テンセント・ホールディングス
騰訊控股有限公司
テンセント本社
種類株式会社
市場情報SEHK: 700
テンセント
簡体字 (上) と 繁体字 (下) の漢字で書かれた「テンセント」
簡体字 ??
繁体字 騰訊
発音記号
標準中国語
漢語?音Tengxun
IPA[t??̌?.?ŷn]
粤語
イェール粤?Tahng-seun
IPA[t??̏?.s?̄n]
粤?Tang4-seon3
Tencent Holdings, Ltd.
簡体字 ??控股有限公司
繁体字 騰訊控股有限公司
発音記号
標準中国語
漢語?音Tengxun Kongg? Y?uxian G?ngs?
粤語
粤?Tang4 seon3 hung3 gu2 jau5 haan6 gung1 si1
テンセント・ホールディングス(簡: ??控股有限公司、英語: Tencent Holdings Ltd.)は、広東省深?市に本拠を置く中国の多国籍テクノロジー・コングロマリット。インターネット関連の子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している。活動拠点は中国にあるが、アリババグループなどと同じく、租税回避と当局の監査を経ずに国外の証券取引所への上場するため、登記上の本社はケイマン諸島にある[2][6]。また、株式の大半はプロサスやヴァンガード、ブラックロックなどの外国の投資家が保有しており[7]、その実態は多国籍企業に近い。そのため近年当局からの締め付けが強まっている。 1998年にインターネットからポケベルにメッセージを送るためのソフトウェアの販売を計画して創業[8][9]。2004年に香港証券取引所に上場する。2008年には香港ハンセン株価指数の構成銘柄になった[10]。 売上高では世界最大級のゲーム会社であり[11]、アプリの収益は2017年に世界一を誇る[12]、アクティビジョン・ブリザード[13]やユービーアイソフト[14]など他のゲーム会社の大株主でもある。創業者の馬化騰はアジア1位の富豪にもなっており[15][信頼性要検証]、時価総額ではアジア最大の企業だったこともある[16][17][信頼性要検証]。2017年にはアジアの企業で初めて5000億ドルを突破し、フェイスブックを超えてApple・グーグル(親会社のアルファベット)・アマゾン・マイクロソフトといった世界五大企業に入っている[18]。このうちグーグルとはクロスライセンスで提携している[19]。 これまでにも、世界最大のPCゲーム「League of Legends」を運営する米ライアットゲームズ社や、ギネスワールドレコーズから「最も成功したゲームエンジン」[20]と認められたUnreal Engineで知られる米Epic Games社、世界1位のモバイルゲーム[21]「クラッシュ・オブ・クラン」を運営するスーパーセルといったメーカーを買収していくことで、その存在感を強めていった。また、韓国最大のモバイルチャットアプリ「カカオトーク」を提供する韓国企業カカオ、および韓国最大のモバイルゲーム企業であるネットマーブル(CJグループ)の大株主でもある[22]。テンセントも出資[23]するテスラの自動運転車やAmazon Echoのハッキングを実演してセキュリティ面の脆弱性の修正に協力するホワイトハッカーの活動も行っている[24][25][26][27][28]。
概要