テラフォーマーズ
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テラフォーマーズ
ジャンル
バトルアクションSF
漫画
原作・原案など貴家悠
作画橘賢一
出版社集英社
掲載誌ミラクルジャンプ
週刊ヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号ミラクル:2011年創刊号 - 6号
ヤング:2012年22・23合併号 -
巻数既刊22巻(2022年現在)

漫画
漫画:テラフォーマーズ妄想訓練記 教えて!ミッシェル教官
原作・原案など貴家悠・橘賢一
作画セレビィ量産型
出版社集英社
掲載誌ミラクルジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号2014年7月号 - 2014年12月号
巻数全1巻
漫画:今日のテラフォーマーズはお休みです。
原作・原案など貴家悠・橘賢一
作画服部昇大
出版社集英社
掲載サイトとなりのヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表期間2014年6月11日 - 2016年10月12日
巻数全6巻
漫画:テラフォーマーズ外伝 RAIN HARD
原作・原案など貴家悠・橘賢一
作画木村聡
出版社集英社
掲載誌ウルトラジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号2014年11月号 - 2015年3月号
巻数全1巻
話数全5話
漫画:テラフォーマーズ外伝 アシモフ
原作・原案など貴家悠・橘賢一
作画Boichi
出版社集英社
掲載誌グランドジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号2015年23号 - 2016年14号
巻数全2巻
話数全15話
漫画:テラフォーマーズ外伝 鬼塚慶次
原作・原案など貴家悠・橘賢一
作画ののやまさき
出版社集英社
掲載誌ミラクルジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号2016年1月号 - 2016年5月号
巻数全1巻
話数全5話

アニメ
原作貴家悠・橘賢一
監督浜崎博嗣
シリーズ構成ヤスカワショウゴ
脚本ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン筱雅律(メイン)、木村智
メカニックデザイン相馬洋、新妻大輔
音楽村井秀清
アニメーション制作LIDENFILMS
製作Project TERRAFORMARS
放送局TOKYO MXほか
放送期間2014年9月27日 - 12月20日
話数全13話
アニメ:テラフォーマーズ リベンジ
原作貴家悠・橘賢一
監督福田道生
シリーズ構成荒川稔久
キャラクターデザイン碇谷敦、相澤伽月
メカニックデザイン枝松聖、由利聡
音楽和田貴史
アニメーション制作LIDENFILMS
TYOアニメーションズ
製作Project TERRAFORMARS R
放送局TOKYO MXほか
放送期間2016年4月2日 - 6月25日
話数全13話
ゲーム:テラフォーマーズ 紅き惑星の激闘
ゲームジャンル3Dバトルアクション
対応機種ニンテンドー3DS
発売元フリュー
メディア3DS専用カード・ダウンロード
プレイ人数1人
発売日2015年4月2日
レイティングCERO:B(12才以上対象)
キャラクターボイスあり
映画
原作貴家悠・橘賢一
監督三池崇史
脚本中島かずき
音楽遠藤浩二
制作OLM
製作映画「テラフォーマーズ」
製作委員会
配給ワーナー・ブラザース映画
封切日2016年4月29日
上映時間109分
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメゲーム映画
ポータル漫画アニメゲーム映画

『テラフォーマーズ』(TERRA FORMARS)は、貴家悠(原作)、橘賢一(作画)による日本漫画作品。略称は「テラフォ」[1]

火星テラフォーミング用に放たれたことで人型へと進化したゴキブリ「テラフォーマー」と、それを駆除するために特殊な手術を施された人間との戦いを描いたSF漫画。

2011年、『ミラクルジャンプ』(集英社)創刊号より連載を開始し、同年6号まで掲載された(第1部)。同年、『週刊ヤングジャンプ』(同社)27号(2011年6月16日発売)にて、『ミラクルジャンプ』版の22年前のエピソードである西暦2577年が舞台の、『テラフォーマーズ1』(TERRA FORMARS ONE)[注 1]が掲載された。

2012年、『週刊ヤングジャンプ』22・23合併号より新たに『ミラクルジャンプ』版の20年後である西暦2619年を舞台にした『TERRA FORMARS テラフォーマーズ』の連載が開始された(第2部)。

