テセウスの船_(漫画)
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テセウスの船


ジャンル青年漫画
漫画
作者東元俊哉
出版社講談社
掲載誌モーニング
レーベルモーニングKC
発表号2017年30号 - 2019年30号
発表期間2017年6月22日 - 2019年6月27日
巻数全10巻
話数全89話
ドラマ
原作東元俊哉
脚本高橋麻紀
演出石井康晴松木彩山室大輔
音楽菅野祐悟
製作大映テレビTBSテレビ
放送局TBS系列
放送期間2020年1月19日 - 3月22日
話数全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『テセウスの船』(テセウスのふね、英語: Ship of Theseus)は、漫画家東元俊哉による日本漫画[1]講談社発行の漫画雑誌『モーニング』にて、2017年30号から2019年30号まで連載[1]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2020年2月)(使い方

1989年平成元年)6月24日北海道・音臼村の音臼小学校で児童16人、職員5人の犠牲者を出した無差別毒殺事件。自宅から凶器の青酸カリが発見されたため容疑者として逮捕された駐在所警察官・佐野文吾は一貫して否認したものの、最高裁でも死刑判決が下り収監中である。

事件から28年後の2017年、文吾の息子であり母の旧姓を名乗る田村心は1989年7月10日に生まれたため父との面識はないが、目立たないように生き「殺人犯の家族」と周囲に知られる度に引っ越しを繰り返す日陰の道を物心ついた時から歩んでいた。心の妻である由紀は、「事件には不自然な点があり冤罪の可能性がある」と励ますものの、心は妻とこれから生まれる子供の幸せを守ることだけを考えたいと答える。

だが、そんな願いも虚しく由紀は娘の未来を出産した際に死亡し、娘は義父母(由紀の両親)に引き取られることになる。心は「文吾が冤罪であれば娘は犯罪者の孫ではなくなる」との思いから、音臼小無差別殺人事件に初めて正面から向き合う決心をする。由紀が遺した事件の資料を手に、事件が起きた旧音臼村を訪れた心は、奇妙な霧に包まれる。

そして心がたどり着いたのは、1989年1月7日[注 1]、事件が起こる約半年前の音臼村だった。雪に埋もれていた少女を助けた心は、村の三島医院に少女を運んだが、現在が28年前であり、少女が自分の姉の佐野鈴であることに気づく。本来の歴史では、姉の顔は凍傷のため酷い痣ができていたが、発見が早かったため軽い霜焼けで済んでいた。

由紀の資料から、村では同じ1月7日に除草剤パラコートを誤飲して医者の次女である5歳の三島千夏が死亡することを知り、心は病院倉庫からパラコートを持ち去り歴史を変えようとする。しかし千夏は、歴史通りにパラコート中毒を起こして死亡してしまう。千夏が死ぬ前に文吾と共にいたのを見た心は、父が犯人という疑いを持つが、文吾もまた、村の人間ではなく「病院から何かを盗んでいた」との目撃証言がある心に疑いを抱く。

そんな両者の思いをよそに、文吾の妻であり心を妊娠中である佐野和子は、行く当てがない心を「娘の恩人」として駐在所に住まわせるのだった。そして、心の荷物を調べた文吾は、「平成27年」交付のありえない運転免許証を発見する(ここまで第1巻)。
登場人物
田村心(たむら しん)
28年前に北海道の小学校で発生した無差別毒殺事件において逮捕された警察官である佐野文吾の息子。死刑判決を受けながらも、なお無罪を主張する父親の冤罪を信じて、事件についての調査を行う。
田村由紀(たむら ゆき)
心の妻。
佐野文吾(さの ぶんご)
28年前に北海道の小学校で発生した無差別毒殺事件の容疑者として逮捕された元警察官。死刑判決を受けて収監中の身であるが、一貫して無罪を主張している。
田村和子(たむら かずこ)
心の母。佐野文吾の妻。
村田藍(むらた あい) / 田村鈴(たむら すず)
心の姉。
田村慎吾(たむら しんご)
心の兄。
書誌情報

東元俊哉『テセウスの船』講談社〈モーニングKC〉、全10巻
2017年09月22日発売[講 1]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-06-510310-4

2017年12月20日発売[講 2]ISBN 978-4-06-510677-8

2018年03月23日発売[講 3]ISBN 978-4-06-511105-5

2018年06月22日発売[講 4]ISBN 978-4-06-511691-3

2018年09月21日発売[講 5]ISBN 978-4-06-512881-7

2018年12月21日発売[講 6]ISBN 978-4-06-513974-5

2019年03月22日発売[講 7]ISBN 978-4-06-514962-1

2019年06月21日発売[講 8]ISBN 978-4-06-516292-7

2019年11月22日発売[講 9]ISBN 978-4-06-517756-3

2019年12月23日発売[講 10]ISBN 978-4-06-517758-7


テレビドラマ

テセウスの船
テセウスの船ロゴ
ジャンル連続ドラマ
原作東元俊哉『テセウスの船』
脚本高橋麻紀
演出石井康晴
松木彩
山室大輔
出演者竹内涼真
榮倉奈々
安藤政信
貫地谷しほり
芦名星
竜星涼
せいや霜降り明星
今野浩喜
仲本工事
白鳥玉季
番家天嵩
柴崎楓雅
上野樹里(特別出演)
ユースケ・サンタマリア
六平直政
笹野高史
麻生祐未
鈴木亮平
ナレーター鈴木亮平
音楽菅野祐悟
エンディングUruあなたがいることで
国・地域 日本
言語日本語
時代設定1989(平成元年)年1月7日 - 3月
2020(令和2年)年1月 - 3月
製作
プロデューサー渡辺良介
八木亜未
製作大映テレビ
TBSテレビ

放送
放送局TBS系列
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2020年1月19日 - 3月22日
放送時間日曜 21:00 - 21:54
放送枠日曜劇場
放送分54分
回数10
公式サイト
特記事項:
初回・最終話は25分拡大(21:00 - 22:19)。
第2話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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2020年1月19日から同年3月22日までTBS系日曜劇場」で放送された。主演は同枠初主演の竹内涼真[2]大映テレビTBSテレビの共同制作。なお、本作品の真犯人は原作とは別人となっている[3]

最終回放送後、動画配信サービスParaviにおいて特典映像「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」が配信された(前編は最終回放送直後、後編は3月29日21:00)[4]。本放送中に真犯人がTwitterアカウント「おじいさんの古い斧(@gfsoldaxe)」で心情をつぶやいていた[5]。2020年5月11日から5月23日(22日深夜)まで、TBSテレビ、IBC岩手放送テレビユー山形テレビユー福島北陸放送山陰放送RKB毎日放送長崎放送で「テセウスの船ネタバレSP」が放送された[5]
キャスト
主人公
田村心(たむら しん)〈30〉
演 -
竹内涼真[6](幼少期:高木波瑠[7])佐野文吾の息子。1989年4月26日生まれ[ep 1]東京都武蔵野市中町5-5-6-306在住[ep 2]教員免許を取るが、殺人犯の息子ということで教師になることは諦めている。妻の由紀が死んだ後、音臼小学校の跡地を訪れるが、突然濃い霧に包まれ1989年1月7日にタイムスリップする。たどり着いた1989年で文吾が本当に殺人犯なのかを調べるため、由紀の作成したノートを元に文吾に張りついて音臼小無差別殺人事件を止める決意をする。そして文吾が命の危険を冒してまで三島明音を助けようとしているのを見て、文吾は殺人犯ではないと確信する[ep 1]。1989年の文吾や和子からは「心さん」と呼ばれている。文吾が身元保証人になり音臼小学校の臨時教員になる[ep 3]。崖から捨てたノートを犯人に拾われたため、文吾にこれから起こる音臼小無差別殺人事件のこと、文吾が殺人犯として逮捕されること、心が文吾の息子だということを打ち明けるが、取り乱した文吾に駐在所を追い出される。音臼神社で文吾と和解するが、濃い霧に包まれ現代に戻ってしまう[ep 4]。2度目の過去にタイムスリップした際に真犯人に刃物で刺されて殺害されてしまった[ep 5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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