テッシェン条約
[Wikipedia|▼Menu]

テッシェン条約
署名1779年5月13日
署名場所オーストリア領シュレージエンのテッシェン(テッシェン公国の首都、現ポーランド共和国シロンスク県チェシン
締約国ハプスブルク君主国(オーストリア)とプロイセン王国
主な内容バイエルン継承戦争講和条約
テンプレートを表示

テッシェン条約(ドイツ語:Frieden von Teschen)は、1779年5月13日に調印された、ハプスブルク君主国(オーストリア)とプロイセン王国との間の条約。
締結

オーストリア領シュレージエンのテッシェン(テッシェン公国の首都、現ポーランド共和国シロンスク県チェシン)で締結され、バイエルン継承戦争はこれによって終結した。開戦直後から両国の交渉は始まっていたが、面子にこだわったりオーストリア国内で政治の主導権争いがあったりして、かなり長期化した。ロシア帝国フランス王国の仲介もあって、10か月かけて成立した。
内容

内容は以下の通りである。

バイエルン継承戦争の終戦を確認する。

バイエルン選帝侯国プファルツ選帝侯カール4世フィリップ・テオドールが継承する。それにより、ヴェストファーレン条約の規定からプファルツにおける選帝侯の地位は消滅する。

オーストリアはイン川沿いに若干の領土をバイエルンから譲渡される。

プロイセンはアンスバッハバイロイト辺境伯領を将来併合することを認められる。

プロイセンに味方したザクセンには資金援助が与えられる。

典拠管理データベース
全般

VIAF

国立図書館

ドイツ

イスラエル

アメリカ


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:4857 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef