テキサス・チェーンソー_ビギニング
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テキサス・チェーンソー ビギニング
The Texas Chainsaw Massacre: The Beginning
監督
ジョナサン・リーベスマン
脚本シェルドン・ターナー
原案シェルドン・ターナー
デヴィッド・J・スコウ
製作マイケル・ベイ
トビー・フーパー
アンドリュー・フォーム
ブラッド・フラー
マイク・フレイス
キム・ヘンケル
ナレータージョン・ラロケット
出演者ジョーダナ・ブリュースター
マシュー・ボーマー
テイラー・ハンドリー(英語版)
ディオラ・ベアード(英語版)
アンドリュー・ブリニアースキー
R・リー・アーメイ
音楽スティーヴ・ジャブロンスキー
撮影ルーカス・エトリン
編集ジム・メイ
ジョナサン・チブナル
製作会社プラチナム・デューンズ
ネクスト・エンタテインメント
配給 ニュー・ライン・シネマ
角川ヘラルド映画
公開 2006年10月6日
2006年11月11日
上映時間92分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$16,000,000[1]
興行収入$51,764,406[1]
前作テキサス・チェーンソー
次作飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲
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『テキサス・チェーンソー ビギニング』(原題: The Texas Chainsaw Massacre: The Beginning)は、2006年アメリカ映画。『テキサス・チェーンソー』のヒットを受けて製作された映画だが、「ビギニング(始まり)」と題されている通り、時系列的には『テキサス・チェーンソー』の前日譚にあたる。

アメリカでは、2006年10月6日ハロウィンシーズンに公開され、週末興行成績は初登場2位を記録した。日本では2006年11月11日に公開され、全国週末興行成績は初登場11位を記録となった。

本作は『テキサス・チェーンソー』の世界観の映画であるが、内容的に1974年の『悪魔のいけにえ』により近い作品となっている。
ストーリー

1939年8月、一人の赤ん坊が食肉処理工場の血まみれの床で生まれた。その子は生まれながらの奇形児で、生肉の包装紙に包まれ、すぐにゴミ箱に捨てられた。たまたまゴミを漁っていた女に拾われた赤ん坊はトーマスと名付けられ、女の家族ヒューイット家で育てられる。

トーマスは6歳のとき、自傷性の変性顔面異常症と診断されるが、その頃から動物を殺して解体するなど異常性が際立っていた。

やがて9歳から食肉処理工場で働き始めた彼は、30歳のとき食肉処理工場が閉鎖されたショックから工場主任をハンマーで殴り殺してしまう。住む土地に異常な執着を持つヒューイット家は、逮捕に来た地元の保安官を殺害し、その人肉を食卓に並べた。かくしてヒューイット一家の殺戮が始まった。

ある男女4人が交通事故に合い、内3名が保安官の格好をしたホイト・ヒューイットのパトカーに拘束されヒューイット家に連れて行かれてしまう。そこには冷酷な殺人鬼と変貌しつつあるレザーフェイス(トーマス)が待ち構えていた。
登場人物
クリッシーと仲間達
クリッシー
本作の主人公でエリックの恋人。ベトナム戦争へ行くエリックとディーンとその恋人ベイリーの4人でドライブをしていた。ドライブの途中にバイカーのアレックスに追われるが、突如道路に現れた牛と衝突し、クリッシーのみ車外に放り出された。エリック達がホイトに連行された後、事故車に隠れていた為、モンティに車と一緒にヒューイット邸まで運ばれる。捕らわれた仲間達を救う為に一旦はヒューイット邸を離れ、バイカーのホールデンに協力を求め、再度ヒューイット邸に向かう。しかしホイトに捕まってしまい、家族の異常な光景を目撃しながら彼らを侮辱した。仲間たちが次々と殺され、自力で脱出したクリッシーはレザーフェイスに追われながら精肉所の中にある主任の車の鍵を手に入れ、その途中でパトカーを見つける。
エリック
クリッシーの恋人でディーンの兄である軍人。弟のディーンと2人でベトナム戦争へ行く途中にクリッシーに指輪をプレゼントするが、それはエリックが14個食べたお菓子のおまけだった。ドライブの途中にカードを燃やそうとしたディーンと言い争いになっていた時にアレックスに追われ、反撃しようと銃を彼女に向けるも、目の前に現れた牛と衝突し車を横転させる。怪我をしながらも生き延びていたが、現れたホイトに車に乗せられ、ヒューイット邸に拘束される。一度は脱出を試みるが、トラバサミの罠にかかったディーンの悲鳴で油断した隙にホイトに殴られ気絶し失敗に終わる。その後レザーフェイスに悪魔の手術台に運ばれ、身体を切り刻まれる。クリッシーが地下室に行き助けようとするが、身体は固定され助ける事ができず、最期はレザーフェイスにチェーンソーで胴体を切られ死亡。顔を切り刻まれ、レザーフェイスのマスクにされた。ベトナム戦争の経験があるからなのか、ホイトに捕まった後、自力で拘束を解き、ベイリーと二人でティー・レディを机で塞いだり、ホイトにショットガンを向けられた際、恐れる事なく挑発した。
ディーン
エリックの弟で18歳の青年。ベイリーの恋人。ベトナム戦争へ行こうとするエリックの事をあまり良く思っていなかった。ベトナム戦争へ行く途中にカードを燃やそうとするが、エリックに気づかれ口論となる。車が横転した時に落ちたカードをホイトに拾われ、「ディーンは誰だ?」と問われるが、エリックが「ディーンは俺です」と言って彼を庇った。ヒューイット邸で拘束された後、自分がディーンと名乗り、ホイトに腕立て伏せ20回をやらされ、軍隊式制裁を受けながらも20回をやりこなした。二人でヒューイット邸から逃げようとした際に足をトラバサミで挟まれ、身動きが取れなくなる。気絶した状態でヒューイット家の晩餐の席に座らされ、意識を取り戻した際は目の前で既に死亡したベイリーを見て涙を流した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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