テッラ・マリアナ十字勲章
Maarjamaa Risti teenetemark
エストニアによる賞
種別勲章
受章資格エストニアに対し、顕著な貢献をした外国人
歴史・統計
創設1995年
序列
上位国章勲章
テッラ・マリアナ十字勲章(テッラ・マリアナじゅうじくんしょう、エストニア語:Maarjamaa Risti teenetemark)は、エストニアの勲章。ソヴィエト連邦崩壊により独立を果たしたエストニアのため、1995年にレナルト・メリ大統領により制定された[1]。名称はテッラ・マリアナから取られている。この勲章はエストニアの大統領により授与されるが、自身も同勲章を受章できるため、事実上テッラ・マリアナ十字勲章頸飾が大統領の証となっている。この勲章が制定されるまでは国章勲章(エストニア語版)がその役目を務めてきた。また、2008年に頸飾が新しくなっている[2]。
主にエストニアに対して顕著な貢献をした外国人に授与され、非エストニア人に贈られる勲章としては最高位のものである。 テッラ・マリアナ十字勲章には6つの等級が存在する。最高位は頸飾であり、以下1等から5等まで制定されている。 同勲章の青色は、パントンのカラーコード(300 C)によって定められている。 略綬 いずれも現職で受章(肩書は当時) 国名前受章年月日シリアル番号
等級
5等4等3等2等1等
著名な受章者
頸飾
エストニア大統領
レナルト・メリ (任期:1992-2001)
アルノルド・リューテル (任期:2001-2006)
トーマス・イルヴェス (任期:2006-2016)
国家元首
レナルト・メリ大統領による授与 ( 1992年10月6日 ? 2001年10月8日 ) [3]
フィンランドマルッティ・アハティサーリ大統領1995年5月16日1
スウェーデンカール16世グスタフ国王1995年9月11日11
メキシコエルネスト・セディージョ大統領1995年10月27日22
デンマークマルグレーテ2世女王1995年11月28日23
チェコヴァーツラフ・ハヴェル大統領1996年2月24日37
ラトビアグンティス・ウルマニス大統領1996年10月23日39
ハンガリーゲンツ・アールパード
スロベニアミラン・クーチャン大統領1997年5月16日50
イタリアオスカル・ルイージ・スカルファロ大統領 [4]1997年5月22日51
トルコスュレイマン・デミレル大統領1997年5月20日52
リトアニアアルギルダス・ブラザウスカス大統領1997年8月20日55
ポーランドアレクサンデル・クファシニェフスキ大統領1998年4月28日72