株式会社テレビ北海道[1]
Television Hokkaido Broadcasting Co.LTD.[1]
テレビ北海道本社
種類株式会社
略称TVh[1]
本社所在地 日本
〒060-8517[2]
北海道札幌市中央区大通東
6丁目12番4号[2]
設立1988年(昭和63年)8月24日[3]
業種情報・通信業
法人番号7430001011062
テレビ北海道
英名Television Hokkaido Broadcasting Co.LTD.[1]
放送対象地域北海道
ニュース系列TXNネットワーク
番組供給系列TXNネットワーク
略称TVh[1]
呼出符号JOHI-DTV
呼出名称テレビほっかいどう
デジタルテレビジョン
開局日1989年10月1日
本社〒060-8517[2]
北海道札幌市中央区
大通東6丁目12番4号[2]
演奏所本社と同じ
リモコンキーID7
デジタル親局札幌 14ch
アナログ親局札幌 17ch
ガイドチャンネル17ch
主なデジタル中継局旭川 21ch
函館 19ch
室蘭 26ch
網走 14ch
帯広 17ch
釧路 41ch
公式サイトhttps://www.tv-hokkaido.co.jp/
特記事項:
2016年3月31日現在、一部視聴できない中継局あり(#放送エリアの拡大も参照)
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株式会社テレビ北海道(テレビほっかいどう、英: Television Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd. 略称:TVh)は、北海道を放送対象地域としてテレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者。
1989年(平成元年)10月1日に開局した[3]平成新局。TXN系列に属するテレビ局として開局し、北海道内では最後発の民放テレビ局でもある。
東北・北海道地区で唯一、中日新聞社との資本関係が存在するテレビ局でもある[注 1]。
コールサインはJOHI-DTV、リモコンキーIDはキー局のテレビ東京と同じ「7」。
事業所
本社・演奏所:札幌市中央区大通東6丁目12-4(〒060-8517)
東京支社:東京都港区西新橋1丁目18-12 CMOS虎ノ門9階(〒105-0003)
大阪支社:大阪市北区堂島2丁目1-31 京阪堂島ビル内(〒530-0003)
福岡支局:福岡市博多区博多駅東2丁目16-1 日本経済新聞西部支社5階(〒812-0013)
※在札民放テレビ局では唯一、道内において札幌以外に拠点を持たない[2]。かつては旭川市と函館市に支局が、釧路市に取材拠点のための分室が置かれていたが、後に廃止された。一方、福岡支局は同局が在札民放で唯一設置している。 系列新聞は日本経済新聞と北海道新聞(道新)・道新スポーツ(2022年(令和4年)11月30日休刊)。 正式な略称は「TVh」(小文字)だが、新聞や雑誌の番組表及び一部ワンセグ機器でのEPGや広告・記事では「TVH」(大文字)の表記が使われる場合もある[注 2]。 不定期にフリーマーケットイベント『GOLDENマーケット[注 3]』を開催しているほか、1990年(平成2年)より毎年冬に開催されるTVh杯ジャンプ大会を協賛している。 後述の通り北海道全域 (全道) をカバーするのは、2011年(平成23年)のデジタル放送に完全移行してからである。 在札民放テレビ局で唯一独自の動画配信サービスを展開していない。 2019年日本民間放送連盟賞の技術部門で「マスター運行支援システムの開発」が優秀賞を受賞した[7][8][9]。当局が同賞を受賞するのは初めてだった。テレビ東京系列で同賞の技術部門で受賞したのは1999年テレビ東京の「アニメチェッカーの開発と運用」以来だった[10]。 2023年同賞の技術部門で「バーチャルマスターオペレーター」が最優秀賞を受賞した[11][12][注 4]。同局が同賞の最優秀賞を受賞することは初のケースだったほかテレビ東京系列、平成新局でも同賞の技術部門で最優秀賞を受賞することは初のケースだった。 