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出典検索?: "テムズ川"
テムズ川
ロンドンのバーモンジー付近テムズ川
延長346 km
平均流量-- m³/s
流域面積12,935 km²
水源ケンブル(英語版)
水源の標高110 m
河口・合流先北海
流域イギリス
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テムズ川(テムズがわ、River Thames [t?mz][ヘルプ/ファイル])は、英国の南イングランドを流れる川であり、首都ロンドンを北海とつないでいる。代表的なエスチュアリーの入り江をつくる河川である。
日本語ではテームズ川とも表記される。ルネサンス期にギリシア語が語源であるという誤った認識が広まり、読み方を変えずにTemeseからThamesに綴りが変更されている。 タワーブリッジからロンドン塔とシティを見るタワーブリッジ周辺から眺めるテムズ川テムズ川沿いはロンドン・アイなどの建造物がライトアップされ、夜景スポットとなる(国会議事堂周辺より撮影)
流域
オックスフォード市を流れ、ウォリングフォード(英語版)、レディング、ヘンリー・オン・テムズ(英語版)、マーロウ(英語版)、メイデンヘッド、イートン、ウィンザー、そしてロンドンの順に流れていく。オックスフォードでは、テムズ川のラテン語名Thamesisを短くしたアイシス(Isis)と呼ばれている。
テムズ川は次のように流域での伝統的な郡境界線として使われている。グロースターシャーとウィルトシャー、南岸のバークシャーと北岸のオックスフォードシャー、バークシャとバッキンガムシャー、バッキンガムシャとサリー、サリーとミドルセックス、エセックスとケントの6つの境界線である。現在でもテムズ川で行政区分を設定していることが多いが、以前より少なくなってきている。
大ロンドン市にたどり着くと、ハンプトン・コート、リッチモンド、サイオン・ハウス(Syon House)、キューの横を流れ、ロンドン市内を通過し、グリニッジ、ダートフォード(英語版)を流れ、ノアと呼ばれている河口にたどり着く。ロンドンの西側の地区は時々テムズ・バレー(英語版)と呼ばれており、東側の地区はテムズ・ゲートウェイ(英語版)と呼ばれている。この2つの呼び名は地区開発業者や政策文章によく登場する。
ロンドン市内よりさらに上流、河口から90kmの距離まで、北海の潮汐の影響を受ける。ロンドンは、ローマ帝国がブリタンニア支配を本格化させつつあった西暦43年に満潮時に潮が達した地点に築かれたという逸話があるが、2000年ほどの時間の間にさらに上流まで遡るようになってしまっている。ロンドン市内では、水は海水と混ざり少し黒い色をしている。
テムズ川の主な支流は、ダレント川、レイベンズボーン川(英語版)(またの名をデプトフォード・クリーク)、フリート川、ブレント川(英語版)、リー川、ウェストボーン川、エフラ川(英語版)、ケン川、モール川、ウェイ川(英語版)、ロッドン川(英語版)、ケネット川(英語版)、テーム川(英語版)、チャーウェル川(英語版)、ウィンドラッシュ川(英語版)、コール川(英語版)、チャーン川、それにワンドル川である。
塩性湿地と干潟が広がるサウスエンド=オン=シー一帯およびメドウェー川(英語版)河口を含むテムズ河口(英語版)の南北両側はラムサール条約登録地である。一帯にはアカアシシギ、ダイゼン、ハマシギなどが生息している[2][3][4]。
洪水を防ぐためにメイデンヘッドとウィンザーの間にジュビリー川(英語版)という人工河川があり、テムズ川をつないでいる。
歴史紀元前9千年紀頃、テムズ川がライン川と合流していた状況
今から60万年前の更新世の氷期の時、47万5千年前のアングリカン氷河作用により大きく地形が変えられる前のテムズ川は、ウェールズからクラクトン・オン・シーを通り、現在では北海となっている地域を通り、ヨーロッパ大陸のライン川に流れ込む支流の一つであった。バッキンガムシャを通り、ハートフォードシャーの南、エセックス、現在ではステインズと呼ばれている地域、コルネ谷を通って、ハットフィールド、そして東にエセックスを横切り、太古のライン川に流れ込んでいた。後に現在のレア川となる谷を侵食した氷により、現在の河口に流れ込むようになった。しかし、この流れもまたハットフィールド近辺で巨大な氷によって塞がれ、セント・オールバンズの西まで到達する巨大な氷河湖となる。湖はステインズ近くで流出し、現在のロンドン中心部を通る現在の流れとなった。