テキサス・インスツルメンツ
Texas Instruments Inc.
種類公開会社
市場情報NASDAQ: TXN
日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
Texas Instruments Japan Limited種類合同会社
略称日本TI、TIJ、TI Japan
本社所在地 日本
〒108-0075
東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス
設立1968年5月
業種電気機器
代表者李 原榮 (リー ルーク)(社長)
主要株主 テキサス・インスツルメンツ
外部リンク ⇒http://www.ti.com/japan
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テキサス・インスツルメンツの本部テキサス・インスツルメンツのカリフォルニア支店
テキサス・インスツルメンツ(英: Texas Instruments Inc.、NASDAQ: TXN)は、半導体を開発・製造する世界的な企業である。本社はアメリカ合衆国テキサス州ダラスにある。略称は「TI」である。 1930年に、前身である石油探査会社ジオフィジカルサービス(GSI)としてテキサス州に設立。1951年にGSI社のエレクトロニクス部門を中心に再編成が行われ、テキサス・インスツルメンツ社と改称。1950年に世界初のシリコン型トランジスタを製品化、1954年にI.D.E.A.社とトランジスタラジオを開発、1958年に集積回路を発明、1967年に携帯型IC電卓を発明。1970年にTTL汎用ロジックICとして広く普及する7400型を発表。1973年にマイクロコントローラの特許を取得。その後、世界25ヶ国以上に製造・販売拠点を有する国際的な半導体企業であり、デジタル情報家電、ワイヤレス、ブロードバンド市場に欠かせないデジタル信号処理を行うDSPと、それに関連するアナログIC、マイクロコントローラを主力製品としている。2018年現在、アナログICの世界最大手。 1958年当時TIの研究者であったジャック・キルビーが発明したICについての基本特許の特許権を保有しており、ICが広く普及した1980年代になって日本をはじめとする著名な半導体企業(日本電気 (NEC)、日立製作所、富士通等)に対して高額な実施料を要求、特許侵害訴訟に発展した。これに対し、富士通を除く各社はTIと和解し、多額の実施料を支払うこととなったが、富士通は1991年に裁判に訴えた結果、富士通が特許を侵害していないとの判決が下された。更に裁判の中でTIが日本で保有していたキルビー特許(特許第320275号)は無効理由が存在すると判断され、日本では満了を待たず特許自体が無効となった。 また、自社製ミニコンピュータを使い、ICの発明と共に、アナログ及びディジタルIC(SSI級)用初のICテスターも開発販売した。 他にも家庭用から関数電卓まで各種の電卓を発売している。特に、TI-89 シリーズなどは、大学進学時のSATで使用が許可されているため、学生の間ではSATでの必需品と考えられている。
概要