早速、「バーチャルマスターオペレーター」を用いて2023年10月25日から10日間当局とエフエム北海道(AIR-G)、北海道総合通信網(HOTnet)、テレビ北海道技術センターの4社がAIR-Gのマスター設備をリモート監視する実証実験を行い11月15日から17日まで幕張メッセで行われた国際放送機器展「Inter BEE」の会場で公開された[13]ほか2024年3月11日から22日までの12日間、当局とテレビ東京、テレビせとうちでテレビ東京が当局とテレビせとうちのマスター設備を「バーチャルマスターオペレーター」で統合監視する実証実験を行った[14]。 なお、他の平成新局では、愛媛朝日テレビが2018年「データベース不要!ファイルベース化におけるMAMの自社開発」[15]、2020年「テレビ連動アプリ テレビちゃん。システムの開発」[16]で受賞している。 自社制作率は開局当時数%程度で、10周年を迎えた1999年(平成11年)には10%程度に達して、他の道内民放局と同様、自社制作番組も積極的に制作・放送していたが、その後は年を追うごとに縮小しており、開局当時と同じ数%程度にとどまっている。現在の自社制作番組は30分以内の放送枠が中心となっており、テレビ東京など系列局制作番組や独立放送局のネット受け、海外ドラマや洋画、通信販売などの外部制作番組や再放送が多くを占めている。 また、北海道における独立局アニメの受け皿的役割を担う放送局の1つでもある[注 5] が、2007年(平成19年)7月の改編以降大幅に縮小され、現在は断続的に放送される程度となっている。 終夜放送はあまり行われておらず、深夜は放送を休止する場合が多い。中央区大通西4丁目の札幌大通西4ビルと千歳市美々のセイコーエプソン千歳事業所[注 6]、釧路市幣舞町のまなぼっと幣舞に設置している「お天気カメラ」の映像をフィラーとして終夜放送することもあるが、その場合でも早朝の放送開始前には一旦カラーバーに置き換え、オープニングコールの後番組の放送が開始される。なお、大晦日から元日にかけてはテレビ東京が制作する特別番組をネット受けして終夜放送を行っている。 ただし、東日本大震災発生以降はしばらくの間、お天気カメラの映像をバックに「東日本大震災TXN災害募金」に関する告知テロップをオープニング映像に入る直前まで常時表示していた(BGMなし)。また、このときはカラーバーへの置き換えをせず、フィラー終了後すぐにオープニング映像を放送していた。 2020年(令和2年)10月5日から2021年(令和3年)9月27日まで、道内民放局のレギュラー編成で唯一マルチチャンネル放送(サブチャンネル放送)を実施していた(月曜17:25 - 17:55に放送していた『令和歌謡塾』が該当。同年10月6日よりメインチャンネルの水曜11:30 - 12:00に移行して、2022年(令和4年)3月30日放送をもって終了した。)[17]。 取材は自社だけではなく、株式会社クロステレビ[18]や有限会社ビデオクレインズ[19]など、外部番組制作プロダクションにも協力を仰いで実施している。 開局当初は、「大地に初恋」を使用[20]。 なお、開局10周年を迎えた1999年(平成11年)には「みて!」を使用。 開局15周年を翌年に控えた2003年(平成15年)から2005年(平成17年)には、「TV happy!TVh」を使用。対外向けロゴとして主に制作クレジット表記や同局の封筒にも用いられた。また、2004年(平成16年)の15周年キャンペーンとしてTV happy!のロゴとともに「もれなくハッピー。」などイチハラヒロコによる縦書きのメッセージ作品を添えたビジュアルを展開した[21]。 なお開局当初からの正式ロゴは本社社屋、放送機材、送信所、中継局、公式ウェブサイトの会社概要の項目、『TVh道新ニュース』・ニュース速報・気象警報・地震、津波情報のテロップ放送時[注 7]、TXN各種ニュース番組の取材クレジット表記、放送開始・終了時のハイビジョン撮影の風景の画像の挿入時、地上デジタル放送受信機表示アイコンなどで使われている。 地上デジタル放送を開始した2006年(平成18年)6月1日より「デジタル7チャンTVh」を使用。当初はデジタル放送のPRが主な目的だったが、2011年(平成23年)7月24日でアナログ放送が終了したことに加え、道東地区でも基幹送信所が開局したことから、「ひろがる7チャンTVh」に改められた。
概要
主な受賞歴
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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