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ディズニー・キャラクター・ボイス・インターナショナル株式会社
Disney Character Voices International, Inc.種類子会社
略称DCVI
本社所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州バーバンク
設立1988年
事業内容吹き替え
所有者ウォルト・ディズニー・ダイレクト・トゥ・コンシューマー&インターナショナル
主要株主ウォルト・ディズニー・カンパニー
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ディズニー・キャラクター・ボイス・インターナショナル(Disney Character Voices International, Inc.)とは、アメリカのウォルト・ディズニー・カンパニーが製作する映像作品の吹き替えを行うウォルト・ディズニー・ダイレクト・トゥ・コンシューマー&インターナショナルの主要部門である。.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル ディズニー 1988年設立。アメリカ合衆国に本社を置くウォルト・ディズニー・カンパニー内の4大部門の1つウォルト・ディズニー・ダイレクト・トゥ・コンシューマー&インターナショナルの主要部門である。 ウォルト・ディズニー・スタジオの子会社にあたるウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ、ディズニー・ミュージック・グループ、およびディズニー・メディア・ディストリビューション
概要
吹替版製作の際には「その国の観客に受け入れてもらえるか」を一番大切にしており、長年世界各国の吹替版の監修をしてきたリック・デンプシーは日本のインタビューで「アニメーションの場合、字幕版の声優ではなく素晴らしい日本人声優の声が残る。観客が、この作品は私たちのために作られたんだと感じる作品にすることが最終ゴールだね。アニメーションの吹き替えは、実写の要素に取り組む必要がない点が独特なんだ。字幕版の声優を各国の声優と完全に置き換えることができる。見たものと聞いたものをそのまま受け取るというのは、アニメーションだからこそできること」と語っている[1]。 日本では本部門設立以前である1954年の『ダンボ』初公開時から、一部を除き[2]ウォルト・ディズニー・カンパニーの海外製作部長が来日しての吹替版制作およびキャスティングは行われていた。 現在の日本語吹替版の制作は、本国の監修の下でウォルト・ディズニー・ジャパン(日本法人)内の同部門が行なっている。録音制作はトランスグローバル、東北新社、スタジオ・エコー、HALF H・P STUDIO、グロービジョン、ACクリエイト、ブロードメディア、ケイエスエス、プロセンスタジオ
日本での活動
作品の制作が開始すると、本社から声優の承認が必要になるキャラクターの指示が送られ、台詞と歌のオーディションで「年齢感」「声の高さ」「声の質感」「演技力」「歌唱力」などがチェックされる。そして、日本側の審査である程度候補を絞った上で本社に音声を送り、承認をもらいキャストが決定されるという[3]。キャスティングの過程では「オリジナル版と変わらない日本語版を作る」ということを大切にしており、これについて担当者は「言語は変わってもキャラクターの声は変わりません。そして声だけでなく、表現も変わらないように気を付けていきます。日本語版を見ていただく方々に、オリジナル版と同じ体験をしてもらえるように心掛けているんです」と述べている[3]。
一方、過去には一つの作品に複数のバージョンの吹き替えが制作されることが多く[4]、それらを現在オフィシャル版一本に統一し、他のバージョンの吹き替えを原則非公開としているが、ソフト版とは異なるテレビ放送版の吹き替えで放送される事もある[5]。多くのソフトメーカーがテレビ版吹き替えを収録したブルーレイを積極的に発売している中、ディズニー関連作品は未だにテレビ版吹き替えを収録したブルーレイが発売されていない。それについては「日本独特の複数の吹替版を楽しんだり評価するというベースがなかなか理解してもらえない」「せめて過去に流通していた音源は大事にしてほしいものです」と苦言を呈されることがある[6][7]。2012年公開の『アベンジャーズ』以降のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の配給を引き継いだ当初は、以前の作品で担当していた声優が芸能人に変更されたのを巡って多くの批判が殺到していたが[8]、ディズニーの方針の関係でソフト版でも劇場公開版のみの吹き替えが採用され、変更後の声優陣が以後のMCU作品でも続投するようになった。