ディズニー・クエスト
DisneyQuest
所在地アメリカフロリダ州、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
所有者ウォルト・ディズニー・カンパニー
運営者ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツ
開業1998年6月19日
閉鎖2017年7月3日
テーマ"屋内テーマパーク"
ディズニー・クエスト(DisneyQuest)は、アメリカフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのディズニー・スプリングス内に存在した「インドア・インタラクティブ・テーマパーク」。ウォルト・ディズニー・カンパニーが所有し、ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツが管理していた。 ディズニー・クエスト・プロジェクトは、各ディズニーのテーマパークから離れた地域の人々に対してディズニーブランドを浸透させる目的で、主に大都市の中心部をターゲットに、インドアタイプの都市型テーマパークを建設するプロジェクトであった。 1998年6月19日にオープンし、続いてシカゴに第2号施設となるディズニー・クエスト・シカゴがオープンしたが、シカゴは業績不振により間もなく閉鎖。その後、フィラデルフィアやトロントなどにもオープン予定であったが、採算の見込みが立たず計画はいずれも中止となり、ディズニー・クエスト・プロジェクトそのものが中止されることとなった。 2015年にディズニー・スプリングス(旧ダウンタウン・ディズニー)の再開発の中で、ディズニー・クエストも大きな変化を遂げることになると発表した。そして2017年7月2日に施設自体がクローズした[1]。 跡地にはNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)をテーマとした施設、「NBA エクスペリエンス」が開業した[2]。 ディズニー・クエストの主なアトラクションは以下のとおり。 最終的に計画中止とはなったが、日本ではオリエンタルランド社(略: OLC)が2010年の開業を目指して東京以外の都市圏(大阪と福岡が最有力候補であった)で屋内型施設の建設を検討していた。OLCのプレスリリースによれば、東京ディズニーリゾートへのアクセスが困難な地域におけるディズニーキャラクターへの接触度を向上させ、最終的にはリゾートへの顧客誘引へつなげることが目的とされており、ディズニー・クエスト・プロジェクトとその趣旨において類似性が見られた。
沿革
アトラクション
カリブの海賊:バッカニア・ゴールドの戦い(Pirates of the Caribbean: Battle for Buccaneer Gold)
バーチャル・ジャングル・クルーズ(Virtual Jungle Cruise)
サイバースペース・マウンテン(CyberSpace Mountain)
アラジンの魔法の絨毯(Aladdin's Magic Carpet Ride)
アニメーション・アカデミー(Animation Academy)
マイティ・ダックのピンボール・スラム(Mighty Ducks Pinball Slam)
バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(Buzz Lightyear's AstroBlaster)
インドア・テーマパーク事業の将来
中止となった施設
ディズニー・クエスト・フィラデルフィア - フィラデルフィアで建設途中だったが、中止。
ディズニー・クエスト・アナハイム - アナハイムにあるディズニーランド・リゾート内のダウンタウン・ディズニー(商業施設)内に計画予定だったが、中止。
ディズニー・クエスト・トロント - トロントで計画予定だったが、後に中止と発表。
脚注^ “DisneyQuest says ‘Game Over’ after 19 years of operation at Disney Springs
^ “ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに「NBA Experience」がオープン