行方不明になってしまう。食糧不足や不安から同胞の間でいざこざが起き始め、トゥヴィアは皆で生き残ることが復讐だと諭す。トゥヴィアがコシェチュクに食料をもらいに行くと、2人の女性と一緒にアザエルが匿われ、コシェチュクは納屋に吊るされ死んでいた。次第にズシュはトゥヴィアとの対立を深めていき、キャンプから仲間数人を連れて同地域で活動していた赤軍パルチザンに参加する。 1942年、ある日見張りがドイツ軍の伝令を捕まえるが、伝令が持っていた命令書には森を包囲すると書かれていた。赤軍パルチザンは敵から逃れるため、ズシュ達の抵抗にもかかわらず撤退を始める。まもなくドイツ軍によるキャンプへの攻撃が始まり、アザエルらがキャンプに残り時間を稼ぐ間、トゥヴィアが仲間を誘導して森の奥へと進むが、大きな沼に直面してしまう。そこにアザエルが戻ってロープやベルトで全員をひと繋ぎにして、何とか大きな沼を渡り切る。しかし、安心するのもつかの間、戦車を伴ったドイツ軍が待ち構えており、彼らの命を掛けた戦闘が始まった。 辛くも生き残ったトゥヴィア達一行にズシュも加わり、その後2年間は森に残った。新しいキャンプには学校と病院、保育所もあった。追われながらも人数は増え続け、終戦時に生き残った者は1200人もいた。 ※括弧内は日本語吹き替え
ストーリー
キャスト
トゥヴィア・ビエルスキ
ズシュ・ビエルスキ(英語版) - リーヴ・シュレイバー(相沢正輝)
アザエル・ビエルスキ(英語版) - ジェイミー・ベル(浪川大輔)
リルカ - アレクサ・ダヴァロス(斎藤恵理)