テレ朝チャンネル
[Wikipedia|▼Menu]

テレ朝チャンネル(テレあさチャンネル)は、テレビ朝日が運営するCSデジタル放送向けの専門チャンネルである。
概要

過去にテレビ朝日(旧称号のNET・日本教育テレビ時代に制作したものを含む)やBS朝日、および全国各地の系列局で放送された各種テレビ番組を総合的に編成・放送している。

現在は、ドラマバラエティアニメ等が中心の『テレ朝チャンネル1』(テレあさチャンネルワン)と、報道番組情報番組時差放送やスポーツ中継が中心の『テレ朝チャンネル2』(テレあさチャンネルツー)の2チャンネルで構成されている。

朝日新聞や系列新聞の日刊スポーツには、各チャンネルの番組表が毎日掲載されている[注 1]

なお、『テレ朝チャンネル2』が2013年3月末に改称されるまで放送されていた『朝日ニュースター』については同記事を参照のこと。
沿革

2002年6月に『ファボリTV』(Favori TV)の名称で、スカイパーフェクTV!2(後のスカパー!e2、現・スカパー!)にて放送を開始した。「Favori」とはフランス語で「お気に入り」という意味である。

2004年3月1日、スカイパーフェクTV!(現・スカパー!プレミアムサービス 標準画質)で放送を開始し、両衛星放送サービスにて放送を実施することになったが、この際チャンネル名をテレ朝チャンネルに改称、番組編成も一部変更した。また2004年4月1日からはケーブルテレビでも放送を始めた。

2008年10月1日、スカパー!HD(現・スカパー!プレミアムサービス)にてハイビジョン放送を開始に伴い、受信機表示アイコン『/tv asahi channel』から『/ch.』に変更

2010年1月27日、スカパー!e2での画角情報を4:3から16:9のワイドサイズに変更。

2012年2月10日、スカパー!e2の衛星基幹放送事業者であるシーエス・ワンテンが総務省から東経110度CS放送の衛星基幹放送業務の認定(16スロットによるHD放送)が適当と認められる[1]

2012年4月1日より、朝日ニュースターの事業主体が衛星チャンネルからテレビ朝日に移行(法人格としての「株式会社衛星チャンネル」は経営統合による吸収で消滅)されるため、一部の情報・トーク・スポーツ番組は朝日ニュースターへ移行(一部番組は2つのチャンネルで放送するが、朝日ニュースター側は再放送扱いとなる)する。

2012年7月1日、スカパー!e2ではCh.303(CS2)からCh.298(CS1)に移行し、ハイビジョン画質による放送開始。チャンネル名を「テレ朝チャンネルHD」に変更。また、スカパー!e2では「気象警報」「地震情報」「津波警報・注意報」のデータ放送と一部番組で字幕放送を実施する(いずれも朝日ニュースターと同時開始)。

2013年4月1日より、テレビ朝日のCS放送チャンネルのブランドを「テレ朝チャンネル」に統合。

旧・テレ朝チャンネルはチャンネル名を『テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ』に改名、それに伴い『ドラえもん』(2005年開始の現シリーズ)や『ナイナイナ』、『アメトーーク!』などを新たに放送開始[2]

旧・朝日ニュースターは『テレ朝チャンネル2 ニュース・スポーツ』としてリニューアル。新番組『午後のニュースルーム』(BS朝日との同時放送)の開始など、報道・ニュース番組の強化のほか、スポーツ中継も全て集約された(ただし『ワールドプロレスリング』関連の一部番組を除く)。

2014年4月1日より『テレ朝チャンネル2 ニュース・スポーツ』のチャンネル名を『テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ』に変更、あわせてスカパー!でのジャンルを「ニュース」から「総合エンターテイメント」に変更。また、スカパー!では1・2の2チャンネルセット契約のみとなった。その他、録画においてダビング10を廃止しコピー・ワンスに変更された。

2016年12月1日より、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者がスカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。

2018年秋にスカパー!において帯域の再編が行われ、チャンネル1、2共にHD放送は維持するものの、スロット数が16から12に削減。

2021年4月1日より、チャンネル1、2の名称を『テレ朝チャンネル1』、『テレ朝チャンネル2』に変更。
テレ朝チャンネル1

テレ朝チャンネル1

テレビ朝日のCS放送!
基本情報
運営(番組供給)事業者株式会社
テレビ朝日
旧チャンネル名ファボリTV(2002年6月1日 - 2004年2月29日)
テレ朝チャンネル(2004年3月1日 - 2013年3月31日)
テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ(2013年4月1日 - 2021年3月31日)
放送(配信)開始2002年6月1日
HD放送(配信)開始2008年10月1日
ジャンル総合エンターテイメント
放送内容テレビ朝日のドラマ・アニメ・バラエティ・情報番組など多数
視聴可能世帯数4,696,926世帯(2014年6月現在[3]
衛星基幹放送(東経110度CS放送)
プラットフォームスカパー!
放送事業者株式会社シーエス・ワンテン
チャンネル番号Ch.298(HD)
物理チャンネルCS1-ND2
放送開始2002年6月1日
HD放送開始2012年7月1日
スカパー!プレミアムサービス
放送事業者株式会社スカパー・エンターテイメント
チャンネル番号Ch.611(HD)
放送開始2008年10月1日
スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
放送事業者株式会社テレビ朝日
チャンネル番号Ch.717
放送開始2004年3月1日
放送終了2014年5月31日
その他(再送信・配信)
ひかりTV506,556(HD)
eo光テレビ817(HD)
J:COM755(HD)
公式サイト
特記事項:
 2013年4月1日にチャンネル名を「テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ」に変更。
テンプレートを表示

チャンネル概要
チャンネル番号


スカパー!プレミアムサービス

Ch.717(標準画質) - 衛星一般放送事業者:テレビ朝日

Ch.611(ハイビジョン、HDのみ) - 衛星一般放送事業者:スカパー・エンターテイメント


スカパー! Ch.298(ハイビジョン画質) - 衛星基幹放送事業者シーエス・ワンテン

ケーブルテレビでの放送

当初のケーブルテレビ向けの放送は、コストの高いリマックス方式を用いないと提供できず、J:COMを初めとする一部のケーブルテレビ局でしか視聴できなかった。

しかし2006年4月1日にはi-HITS(現在のJDS)で、2007年4月1日のJC-HITSでも配信を開始したため、視聴可能世帯が増加した。また、ハイビジョン放送の配信をJDSで2008年11月1日より、JC-HITSで2012年4月1日より開始した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:126 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef