コンスタンティノープルの城壁
イスタンブール、トルコ
東ローマ帝国時代のコンスタンティノープルと城壁。大まかに、西側を南北に走る弧状の太線がテオドシウスの城壁、同様の少し内側の細線がコンスタンティヌスの城壁、海岸線をなぞる線が海の城壁。
座標北緯41度00分44秒 東経28度58分34秒 / 北緯41.01224度 東経28.976018度 / 41.01224; 28.976018
コンスタンティノープルの城壁では、コンスタンティノープル(現トルコ、イスタンブール)を取り囲む城壁について述べる。
この地をローマ帝国の首都としたコンスタンティヌス1世の時代から、帝国の首都を守る大城壁の建築が始まり、歴史上、数多くの城壁や防衛施設が築かれた。
この中には古代の築城様式を残す貴重な建築が含まれており、また全体を見れば歴史上、最も複雑で精巧に構成された防衛設備であるといえる。目次
1 概要
2 陸上の城壁
2.1 前史と記録上の城壁
2.1.1 ビュザンティオンの城壁
2.1.2 セウェルスの城壁
2.2 コンスタンティヌスの城壁
2.2.1 城門
2.3 テオドシウスの城壁
2.3.1 城壁線と地勢
2.3.2 構造
2.3.3 城門
2.3.3.1 第一軍門
2.3.3.2 黄金の門
2.3.3.3 イェディクレ要塞
2.3.3.4 クセロケルコス門
2.3.3.5 第二軍門
2.3.3.6 泉の門
2.3.3.7 第三軍門
2.3.3.8 レギオンの門
2.3.3.9 第四軍門
2.3.3.10 聖ロマノスの門
2.3.3.11 第五軍門
2.3.3.12 カリシウスの門
2.3.3.13 小門
2.3.3.14 ケルコポルタ
2.3.4 城壁の評価とその後
2.4 ブラケルナエの城壁
2.5 現代の保存と再建事業