『テレビ愛知 10チャンベースボール』(テレビあいち じゅっチャンベースボール)は、テレビ愛知が日本プロ野球(NPB)の中日ドラゴンズ公式戦のうち、読売ジャイアンツ(巨人)とのビジターゲーム以外の試合を中継する場合のタイトルである。 テレビ愛知は中日新聞社の資本を受けているが、中日ドラゴンズ主催試合のテレビ中継がCBCテレビと東海テレビ・三重テレビ(3局は共に中日新聞社資本)、並びにNHK名古屋放送局だけしか割り当てられなかったため、試合の中継はビジターの試合限定という形を取っていた[1]。 過去には、三重テレビ(三重テレビナイター)、ぎふチャン(ぎふチャン ダイナミックナイター 非中日新聞社資本なのでビジター戦のみ)にもネットされていたが、テレビ愛知がホームゲームの試合中継を本格的に開始し始めた2001年頃からは、両局で放送されなくなったが、両局ともにドラゴンズ戦は2020年現在も放送している。 かつては『TVAドラゴンズナイター』の題で中継を行っていた。2007年まではカタカナの「サムライスタジアム」であった。2008年から2010年までは、『侍スタジアム』であった。 テレビ愛知の中日戦ホームゲーム中継参入により、テレビ大阪『ナマ虎スタジアム』でも中日ドラゴンズ対阪神タイガース戦の数試合が放送(事実上裏送り)されたり、テレビ愛知・テレビ大阪同時中継の場合がある(放送席等の音声は差し替え)。 2011年度より年数回程度、テレビ東京系列のBSデジタル局であるBSテレ東で同時ネットされる(年度により放送がない場合あり。BSテレ東での放送時間は『ALWAYS Baseball』を参照)[2][3]。 テレビ東京でも放送される場合、テレビ東京での中継タイトル『ALWAYS Baseball』を使用する。
番組概要
放送体制
放送日時
2005年までは火曜・土曜のナイター(18:30・19:00・20:00 - 20:54)と土曜・日曜のデーゲーム(14:00 - 16:00)を放送。
2006年は火曜日の試合は放送されず、土曜のナイター(18:30・19:00 - 20:54)と土曜・日曜のデーゲーム(14:00 - 16:00)を放送。
2007年は火曜・土曜のナイター(18:30・19:00 - 20:54)と木曜のナイターも放送。デーゲームは放送されなかった。
2008年は、火曜19:00 - 20:54と土曜18:30または19:00 - 20:54。
2009年は、(書きかけ)
2010年は、主に火曜19:00 - 20:54と土曜18:30 - 20:54で、1試合だけデーゲーム(日曜14:00 - 16:00)がある。
2014年は火曜に組まれる試合(18:57 - 20:54)を放送。
2021年は、火曜と木曜18:25 - 20:54で、2試合デーゲーム(14:00 - 16:00)がある。
2022年は、火曜18:25 - 20:54で、3試合デーゲーム(14:00 - 16:00)がある。
2007年以降、中継後のミニ番組・「GO!GO!ドラゴンズ」で、試合情報を伝える場合がある。
その他
主権試合は火曜・土曜、ビジターの東京ヤクルトスワローズ、福岡ソフトバンクホークス(テレQ制作)戦を土曜に、広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズ戦を日曜デーゲームで放送することが多い。また上記の通り、主催試合の阪神戦をテレビ大阪に裏送りすることがある[4]。
2007年以降デーゲームの放送は行われていなかったが、2010年3月28日の対広島東洋カープ戦(ナゴヤドーム)で久々に放送された。
テレビ東京系列は、火曜と土曜のゴールデンタイムがローカルセールス枠[5] なので、中継はほとんどが火曜日と土曜日のナイターである。火曜日の主催試合は東海テレビが中継する場合が多いので、テレQなどと比べると中継は少ない。極まれに水曜日や木曜日、日曜日にも中継される事もあったが、それらはネットセールスの枠であるため、休止となったレギュラー番組は土曜日などに代替放送されていた。また、デーゲームは編成の都合上、日曜日か月曜日?金曜日が祝日になった時に限られる。
野球中継が土曜日の場合、『土曜スペシャル』は休止。野球中継の日に放送された内容は後日放送するが、関東近郊の場合はなし。
中日主管試合[6] が放送される場合はJ SPORTSにも配給されているが、同じように中日主管試合を製作・配給するCBCテレビと東海テレビが地上波とは別の出演者で現地から放送するのとは異なり、テレビ愛知は映像のみを提供(製作クレジットもJ SPORTS・テレビ愛知の連名であるが、2012年からは中日ドラゴンズ・J SPORTSの連名に変わった)している。なお過去は出演者は地上波・CSとも同一人物であったが、現在はJ SPORTS向けは東京のスタジオからカラ出張(オフチューブ
ビジターのうち、阪神主管試合は、テレビ大阪では放送せずテレビ愛知にのみ放送する裏送りに近い形態(Tigers-ai配給映像と独自カメラの映像を併用)の試合が放送される場合がある。特に京セラドーム大阪での開催は、2011年に一度、この阪神対中日戦の組み合わせで、テレビ大阪が初めて阪神の主管試合における開幕戦と京セラドーム主管試合の放送を計画していたが、東日本大震災のため日程変更があったため実現しなかった。のちに、2017年の阪神ホーム開幕戦(京セラドーム大阪での対東京ヤクルトスワローズ戦)の放送を行い、テレビ大阪自社での主管開幕カード・京セラドーム開催主管カードの放送が実現した。