2013年版『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位を獲得した。2021年11月時点でシリーズ累計部数は2200万部を突破している[2]

2014年にテレビアニメ化、OVA化[3]2016年に実写映画化された[4]

原作者・貴家悠の病気療養のため、ヤングジャンプ2017年15号より休載。2018年4月26日発売の21・22合併号より連載再開された[5]。その後、41号から49号にかけても貴家の体調不良により休載[6]。50号より連載再開されたが、52号での掲載をもって、しばらく休載することが発表された[7]

2024年3月18日、ヤングジャンプ2024年18号から連載再開となることが発表された[8]
あらすじ本作独自の用語については「#用語解説」を参照

本作品は26?27世紀という未来が舞台だが、文明の進歩が停滞してしまっているという設定のため、人々の生活は21世紀とほぼ同じレベルの描写がされている。また、人口増加や資源の枯渇・貧富の格差などに多くの国が現代以上に深刻な問題を抱えている[注 2]
テラフォーマーズ1
西暦2577年、ジョージ・スマイルズなど宇宙飛行士6名の乗組員は、国連航空宇宙局(U-NASA)の開発責任者M・K・デイヴスの指示のもと、21世紀に行われたテラフォーミングの調査および生息するゴキブリの捕獲、そして2500年以降に送られた無人機の通信途絶の原因を調査するため、有人宇宙艦バグズ1号に搭乗し、40日間の航行の末に火星に降り立つ。火星へ到着しドアを開けた直後、人間大の姿に異常進化したゴキブリに襲われ、乗組員は銃器を用いて応戦するも、歯が立たず、瞬く間に4名の乗組員は命を落とす。ジョージもゴキブリの圧倒的な力によって瀕死の重傷を負いながらも、剣によって頭部を切り落とし、腹部を切り裂くことでようやくゴキブリを倒す。切り落とした頭部を地球へ送った後、ジョージが振り返ると、そこには10数体の同種のゴキブリが待ち構えていた。帰還者0名の惨事の一切を公表しないことを決めたアレクサンドル・グスタフ・ニュートンは火星から送られてきたゴキブリの頭部を見て「我々は人間を超える」とつぶやき、孫のジョージを含めた乗組員6名に感謝しつつ、次世代へゴキブリに立ち向かった勇気を受け継がせることを誓う。
第1部 (1st MISSION - 6th MISSION〈単行本1巻〉)
西暦2599年、火星のゴキブリを駆除・清掃するために地球を発った宇宙船・バグズ2号の乗組員15名は、火星にて異常進化を遂げたゴキブリ「テラフォーマー」の襲撃に遭う。艦長ドナテロ・K・デイヴス始め小町小吉ら乗組員たちは「火星の厳しい環境下での任務遂行」の名目で受けさせられた「バグズ手術」によって昆虫人間へと変身し対抗を試みる。しかし数で勝るテラフォーマーの想像以上の力や、テラフォーマーの力を独占しようとする科学者の本多晃に唆された蛭間一郎たちの思惑に翻弄され仲間を失っていく。最終的には小吉と一郎の2名のみが、辛うじて火星を脱出する。
第2部(第1話 - 第173話〈単行本2 - 17巻〉)
バグズ2号の失敗を受け、U-NASAは長らく火星開発を凍結していた。しかし、図らずもバグズ2号の帰還の際に持ち込まれたと見られる致死率100%の火星由来の「A・Eウイルス」による被害者が増加していた。そのため火星でテラフォーマーをサンプルとして捕獲し、それによってワクチンを作るという名目で「アネックス計画」が立案される。同時期、火星探索チームの艦長となった小町小吉とバグズ2号艦長の娘で父から遺伝したバグズ能力を持つミッシェル・K・デイヴスは、生まれながらにしてバグズ能力を持つ青年・膝丸燈に出会う。A・Eウイルスの病で幼馴染を亡くした燈は、同じ病の子供を救うワクチンのためにアネックス計画に加わる。そして西暦2620年、小吉を艦長とする大型宇宙艦・アネックス1号によって100名の乗組員が火星に送り込まれた。しかしアネックス1号は着陸前からテラフォーマーの襲撃に逢い、乗組員たちは六班に別れて不時着する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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