この項目では、イギリスの鉄道路線網について説明しています。
1997年から2006年までこのネットワークの列車を運行していた列車運行会社については「en:Thameslink (train operating company 1997?2006)
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テムズリンク
テムズリンクで用いられる700形
基本情報
国 イギリス
起点ベッドフォード
終点ブライトン
駅数50
開業1988年
所有者ネットワーク・レール
運営者ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ
路線諸元
路線距離225 km
軌間1,435 mm
電化方式交流25,000V 架空電車線方式
直流750V 第三軌条方式
最高速度160 km/h
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テムズリンク (Thameslink) はイギリスの鉄道における列車の運行系統(系統路線名)のことである。ナショナル・レールブランドの路線網の一部を構成している。2015年時点でのテムズリンクの列車運行を担当する会社はゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ。 ロンドン都心部を南北に貫通し、ロンドンの北のベッドフォードから南部ブライトンまで、南北225km(140マイル)・50駅を結ぶ運行系統である。路線としては、ブライトン本線
概要
この路線は重要な通勤路線[1]であり、またガトウィック空港およびルートン空港へのアクセスも担う。
全線電化されているが、区間により電化方式が異なる。ロンドンより北側?ロンドン都心部にあるファリンドン駅?ムーアゲート駅では交流2万5千ボルト架空電車線方式が使用され、ファリンドン駅?ロンドンより南側では直流750ボルト第三軌条方式が使用されている。
イギリス国鉄の民営化後はゴヴィア(英語版)の子会社であるテムズリンク社(英語版)に営業権が与えられ、2006年4月1日にはファースト・キャピタル・コネクトに移管された[2]。
2014年9月にはゴヴィア・テムズリンク・レールウェイがファースト・キャピタル・コネクトの運営権を継承し、「テムズリンク」のブランド名で列車を運行している。
テムズリンク・プログラム (Thameslink 2000)詳細は「en:Thameslink Programme」を参照
1991年より、イギリス国鉄(後にレールトラック社を経てネットワーク・レール社が継承)は、特に今日の、この路線の運行会社による高く推薦された経験の見解に基づくテムズリンク路線網の拡張および改良をする計画の開発をしている。この計画はテムズリンク・プログラム (Thameslink Programme) として知られている[3]。 複雑で、長引き、頓挫した計画の過程(公式には1997年11月開始)の後に、2006年10月18日にネットワーク・レール社(現在の開発の権限主体および計画の統括主体)は、最終的に議会の許可および法的効力を受けた[4]、また工事に必要な資金の調達(2001年時点で31億ポンド、現在の見込みで35億ポンド)は2007年7月24日に認可された[5]。2007年10月24日、拡張される最初の駅であるルートン・エアポート・パークウェイで、工事が開始された。仮の完成は2015年の予定である[6][7]。
車両開業時に投入された319形
1988年の開業時には、BREL(英語版)によって新造された4両編成の交直流電車である319形が60本投入され、1990年に26本が追加されて総勢86本となった。なお、一部は1996年のコネックス・サウス・セントラル(英語版)の営業開始に際して同社に配置され、後継のサザンを経て2009年までにテムズリンクに復帰した。
増発や路線網拡大、既存車両転出などへの対応として、2002年に317形、2009年に377形、2015年に387形の導入がそれぞれ開始された。これらは基本的に319形同様4両編成の交直流電車であったが、317形は交流電車であり、北部区間でのみ使用され、2009年にテムズリンクでの運用を終えた。
2016年には、700形が営業運転を開始した。これは既存車両すべてを置き換えることを目的として2008年に調達が開始されたものであり、2019年までに8両編成60本、12両編成55本が導入された。2017年以降、テムズリンクのすべての列車が700形によって運行されている。 1988年にスノー・ヒル・トンネル
沿革
ロンドン中心部の駅を北から南へ挙げると以下のとおり。
セント・パンクラス・インターナショナル駅(ユーロスターと北部線に連絡)[9]、ファリンドン駅(ロンドン地下鉄のサークル線とメトロポリタン線に連絡)
シティ・テムズリンク駅(英語版)(地下鉄のディストリクト線・サークル線ほかと連絡する。この駅はかなり離れているセント・ポールズ駅との混同を避けるためセント・ポール・テムズリンク駅から改名された。