テトリスジャンル落ち物パズル
対応機種ゲームボーイ (GB)対応機種一覧
ニンテンドー3DS (3DS)
開発元任天堂開発第一部
発売元任天堂
プロデューサー横井軍平
ディレクター岡田智
デザイナーアレクセイ・パジトノフ
プログラマー山本雅央
音楽田中宏和
美術松岡洋史
人数1 - 2人(対戦プレイ)
メディア256キロビットロムカセット[1]
発売日 198906141989年6月14日
1989081989年8月
PAL
『テトリス』 (TETRIS) は、1989年6月14日に日本の任天堂から発売されたゲームボーイ用落ち物パズル。
アレクセイ・パジトノフによって開発され、日本国内においてもすでにBPSからパソコン各機種やファミリーコンピュータに移植された他、セガからアーケードゲームとして稼働されていた『テトリス』の初の携帯型ゲーム機への移植版となった。通信ケーブル を使用した対戦モードが追加されている事を特徴としている。
開発は任天堂開発第一部が行い、ゲームボーイ本体の基本設計などに携わったスタッフが参加しており、プロデューサーは横井軍平、ディレクターは岡田智が担当している他、音楽は『スーパーマリオランド』(1989年)を手掛けた田中宏和が担当している。
販売本数は約424万本で、ゲームボーイ用ソフト単体およびパズルゲームとしての売り上げ本数で第1位となり、ゲームボーイ本体の普及に大きく貢献した。
2011年12月28日からニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信されたが、2014年12月31日に配信を終了した。2023年2月9日から配信のNintendo Switch Online加入者向けのソフト『ゲームボーイ Nintendo Switch Online』に収録されている。 1人プレイでは「A-TYPE」と「B-TYPE」の2つのモードがあり、A-TYPEはゲームオーバーになるまでラインを消し続けてハイスコアを競うモードであるのに対し、B-TYPEは25ラインを消し終えた際のスコアを競うモードとなっている。 2人プレイでは先に一定のライン数を消すか、相手プレイヤーのブロック画面いっぱいになるまでせり上げるのを競うモードとなっており、ここで史上初めて対戦プレイの要素が導入された。 LEVELは0から9まであり、9は1番難易度が高い。 1Pがマリオ、2Pがルイージとなって相手より先に30ライン消すか、相手のブロックを先にフィールドの上まで押し上げてしまえば1ゲーム勝ちとなり、先に4ゲーム取った方が勝利となる。 本体とカートリッジが2個ずつあれば対戦が出来る。 No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式備考出典 BGMはA-TYPE、B-TYPE、C-TYPE、OFFがあり、この4種類から選択したゲームを開始する。初期型(初期のカートリッジ版)と後期型(中期以降のカートリッジ版とバーチャルコンソール版)ではA-TYPEの曲が異なっており[注 1]、ゲームボーイ版における後期型のBGMであるロシア民謡の「コロベイニキ」(以下、コロブチカ)がテトリスそのものを連想させる音楽として世界中に定着[注 2]したため、近年のテトリス作品におけるCM曲にも採用されている[注 3]。 C-TYPEではJ.S.バッハ作曲の『フランス組曲第3番ロ短調 BWV814』の「メヌエット」が使用されており、ゲームクリアBGMではチャイコフスキー作曲のバレエ音楽『くるみ割り人形』の「ロシアの踊り(トレパック)」が使用されている。
ゲーム内容
システム
ゲームモード
1-PLAYERゲーム
A-TYPEゲーム
積み上げたブロックがフィールドの最上段まで達し、次のブロックが出てくる所がつまるまで延々と続けるモード。こちらのモードのみ、規定以上の段を消す事で通常では選択できないLEVEL10以降へもレベルアップしていく。
B-TYPEゲーム
LEVEL0〜9とHIGH1〜5の組み合わせから選び、25ライン消して得点を競うモード。25ライン全てを消し終えた時点で得点を清算する。LEVEL9をクリアした時、HIGHの数値で音楽と画面が変化する[4]。
2-PLAYERゲーム
移植版
1テトリス 201112222011年12月22日
201112282011年12月28日
ニンテンドー3DS任天堂開発第一部任天堂ダウンロード
(バーチャルコンソール)-2014年12月31日配信終了[5]
2ゲームボーイ
Nintendo Switch Online 202302092023年2月9日
202302092023年2月9日
Nintendo Switch任天堂任天堂ダウンロード-[6][7][8]
音楽
使用されている任天堂のゲームタイトル
『大乱闘スマッシュブラザーズX』 - ステージの1つ「ルイージマンション」のBGMとして、A-TYPEとB-TYPEの編曲が使用されている。テトリスとは直接関係がないが、テトリスBGMとしてのコロブチカを世界中に浸透した企業の作品のため、テトリス社の商標利用許諾を受けていた。『テトリスDS』 - レコード画面や1人用モードなど、至る所で使用されている。
スタッフ
原作:アレクセイ・パジトノフ
エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥、荒川實
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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