株式会社ディスコ
DISCO CORPORATION
ディスコ本社(東京都大森)
種類株式会社
市場情報東証1部 ⇒6146
本社所在地 日本
〒143-8580
東京都大田区大森北2丁目13番11号
設立1940年3月2日
業種機械
法人番号6010801007501
株式会社ディスコ(英: DISCO Corporation)は、シリコンウェハー加工機器のトップメーカーである。広島県の呉市で創業した。 1937年5月に工業用砥石メーカーの「第一製砥所」として創業する。1968年12月にダイヤモンドを練り込んだ超極薄切断砥石「ミクロンカット」を発表。当時の切断機器では砥石の破断が相次いだため、自社で切断装置を開発することになる。その経緯は電子立国日本の自叙伝で詳しく取り上げられた。企業文化として’ディスコの常識は世間の非常識’がある。製造規格には定量化部分と主観部分が混在するが、製品の独自性は真似が出来ないものがある。 ディスコとは、旧社名(DaiIchi Seitosyo CO,. Ltd.)の英文略称が由来。
目次
1 概要
2 沿革
3 主な取り扱い製品
3.1 精密加工装置
3.2 精密加工ツール
4 主な関連会社
5 外部リンク
概要
沿革
1937年5月 - 広島県呉市に工業用砥石メーカー「第一製砥所」として創業。
1940年3月 - 有限会社第一製砥所に組織変更。
1958年11月 - 株式会社第一製砥所に組織変更。
1968年12月 - 超極薄切断砥石「ミクロンカット」発表。
1975年4月 - ダイシングソー(半導体切断装置)発表。
1977年5月 - 株式会社ディスコに社名変更。
1989年10月 - 株式を店頭登録。
1999年12月 - 東京証券取引所一部上場。
主な取り扱い製品
精密加工装置
ダイシングソー
半導体に使用されるシリコンウェーハなどのチップ分割を行う切断装置。
レーザソー
半導体や電子部品製造において従来は砥石を使用したブレードダイシングが主流であったが、近年加工素材の多様化に伴い新たな加工方法としてレーザによるチップ分割を行う装置。
グラインダー
シリコンウェーハや化合物半導体などさまざまな素材の薄化研削を行う装置。
ポリッシャー
グラインディングにより発生する微細なウェーハ裏面の加工歪みを研磨することで除去し、ウェーハの抗折強度を向上させる装置。
ドライエッチャ
ポリッシャと同様の目的で使用される、プラズマを使用したウェーハ研磨装置。
精密加工ツール
ダイシングブレード
ダイシングソーに装着し、シリコンウェーハをはじめ、さまざまな被加工物の切断・溝入れなど切断加工を行うツール。
グラインディングホイール
グラインダに装着し、シリコンウェーハや化合物半導体ウェーハなどを薄く平坦にする研削加工を行うツール。
ドライポリッシングホイール
ポリッシャに装着し、裏面研削後の微細な研削痕を除去する(ストレスリリーフ)、研磨加工を行うツール。
主な関連会社
日本
株式会社テクニスコ( ⇒HP)
株式会社ディスコ アブレイシブ システムズ( ⇒HP)
株式会社ダイイチコンポーネンツ( ⇒HP)
北米
DISCO HI-TEC AMERICA, INC.
アジア
DISCO HI-TEC (SINGAPORE) PTE LTD
DISCO HI-TEC (MALAYSIA) SDN. BHD.
DISCO HI-TEC (THAILAND) CO., LTD.
DISCO HI-TEC (VIETNAM) CO., LTD.
DISCO HI-TEC CHINA CO., LTD.
DISCO HI-TEC TAIWAN CO., LTD.
DISCO HI-TEC KOREA Corporation
DISCO HI-TEC PHILIPPINES, INC.