株式会社ディスコ
DISCO CORPORATION
ディスコ本社(東京都大森)
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 6146
株式会社ディスコ(英: DISCO CORPORATION[3])は、シリコンウェハー加工機器メーカー。半導体製造装置世界最大手である。時価総額6兆1200億円(国内9位)。平均年収は1512万円(2023年)。 1937年5月に工業用砥石メーカーの「第一製砥所」として創業する。1968年12月にダイヤモンドを練り込んだ超極薄切断砥石「ミクロンカット」を発表。当時の切断機器では砥石の破断が相次いだため、自社で切断装置を開発することになる。その経緯は「電子立国日本の自叙伝」で詳しく取り上げられた。ディスコとは、旧社名(Dai-Ichi Seitosho CO, Ltd.)の英文略称が由来[4]。
概要
沿革
1937年5月5日 - 広島県呉市阿賀町に工業用砥石(ビトリファイド研削砥石[5])メーカー「第一製砥所」として関家三男が創業[4][6]。
1940年 - 有限会社第一製砥所に改組し、本社を東京府神田に移転[注釈 1][5][6]。
1941年 - 稲根本製砥所を買収し、本社を五反田に移転[5]。
1956年 - 国産初の極薄レジノイド砥石を実用化[6]。
1950年 - 本社を東京都港区芝田町に移転[5]。
1958年
呉工場を呉市広町に新設し、切断砥石部門を移転[6]。
3月2日 - 株式会社第一製砥所に改組[4][6]。
1968年12月 - 超極薄切断砥石「ミクロンカット」発表[6]。
1975年4月 - ダイシングソー(半導体切断装置)発表[6]。
1977年5月 - 株式会社ディスコに社名変更[6]。
1989年10月 - 株式を店頭登録[4]。
1999年12月 - 東京証券取引所一部上場[4][6]。
2018年 - 長野県茅野市にディスコ長野事業所・茅野工場、営業開始[5]。
2020年 - 茅野工場の新棟が竣工、翌年2021年に操業開始。
2024年4月1日 - 同日株式取引分から日経平均株価の構成銘柄に採用予定[7]。
主な取り扱い製品
精密加工装置
ダイシングソー
半導体に使用されるシリコンウェーハなどのチップ分割を行う切断装置。
レーザソー