テレビ新広島
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株式会社テレビ新広島
TSS-TV Co., Ltd.

本社
種類株式会社
略称TSS
本社所在地 日本
734-8585
広島県広島市南区出汐二丁目3番19号
設立1974年昭和49年)8月8日
業種情報・通信業
法人番号6240001007304
事業内容一般放送事業など
代表者代表取締役社長 箕輪幸人
資本金10億円
売上高73億5683万0000円(2023年3月31日時点)[1]
営業利益9437万9000円(2023年3月31日時点)[1]
経常利益1億1440万0000円(2023年3月31日時点)[1]
純利益5797万3000円(2023年3月31日時点)[1]
純資産105億3781万8000円(2023年3月31日時点)[1]
総資産138億9114万7000円(2023年3月31日時点)[1]
従業員数109名(2023年4月1日時点)
主要株主フジ・メディア・ホールディングス 33.1%
中国電力 13.1%
関西テレビ放送 11.9%
(2020年4月1日時点)[2]
主要子会社TSSプロダクション
TSSソフトウェア
TSS開発
TSSカルチャー倶楽部
外部リンクhttps://www.tss-tv.co.jp/
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テレビ新広島
英名TSS-TV Co., Ltd.
放送対象地域広島県
ニュース系列FNN
番組供給系列FNS
略称TSS
愛称TSS
呼出符号JORM-DTV
呼出名称テレビしんひろしま
ひろしま
デジタルテレビジョン
開局日1975年10月1日
本社734-8585
広島県広島市南区出汐
2丁目3番19号
演奏所本社と同じ
リモコンキーID8
デジタル親局広島 23ch
アナログ親局広島 31ch
ガイドチャンネル31ch
主なデジタル中継局呉・佐東 23ch、福山 28ch
主なアナログ中継局送信所の項を参照
公式サイトhttps://www.tss-tv.co.jp/
特記事項:
広島県のFNN系列局は、1975年9月30日まで、
広島テレビ放送が加盟していた。
2006年10月1日に地上デジタル放送を開始。
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株式会社テレビ新広島(テレビしんひろしま、TSS-TV Co., Ltd.)は、広島県放送対象地域[注釈 1]としたテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。略称は、社名の直訳「Television Shin-Hiroshima System」の頭文字を取ったTSS。従来の英称は、Shinhiroshima Telecasting Co., Ltd.だったが、2008年平成20年)より上記の英称に変更している。なお公式な略称表記は、ロゴが小文字のため誤解されやすいが、大文字の『TSS』が正しい(北海道文化放送の『UHB』と同じ考え方)。
概要

FNNFNS系列の中国地方に於ける基幹局であり、中国電力の主要関連企業の1社でもある。

フジテレビ系列の中では、キー局・フジテレビジョンとは親密関係にあるが、番組編成面では同局一辺倒ではなく自社制作・関西テレビ等FNS各系列局・広島県に系列局がないテレビ東京系番組も多く取り入れている。

株主にフジ・メディア・ホールディングス(FMHD)、産業経済新聞社、中国電力、関西テレビ放送マツダに加え、中国新聞社やテレビ東京の親会社である日本経済新聞社も名を連ねる。フジテレビを除くFMHDの持分法適用関連会社の中では、仙台放送福島テレビに続いて「31.8%」をFMHDが保有している。

地上デジタル放送の親局コールサインはJORM-DTV。チャンネルは23chで、リモコンキーIDは8。

広島県内の民放テレビ局4局の中では最も新しい放送局であり、フジネットワーク(FNS)加盟局では28局中25番目、昭和最後の開局である(テレビ新広島開局後は、1991年平成3年)4月1日の岩手めんこいテレビの開局まで16年のブランクがあった)。

tssのロゴマークは、広島県の民放テレビ局で唯一、開局以来一貫して変わっていない。

コーポレート・スローガンは、2015年(平成27年)の開局40周年を記念して制定された「ここからっ!TSS」で、その前は「情熱電波!TSS」である。

広島市南区出汐の旧社屋の敷地内に建設していた新社屋が2020年令和2年)7月末に竣工[3][4]2021年(令和3年)2月22日より同社屋から放送を開始した。新社屋は6階建て、延べ床面積約8千平方メートルで、平和の象徴「折り鶴」をイメージしシャープでシンプルな外観になり、高度な耐震性を備え、最大3メートル級の浸水も想定し、スタジオの大型化や付帯設備、オフィス機能なども充実させる[3][4]
本社・支社
本社・
演奏所
広島県広島市南区出汐2丁目3番19号 〒734-8585
福山支社
広島県福山市西町2丁目10番1号 福山商工会議所ビル5階
東京支社
東京都中央区銀座7丁目13番12号 サクセス銀座7ビル7階
大阪支社
大阪府大阪市北区梅田2丁目4番9号 ブリーゼタワー11階

