テングザル
テングザル(オス) Nasalis larvatus
保全状況評価[1][2]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書I
分類
テングザル(天狗猿[8]、学名: Nasalis larvatus)は、霊長目オナガザル科テングザル属に分類されるサル。本種のみでテングザル属を構成する[4]。目次 ボルネオ島(インドネシア、ブルネイ、マレーシア)[1] 頭胴長(体長)オス66 - 76.2センチメートル、メス53.3 - 60.9センチメートル[3]。尾長オス66 - 67センチメートル、メス55 - 62センチメートル[6]。体重オス21.2キログラム、メス10キログラム[3][6]。胴体は赤褐色、頬や尻・四肢・尾は淡灰色[4]。 指趾の間には水かきがある[6]。鼻は長く伸びる[6]。属名Nasalisはラテン語の「鼻」に由来し。種小名larvatusは「仮面をつけた」の意[4]。 出産直後の幼獣の顔は青い[5]。オスの成獣の鼻は、特に大型で長い[6]。陰茎は赤みを帯びたピンク色で、陰嚢は黒い[5]。 ボルネオ島北東部の個体群を亜種N. l. orientalisとして分割する説もあるが、この亜種を認めない説もある[3]。 マングローブ林、湿地林、河辺林などに生息する[6]。樹上棲。1頭のオスとメスからなる小規模な群れを形成して生活する[6]。薄明薄暮時に小規模な群れ同士が集合し、約80頭の群れを形成することもある[6]。
1 分布
2 形態
3 分類
4 生態
5 人間との関係
6 画像
7 出典
8 関連項目
分布
形態
分類
生態
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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