2021年2月まで使われた旧本社
ネオンの31は2011年の完全移行に伴い撤去されてその他は赤に塗りなおされた(現在は解体)。

本社別館、中層は中国電力の関連会社本社。旧本社時代は新館と呼ばれていた。

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[5][6][7][8][9]
2021年3月31日

資本金発行済株式総数株主数
10億円2,000,000株35

株主株式数比率
フジ・メディア・ホールディングス661,000株33.05%
中国電力262,000株13.10%
関西テレビ放送237,000株11.85%
中国新聞社114,000株05.70%
日本経済新聞社104,000株05.20%

過去の資本構成1978年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数
10億円20億円500円2,000,000株

株主株式数比率
中国電力200,000株10.0%
東洋工業200,000株10.0%
桜田武[注釈 2]200,000株10.0%
花本務[注釈 3]132,000株06.6%
南長治116,000株05.8%
佐伯英三[注釈 3]104,000株05.2%
篠原康次郎[注釈 3]104,000株05.2%
中国新聞社100,000株05.0%
永野重雄100,000株05.0%
1992年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数株主数
10億円20億円500円2,000,000株49

株主株式数比率
中国電力200,000株10.0%
東洋工業200,000株10.0%
岩田春政[注釈 4]148,000株07.4%
吉川英司[注釈 5]132,000株06.6%
富田徹郎[注釈 6]122,000株06.1%
篠原康次郎[注釈 7]104,000株05.2%
中国新聞社100,000株05.0%
2003年3月31日

資本金発行済株式総数株主数
10億円2,000,000株44

株主株式数比率
フジテレビジョン394,000株19.70%
中国電力238,000株11.90%
関西テレビ放送237,000株11.85%
中国新聞社114,000株05.70%
産業経済新聞社110,000株05.50%
日本経済新聞社104,000株05.20%
みずほ銀行100,000株05.00%
2015年3月31日

資本金発行済株式総数株主数
10億円2,000,000株36

株主株式数比率
フジ・メディア・ホールディングス661,000株33.05%
中国電力248,000株12.40%
関西テレビ放送237,000株11.85%
中国新聞社114,000株05.70%
日本経済新聞社104,000株05.20%

沿革

1973年昭和48年)10月 - 広島県に民放第4局の周波数割り当て。広島地区では38件の免許申請があった。

1974年(昭和49年)

5月31日 - 予備免許交付。

8月8日 - 会社設立[10]


1975年(昭和50年)10月1日 - 開局。

番組は大半が広島テレビ(HTV)からの移行、一部は広島ホームテレビ(UHT、1986年(昭和61年)4月1日より現在のHOME)からの移行であった。

FNN(フジニュースネットワーク)・FNS(フジネットワーク)に加盟。

開局地点の中継局は福山・尾道・府中・呉・大柿・竹原・三次・佐東・三原・因島・千代田・西城の11局[11]


1976年(昭和51年)8月28日 - 広告の日特別番組・CM20年(全民放90局同時ネット)放送。

番組中で東日本放送(KHB、テレビ朝日系列)とともに「最も若い民放局」として紹介され、コマーシャル好きとして知られる比治山の酒店の主人が中継で出演、小林亜星が酒店のコマーシャルソングを作曲した。


1991年平成3年)7月1日 - 音声多重放送を開始。

1997年(平成9年)11月 - 広島の報道機関各社では初めて専用郵便番号(734-8585)の使用を開始する(郵便番号の7ケタ化は翌1998年(平成10年)2月2日からだが1997年(平成9年)11月からこの専用郵便番号をテレビで流していた)。

2000年(平成12年) - 異色のキャラクター「テレビ新ヒーロー ティエスエス」をマスコットに採用。ビデオクリップの素朴なつくりが、子供たちに大人気を博した。

2005年(平成17年)10月1日 - 開局30周年。イメージキャラクターに広島県出身の歌手西城秀樹を同年の1月から起用し、「情熱電波!TSS」(「情」のりっしんべんの部分が秀樹をイメージしたシルエットになっている)をキャッチコピーにキャンペーンを1年にわたって展開した。また、このころからコブクロの『六等星』をイメージソングとして起用し、現在も使用している。

2006年(平成18年)

4月3日 - 地上デジタル放送試験電波発射開始(広島5局同時)。

6月23日 - 地上デジタル放送の試験放送開始(広島5局同時)。

7月26日 - 地上デジタル放送対応の主調整室(マスター)(東芝製)が完成され、祈願祭と社長の火入れ式が行われた。


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